トム・ホランド「これが流行り」オンライン取材ではズボンを履かない!?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のピーター・パーカー/スパイダーマン役で知られるトム・ホランドが、オンライン取材中の親近感が湧く姿をインスタグラムで公開した。

▲トム・ホランドのインスタグラム(tomholland2013)より

新型コロナウイルスの流行により在宅勤務が増え、今ではオンライン会議の実施も珍しくなくなったが、ハリウッド映画界も然り。ビデオ通話アプリを使って取材を受けたり、TV番組のリモート出演が増加している。

そんな中、インスタグラムのストーリーを更新したトムは、オンライン形式で取材を受けている姿を公開。上半身はブラックのスーツ姿でばっちりきめ、真剣な表情で取材に応じているトム。隣にはプロ仕様の照明器具も設置されているが、下半身は…ズボンを履いていない!

主演映画『チェリー』(原題)がApple TV+で3月12日に配信スタート、現在は『スパイダーマン』シリーズ第3弾を撮影中、複数の新作映画の公開も控える多忙なトム。カメラに映らない脚はリラックスさせているようだ。これが普段の姿なのかジョークなのかはわからないが、公開されたフォトには「オンライン形式の取材はこんな感じ」「これが流行り」とコメントを添えている。

そんなトムは最近、米メディア「Variety」のポッドキャスト番組「Variety’s Awards Circuit」にリモート出演。インタビューにて『スパイダーマン』シリーズ第3弾の詳細について聞かれたトムは、「本当に何も言えないんだ…」と内容を一切明かさなかったものの、「この作品は、今までで最も野心的な単独のスーパーヒーロー映画」「こんな単独のスーパーヒーロー映画は観たことがない」と自信をのぞかせている。

今年2月初めには、『スパイダーマン』シリーズ第3弾の撮影現場のフォトをインスタグラムで公開。大きな撮影を終え、スーツ姿のフォトを投稿したトムは、「今日は間違いなく僕のキャリアのハイライトの一つだった」とキャプションにつづり、ファンの期待がますます高まっている。

▲弟のハリー・ホランド(上)、スーツ姿のトム・ホランド(下)
トム・ホランドのインスタグラム(tomholland2013)より

『スパイダーマン』シリーズ第3弾は、前2作に続きジョン・ワッツ監督がメガホンをとり、MJ役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブ・バタロンらが続投するほか、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチが出演。さらに、2014年公開の『アメイジング・スパイダーマン2』で悪役のエレクトロ役を演じたジェイミー・フォックスも同役で参戦するようだ。同作は、12月17日に米国公開予定だ。

現在24歳でイギリス出身のトムは、『リトル・ダンサー』の舞台版「ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー」(2008)でデビューし、『インポッシブル』(2012)で映画デビュー。『わたしは生きていける』(2013)、『白鯨との闘い』(2015)などを経て、MCUのピーター・パーカー/スパイダーマン役に抜擢され、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で初登場した。MCUの映画シリーズでは『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)で主演を務め、シリーズ第2弾『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)、MCUのヒーローが集結する『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でも同役を演じた。

このほかの出演作は、『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(2016)、『エジソンズ・ゲーム』(2019)、『ドクター・ドリトル』(2020)、『2分の1の魔法』(2020/声の出演)、『悪魔はいつもそこに』(2020)など。待機作には、『スパイダーマン』シリーズ第3弾のほか、『アベンジャーズ』シリーズのアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が監督を務める『チェリー』(原題/3月12日よりApple TV+にて配信)、デイジー・リドリー共演の『カオス・ウォーキング』(原題/3月5日米国公開予定)、人気ゲームの映画化となる『アンチャーテッド』(原題/2022年2月11日米国公開予定)がある。