人気司会者エレン・デジェネレス、新型コロナ感染を公表「ホリデーシーズンの後にお会いしましょう」

人気トーク番組「エレンの部屋」の司会でおなじみのコメディアン、エレン・デジェネレスが、新型コロナウイルスに感染したことをインスタグラムで公表した。

▲エレン・デジェネレスのインスタグラム(theellenshow)より

12月10日、エレンは声明文をインスタグラムで発信し、新型コロナの検査で陽性反応が出たことを報告。「皆さん、こんにちは。私が新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことをお伝えします。幸い、現在は元気です。濃厚接触者は通知を受けており、私は適切なCDC(疾病予防管理センター)のガイドラインに従っています。ホリデーシーズンの後にお会いしましょう。どうか健康に過ごし、安全でいてください」と伝えた。

▲エレン・デジェネレスのインスタグラム(theellenshow)より

その後、エレンは愛犬ウォーリーを抱きしめたフォトを投稿。「皆さん、温かいメッセージをありがとう。とても励みになってるよ。ウォーリーも支えてくれている」とつづり、元気な姿を披露した。

米メディア「Deadline」によると、「エレンの部屋」の制作は来年1月に再開される。エレンは今年の夏、同番組の制作現場でハラスメントや差別発言などが横行していることを番組スタッフから告発され、騒動に発展して注目を集めた。

現在62歳のエレンは、スタンダップ・コメディアンとしてキャリアをスタートさせ、『コーンヘッズ』(1993)で映画デビューを果たした。シットコム「Ellen」(原題/1994〜1998)に出演後、ホストを務めるトーク番組「エレンの部屋」(2003〜)で絶大な人気を獲得。2003年と2013年のアカデミー賞授賞式では司会を務めた。ピクサーのアニメーション映画『ファインディング・ニモ』(2003)では、主人公たちと冒険を繰り広げるドリー役の声を担当。ドリーを主人公とした続編『ファインディング・ドリー』(2016)でも同役を続投した。脚本家やプロデューサーとしても活躍している。