マシュー・マコノヒー、少年時代のミスターコン優勝はウソ!?「43年間、リトル・ミスター・テキサスだった…」

『ダラス・バイヤーズクラブ』、『インターステラー』などで知られるマシュー・マコノヒーが、43年前にキッズコンテストに出場した思い出の少年時代の写真をインスタグラムで披露した。

▲マシュー・マコノヒーのインスタグラム(officiallymcconaughey)より

現在51歳のマシューは、8歳だった頃のかわいらしい子供時代のフォトを公開。1977年に地元、米テキサス州で行われたコンテスト「リトル・ミスター・テキサス」に参加し、賞に輝いたマシューがトロフィーを手にキュートな笑顔を浮かべている。

見事、リトル・ミスター・テキサスの称号を手にしたと思いきや、トロフィーのプレートには「準優勝(RUNNER-UP)」の文字が。マシューは長らく自分がコンテストで優勝したと思い込んでいたようで、キャプションに「43年間、僕はリトル・ミスター・テキサスだった…そうじゃなくなるまで」と、もの悲しそうにつづっている。

▲マシュー・マコノヒーのインスタグラム(officiallymcconaughey)より

昨年10月、35年間にわたる日記をもとに執筆した回想録「Greenlights」(原題)を出版したマシューは、トーク番組「ザ・ケリー・クラークソン・ショー」に出演。回想録でも詳しくつづっている、リトル・ミスター・テキサスにまつわるエピソードを語っている。

▲回想録「Greenlights」の発売を告知するマシュー
マシュー・マコノヒーのインスタグラム(officiallymcconaughey)より

「当時8歳だった僕は、テキサス州バンデラに行って、馬に乗ったり、いろんな質問に答えたりして…そしたらトロフィーをもらった。それしか覚えてないんだ」と振り返ったマシュー。「2年ほど前に昔の写真のファイルを見ていたら、その時のコンテストの写真を見つけた。僕は『ほら、これがリトル・ミスター・テキサスさ!』って得意げだったんだけど、あるものが目に留まった。ネームプレートをよく見ると、“準優勝”って刻まれていたんだよ!」と、母ケイがついた嘘により、長年コンテストで優勝したと信じ込んでいたという。

真実を知ったマシューは、続けて「母は『他の子が優勝したわ。でも、あの家族は超お金持ちで、子供に良いスーツを買ってあげられるほどリッチだったの。私たちはそんな余裕がなかったから、あの家族はズルしていたのよ!』って言ってたよ(笑)」と、笑いながら語っている。

マシューは、リチャード・リンクレイター監督の青春映画『バッド・チューニング』(1993)で映画デビュー。『悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス』(1994)、『ボーイズ・オン・ザ・サイド』(1995)などを経て、ジョエル・シュマッカー監督によるサスペンスタッチのヒューマンドラマ『評決のとき』(1996)で主人公を演じて注目される。『コンタクト』(1997)や『アミスタッド』(1997)で若手実力派の俳優として地位を固めると、『リンカーン弁護士』(2011)、『マジック・マイク』(2012)、『MUD -マッド-』(2012)、『インターステラー』(2014)などの演技で批評家からも賞賛される。『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)では、エイズで余命30日だと医師から宣告される主人公を演じ、アカデミー賞主演男優賞とゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)を受賞。近年では、ガイ・リッチー監督のアクション映画『ザ・ジェントルメン』(原題/2019)で主演を務めている。

そのほかの出演作は、『エンジェルス』(1994)、『ニュートン・ボーイズ』(1998)、『ウェディング・プランナー』(2001)、『10日間で男を上手にフル方法』(2003)、『恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜』(2006)、『バーニー/みんなが愛した殺人者』(2011)、『ペーパーボーイ 真夏の引力』(2012)、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)、『SING/シング』(2016/声の出演)、『ダークタワー』(2017)、『セレニティー:平穏の海』(2019)などがある。