ヒュー・ジャックマン、『X-MEN』ウルヴァリン役のオーディションは「20秒くらいだった」懐かしの映像が公開!

マーベル・コミック原作の映画『X-MEN』シリーズでおなじみのヒュー・ジャックマンが、同作で演じたウルヴァリン役のオーディション秘話をトーク番組で明かした。番組内容の一部が、ヒューと同番組のインスタグラムで紹介されている。

▲『X-MEN』のオーディションに参加したヒュー
「ザ・トゥナイト・ショー」のインスタグラム(fallontonight)より

ヒューは、ジミー・ファロンがホストを務める人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー(The Tonight Show)」にゲストとしてリモート出演。代表作『X-MEN』シリーズの第1作の公開から今年で20周年を迎え、ジミーは1999年に行われた同作の懐かしいオーディション映像を番組で紹介した。

オーディション映像では、若かりし頃のヒューが右手を握り締め、ウルヴァリンの爪を彷彿させるポーズも。これを見たヒューは「ウルヴァリンというより、ちょっとマジシャンみたいだね」と笑って懐かしんだ。

▲「ザ・トゥナイト・ショー」のインスタグラム(fallontonight)より

▲ヒュー(左)と番組司会のジミー・ファロン(右)
「ザ・トゥナイト・ショー」のインスタグラム(fallontonight)より

当時を振り返ったヒューは「部屋に入った時、自分はウルヴァリン役を演じないだろうと確信した。奇妙なオーディションだったよ。(ウルヴァリン役は)ダグレイ・スコットに決まっていて、彼は『ミッション:インポッシブル2』の撮影で忙しかった。でも、みんなそのことは解決すると思っていた」とコメント。

▲「ザ・トゥナイト・ショー」のインスタグラム(fallontonight)より

オーディションは、ウルヴァリン役に決定していたダグレイが出演できない場合に備えた製作会社の代替案だったとのことで、ヒューは「運を天に任せるような感じだったよ。きっとそれがオーディションをするベストな方法だった」と答えている。

さらにヒューは、「オーディションは全部で20秒くらいだったと思う。それほど長くかからなかった」と明かし、司会者のジミーを驚かせた。

番組内でヒューは、『X-MEN』にアシスタントとして携わっていた、現在はマーベル・スタジオの社長を務めるケヴィン・ファイギとのエピソードも語っている。

『X-MEN』公開後、ヒューは、続く『X-MEN2』(2003)、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)、『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)、さらにウルヴァリンを主人公としたスピンオフシリーズ『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)、『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)、『LOGAN/ローガン』(2017)に出演。同役を約17年間務め、見事に演じきった。

『X-MEN』シリーズのほか、ヒューは、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(2012)でジャン・バルジャン役を演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネート、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞。舞台でも活躍しており、2004年にはブロードウェイ「ザ・ボーイ・フロム・オズ」でトニー賞ミュージカル部門主演男優賞に輝いた。

そのほかの出演作は、『ニューヨークの恋人』(2001)、『ソードフィッシュ』(2001)、『プレステージ』(2006)、『タロットカード殺人事件』(2006)、『彼が二度愛したS』(2008)、『リアル・スティール』(2011)、『プリズナーズ』(2013)、『チャッピー』(2015)、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(2015)、『イーグル・ジャンプ』(2016)、『グレイテスト・ショーマン』(2017)、『フロントランナー』(2018)など。待機作には、11月13日公開予定のアニメーション映画『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』(声の出演)などがある。