ヒュー・ジャックマン「感謝の気持ちと愛で胸がいっぱい」父が母国オーストラリアの父の日に死去

映画『X-MEN』シリーズのウルヴァリン役でおなじみのヒュー・ジャックマンが、父クリス・ジャックマンが死去したことを自身のインスタグラムで明らかにした。

▼ヒュー・ジャックマン(左)、父クリス・ジャックマン(右) ヒュー・ジャックマンのインスタグラム(thehughjackman)より ※2020年6月21日投稿

ヒューは、母国オーストラリアの父の日である9月5日に父クリスが亡くなったことを発表。米メディア「People」によると、クリスは84歳でこの世を去った。

▼9月17日公開の最新作『レミニセンス』予告編

クリスの写真を投稿し、ヒューは「オーストラリアの父の日の深夜、父は安らかに息を引き取りました。深い悲しみを感じる一方、感謝の気持ちと愛で胸がいっぱいです」と追悼。「父は一言でいうと、類いまれな存在でした。彼は家族、仕事、そして信仰に人生を捧げました」と伝えている。「ありがとう」というキャプションを付けた思い出の2ショットもストーリーにアップした。

▼父クリス・ジャックマン ヒュー・ジャックマンのインスタグラム(thehughjackman)より

▼ヒュー・ジャックマンのインスタグラム(thehughjackman)より

長年の友人で俳優仲間のライアン・レイノルズは「彼に会えて僕は幸運だった」と追悼のメッセージを送っている。

イギリスからオーストラリアに移住した両親のもとに、5人きょうだいの末っ子として生まれたヒュー。8歳の時に両親が離婚し、その後は父クリスに育てられた。昨年6月21日のアメリカでの父の日、クリスとの2ショットをアップしたヒューは、「父は僕に、どんな時でも約束を守るようにと教えてくれた。もっといい選択肢、もっと自分のためになるいいことがあったとしても。約束に忠実でいよう」と、父からの教えをつづっていた。

現在52歳のヒューは、1994年にTVドラマで俳優デビュー。SFアクション『X-メン』(2000)で主人公ローガン/ウルヴァリン役に抜擢され、同作は大ヒットを記録。『ウルヴァリン』シリーズの『LOGAN/ローガン』(2017)まで全9作に同役で出演した。そのほかの主な出演作は、『ニューヨークの恋人』(2001)、『プレステージ』(2006)、『リアル・スティール』(2011)、『レ・ミゼラブル』(2012)、『プリズナーズ』(2013)、『グレイテスト・ショーマン』(2017)、『バッド・エデュケーション』(2019)などがある。

最新作となるレベッカ・ファーガソン共演のSFサスペンス大作『レミニセンス』は、2021年9月17日に公開。12月からスタートするブロードウェイミュージカル「ザ・ミュージック・マン(原題)」も控えている。