ジェフ・ブリッジス「気分がいい。頭を剃った」悪性リンパ腫公表から2か月、元気な姿を公開

『ビッグ・リボウスキ』や『トゥルー・グリット』などに出演し、10月に悪性リンパ腫と診断されたことを公表したジェフ・ブリッジスが、元気な姿をインスタグラムで公開した。

▲ジェフ・ブリッジスのインスタグラム(thejeffbridges)より

悪性リンパ腫をインスタグラムで公表してから2ヶ月後、治療中のジェフは頭を剃った姿を披露し、リクライニングチェアに腰掛け、新たに家族として迎えた子犬を膝の上に乗せているフォトを投稿。屋外でリラックスしている、笑顔を浮かべた元気な姿を見せた。

12月4日に71歳になったばかりのジェフは、近況について「気分がいい。頭を剃った。モンティーという子犬を迎え入れた。誕生日を迎えた71歳の男だよ」とコメント。この投稿には、映画で共演したジュリアン・ムーア、ミシェル・ファイファー、ヘイリー・スタインフェルドら俳優仲間がハートの絵文字で反応し、エールを送っている。

10月19日、ジェフは自身のインスタグラムで「リンパ腫と診断された。深刻な病気だけど、素晴らしい医療チームに恵まれて幸運だと感じている。そして、予後は良好だ。治療を開始していて、回復の経過を投稿し続けるよ」と報告。その後、治療中の姿を公開し、「連絡をくれてどうもありがとう。みなさんから励ましの言葉や愛をもらえて嬉しいよ!」と感謝の気持ちを伝えていた。ジェフのオフィシャルウェブサイトでは、自身の想いを直筆でつづったメッセージが公開されている。

▲ジェフ・ブリッジスのインスタグラム(thejeffbridges)より

ジェフは、1970年に本格的に映画デビュー。『ラスト・ショー』(1971)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、『サンダーボルト』(1974)でも同賞の候補になった。その後、『キングコング』(1976)、『トロン』(1982)、『フィッシャー・キング』(1991)、『ビッグ・リボウスキ』(1998)、『アイアンマン』(2008)などの話題作に多数出演。カントリーシンガーを熱演した『クレイジー・ハート』(2009)では、5度目のノミネートでアカデミー賞主演男優賞に輝いた。以降も、『トゥルー・グリット』(2010)、『最後の追跡』(2016)でアカデミー賞ノミネートを果たしている。

主な出演作には、『スターマン/愛・宇宙はるかに』(1984)、『隣人は静かに笑う』(1998)、『ザ・コンテンダー』(2000)、『ヤギと男と男と壁と』(2009)、『トロン:レガシー』(2010)、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)、『さよなら、僕のマンハッタン』(2017)、『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)などがある。