トム・ハンクスの妻リタ・ウィルソン「どれほど感謝しているか…」夫婦の新型コロナ感染から1年

『フォレスト・ガンプ/一期一会』などで知られるトム・ハンクスの妻で女優&シンガーのリタ・ウィルソンが、夫婦が新型コロナウイルスに感染してから1年を迎えたことをインスタグラムで報告した。

▲リタ・ウィルソン(左)、トム・ハンクス(右)
リタ・ウィルソンのインスタグラム(ritawilson)より

昨年3月12日、トムは、エルヴィス・プレスリーの伝記映画の制作ために訪れていたオーストラリアで、自身と妻のリタが新型コロナに感染したことをSNSで公表。それから1年、リタは回復直後に撮影した夫婦ショットを投稿し、ウイルスに感染した昨年を振り返っている。

滞在中だったオーストラリアのオペラハウスで撮った写真も公開したリタは、「1年前の今日、私はシドニー・オペラハウスを楽しんでいた。翌日、ひどい疲れと痛みを感じ始め、2日後に新型コロナウイルスで入院した」と、新型コロナの症状についてつづった。

▲リタ・ウィルソンのインスタグラム(ritawilson)より

「健康でいられることをどれほどありがたいと思っているか、(オーストラリアの)クイーンズランド州で治療を受けられてどれほど感謝しているか伝えたい。そして、このウイルスで愛する人を失った一人一人の悲しみを分かち合いたいと思う。多くの人がワクチンを接種することができますように」と想いを込めた。

今年3月に新曲「Hello World」をリリースしたリタは、コラボ相手とリモートでレコーディングや楽曲制作をしたという。「音楽を作ることが私の人生の一部のままであることを当たり前だとは思わない。この1年は音楽にとても癒されてきた。そのことにも感謝している」と心境の変化もつづっている。

昨年3月、新型コロナから回復したトムは自身のインスタグラムで、「リタと私は、私たちの世話をしてくれるオーストラリアの全ての人に感謝している。私たちは新型コロナに感染し、隔離されているので、誰にもうつすことはありません」とコメントし、「一日一日を着実に過ごしている」と伝えていた。2人はその後、治療の研究のために自身の血しょうを医療機関に提供したことを報告している。

現在64歳のトムは、主演を務めたNetflix映画『この茫漠たる荒野で』が今年2月に配信されたばかり。最新作となるSF映画『Bios(原題)』は、今年8月に米国公開を予定している。現在は、2022年6月米国公開予定のエルヴィス・プレスリーの伝記映画を撮影中。このほか、ディズニーの実写映画『ピノキオ(原題)』などに出演予定だ。

現在64歳のリタは、『めぐり逢えたら』(1993)、『プリティ・ブライド』(1999)など多数の作品に出演。歌手としても活動しており、2012年にデビューアルバム「AM/FM」をリリースした。映画プロデューサーとしても活躍している。