マシュー・マコノヒー夫妻、11万枚のマスクを地元テキサスの病院へ配達!

『ダラス・バイヤーズクラブ』、『インターステラー』などで知られるマシュー・マコノヒーが、妻で元モデルのカミラ・アルヴェスとともに、11万枚のマスクを地元の米テキサス州の病院へ届けたことを自身のインスタグラムで明かした。

▲マシュー・マコノヒー(右)、妻のカミラ・アルヴェス(左)
マシュー・マコノヒーのインスタグラム(officiallymcconaughey)より

新型コロナウイルスの感染拡大が依然として続く中、マシューは妻のカミラとともに、故郷テキサス州の病院へ11万枚のマスクをトラックで配達したことを報告。マスクを届けに出発する直前の夫婦の写真を公開した。

公開された写真では、2人はマスクをしており、トラックの荷台と後部座席には、マスクが入ったたくさんの段ボールが積まれている。

この11万枚のマスクは、自動車ブランド「リンカーン(Lincoln)」の寄付によるもの。リンカーンのイメージモデルを務めているマシューは、「11万枚のマスクを寄付してくれたリンカーンに感謝。僕とカミラは、マスクを必要としているテキサス中の病院へ届けに行ったよ」と投稿している。

マシューとカミラは2012年に結婚し、2人の間には、長男で11歳のリーヴァイ、長女で10歳のヴィダ、次男で7歳のリビングストンがいる。夫妻は慈善活動に積極的で、4月には子どもたちと一緒に、テキサスの高齢者施設で自主隔離生活を送る入所者たちのために、ビデオ通話によるバーチャルビンゴ大会を開催した。

5月25日に迎えたメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)には、カミラが家族写真をインスタグラムで公開している。

▲(左上から時計回りに)カミラ・アルヴェス、長女のヴィダ、マシュー・マコノヒー、次男のリビングストン、長男のリーヴァイ
カミラ・アルヴェスのインスタグラム(camilamcconaughey)より

マシューは、リチャード・リンクレイター監督の青春映画『バッド・チューニング』(1993)で映画デビュー。『悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス』(1994)、『ボーイズ・オン・ザ・サイド』(1995)などを経て、ジョエル・シュマッカー監督によるサスペンスタッチのヒューマンドラマ『評決のとき』(1996)で主人公を演じて注目される。『コンタクト』(1997)や『アミスタッド』(1997)で若手実力派の俳優として地位を固めると、『リンカーン弁護士』(2011)、『マジック・マイク』(2012)、『MUD -マッド-』(2012)、『インターステラー』(2014)などの演技で批評家からも賞賛される。『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013)では、エイズで余命30日だと医師から宣告される主人公を演じ、アカデミー賞主演男優賞とゴールデン・グローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)を受賞。近年では、ガイ・リッチー監督のアクション映画『ザ・ジェントルメン』(2020)で主演を務めている。

そのほかの出演作は、『エンジェルス』(1994)、『グローリー・デイズ 旅立ちの日』(1995)、『ローンスター 真実の囁き』(1996)、『小さな贈りもの』(1996)、『ニュートン・ボーイズ』(1998)、『ウェディング・プランナー』(2001)、『10日間で男を上手にフル方法』(2003)、『恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜』(2006)、『バーニー/みんなが愛した殺人者』(2011)、『ペーパーボーイ 真夏の引力』(2012)、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)、『SING/シング』(2016/声の出演)、『ダークタワー』(2017)、『セレニティー:平穏の海』(2019)などがある。