『(500)日のサマー』、『インセプション』などで知られるジョセフ・ゴードン=レヴィットが、自身が出演した映画『恋のからさわぎ』の公開から22年を迎えたことをインスタグラムで報告した。
▲(左から)ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ヒース・レジャー、ジュリア・スタイルズ、ラリサ・オレイニク
ジョセフ・ゴードン=レヴィットのインスタグラム(hitrecordjoe)より
1999年公開の映画『恋のからさわぎ』は、『ダークナイト』のジョーカー役で知られ、2008年に急性薬物中毒によりこの世を去ったヒース・レジャーが19歳の時に初主演を務めた青春ラブコメディ。
映画公開から22年、本作に出演したジョセフは、共演者のヒース、『ボーン』シリーズに出演したジュリア・スタイルズ、ドラマ「おまかせアレックス」で知られるラリサ・オレイニクとの懐かしい写真を投稿した。
アニバーサリーをお祝いしたジョセフは、「『恋のからさわぎ』が1999年の今日、3月31日に公開された。あの夏を忘れることはないだろう。素晴らしい人たちと一緒にこの映画を作った。あの時は最高だった。20年以上も前だなんて信じられないよ」と感慨深げにつづっている。
シェイクスピアの喜劇「じゃじゃ馬ならし」を現代的にアレンジした本作。転校生のキャメロン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、学校のアイドル的存在のビアンカ(ラリサ・オレイニク)に一目惚れし、彼女をデートに誘おうとするが、ビアンカは姉のカトリーナ(ジュリア・スタイルズ)がデートをしない限り誰ともデートをしてはいけないと父親に約束させられていた。キャメロンは学校のはみ出し者パトリック(ヒース・レジャー)を雇い、カトリーナをデートに誘い出そうとするが…。
本作はジョセフにとって思い出深い一作のようで、昨年も映画が公開された記念日にキャストたちの写真を自身のTwitterに投稿。「僕たちはみんなが友人で、夏の間はずっと一緒にたくさんの時間を過ごした。この映画に出演した素晴らしい思い出は愛に他ならない」とコメントしていた。
現在40歳のジョセフは、子役としてキャリアをスタートさせ、1992年に『リバー・ランズ・スルー・イット』でスクリーンデビュー。サスペンス映画『BRICK ブリック』(2005)で注目され、『(500)日のサマー』(2009)と『50/50 フィフティ・フィフティ』(2011)でゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。その後、クリストファー・ノーラン監督の『インセプション』(2010)、『ダークナイト ライジング』(2012)、スティーブン・スピルバーグ監督の『リンカーン』(2012)、オリバー・ストーン監督の『スノーデン』(2016)などの話題作に出演。2013年には『ドン・ジョン』で初監督を務めた。最近は、『シカゴ7裁判』(2020)などに出演している。
このほかの出演作は、『G.I.ジョー』(2009)、『LOOPER/ルーパー』(2012)、『ザ・ウォーク』(2015)、『7500』(2019)、『プロジェクト・パワー』(2020)など。待機作は、Apple TV+で配信予定のコメディドラマ「ミスター・コーマン(原題)」などがある。