マーク・ハミル、病気と闘う子供たちに『スター・ウォーズ』の絵本を読み聞かせ!

『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルが、病気と闘う子供たちを支援するキャンペーンに参加したことをインスタグラムで報告した。

▲マーク・ハミル(左奥)
マーク・ハミルのインスタグラム(hamillhimself)より

マークは、米ロサンゼルスにある小児病院、チルドレンズ・ホスピタル・ロサンゼルスで実施される毎年恒例の募金キャンペーン「メイク・マーチ・マター(Make March Matter)」に参加。治療を受けている子供たちとリモートで交流した。

「バットマン」のアニメ作品のジョーカー役など声優としても有名なマークは、子供たちに絵本の読み聞かせを披露。『スター・ウォーズ』の父ダース・ベイダーと息子ルークの日常を描いたジェフリー・ブラウンによる絵本「ダース・ヴェイダーとルーク(4才)」を子供たちと一緒に楽しんだ。インスタグラムでは、絵本にも登場している、映画シリーズでレイア姫がルークに言う「ストームトルーパーにしては背が低いわね」という台詞についてマークが語る場面が公開されている。

▲マーク・ハミルのインスタグラム(hamillhimself)より

Q&Aでは、少年から「フォースとライトセーバー、もしどちらかを選ぶとしたらどうするの?」という質問も。マークは少し迷いつつ「たぶんフォースを選ぶよ。スピリチュアルで魔法のような能力だからね。ライトセーバーは戦うための武器だ。戦いたいとは思わないよ」と答えている。

▲マーク・ハミルのインスタグラム(hamillhimself)より

さらにマークは、今年3月に家族に加わった愛犬モリーも子供たちに紹介。インスタグラムのキャプションで「病院にいると家族やペットが恋しくなることもあるから、モリーを登場させるべきだと思ったんだ」とつづり、「僕を迎えてくれた子供たちに感謝しているよ!」とお礼のコメントを投稿した。

▲マーク・ハミル&愛犬モリー
マーク・ハミルのインスタグラム(hamillhimself)より

キャンペーンのインスタグラムアカウント(makemarchmatter)では、マークが絵本の読み聞かせでダース・ベイダーやルークを演じたり、ヨーダやジョーカーの声を披露している姿を見ることができる。チルドレンズ・ホスピタル・ロサンゼルスは、「マーク(そして愛犬のモリー)、子供たちを笑顔にしてくれてありがとう!」と感謝のメッセージをインスタグラムで発信している。

現在69歳のマークは、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)で主人公ルーク・スカイウォーカーに抜擢され、続く『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)に出演。新シリーズ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)でも同役で登場した。声優としても活躍しており、アニメーション映画『バットマン マスク・オブ・ファンタズム』(1993)ではジョーカー役を演じ、アニー賞にノミネート。さらに『バットマン・ザ・フューチャー 甦ったジョーカー』(2000)でも同賞にノミネートされた。近年はホラー映画『チャイルド・プレイ』(2019)のチャッキー役の声を担当した。