ジェニファー・ロペス&アレックス・ロドリゲス、子どもたちが作ったボードを掲げて抗議デモで行進!

『ハスラーズ』などに出演し、女優や歌手として活躍する“ジェイロー”ことジェニファー・ロペスが、婚約者で元MLB選手のアレックス・ロドリゲスとともに、人種差別反対を訴える抗議デモに参加した様子を自身のインスタグラムで公開した。

▲抗議デモで行進するジェニファー・ロペス(左)、アレックス・ロドリゲス(右)
ジェニファー・ロペスのインスタグラム(jlo)より

黒人に対する人種差別の撤廃を訴える「ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter=黒人の命は大切だ)」のムーブメントが拡大する中、ジェイローとアレックスは、ロサンゼルスで行われた抗議デモに参加。

公開された動画では、ジェイローは「BLM(ブラック・ライヴズ・マター)」「もうたくさんだ(#Enough Is Enough)」、アレックスは「ブラック・ライヴズ・マターのために声を上げよう(LET’S GET LOUD for BLACK LIVES MATTER)」と書かれたサインを掲げ、「No justice, no peace!(正義なくして平和はない!)」と叫びながら行進する様子が収められている。

2人が掲げているボードは、ジェイローの子どもで12歳の双子、エメとマックスが作ってくれたとのこと。ジェイローは子どもたちと人種差別について話し合ったようで、「私たちは、一人の人間に正義がなければ、誰にも正義はないということを話したわ。この国は、すべての人のための自由と正義の信念の上に築かれている。自分たちが信じるもののために立ち上がり、この世界の不正と闘わなければならない。だから私たちは、変化が起きるまで平和的に抗議することを続けるわ」とつづっている。

アレックスも、ジェイローと手を繋いで行進している姿を自身のインスタグラムで公開。「ロサンゼルスの皆さんと平和的な抗議運動に参加できて嬉しい。一緒に行進し、とても大切なメッセージを分かち合えることを誇りに思っている」とコメントしている。

▲アレックス・ロドリゲスのインスタグラム(arod)より

女優や歌手としてだけでなく、プロデューサー、ファッションデザイナー、起業家など、幅広いジャンルで活躍しているジェイロー。女優としては、これまでに『セレナ』(1997)、『ザ・セル』(2000)、『ウェディング・プランナー』(2001)、『メイド・イン・マンハッタン』(2002)、『Shall We Dance? シャル・ウィ・ダンス?』(2004)、『PARKER/パーカー』(2013)、『ジェニファー・ロペス 戦慄の誘惑』(2015)など数々の作品に出演。シンガーとしては、デビューアルバム「On The 6」(1999)が全世界で700万枚を売り上げる大ヒット、2作目となるアルバム「J.LO」(2001)も全米ビルボードチャート1位を獲得し、CDの歴代セールスは5500万枚を記録している。今年2月には、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の王座決定戦、第54回スーパーボウルのハーフタイムショーに出演した。

今年2月に公開された『ハスラーズ』では、トップダンサーのラモーナ役を好演し、第77回ゴールデン・グローブ賞助演女優賞にノミネートされた。今年は、オーウェン・ウィルソン共演のラブコメディ『Marry Me』(原題)が全米公開予定だ。