藤井道人「何かの間違いじゃないかと驚いた」監督に抜擢!『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』特報映像&メインビジュアル

「攻殻機動隊」シリーズ史上初となるフル3DCGアニメーションで、神山健治と荒牧伸志が監督、Production I.GとSOLA DIGITAL ARTSが制作するNetflixオリジナルアニメシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」のシーズン1に新たなシーンを加えて再構成した『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』の公開日が11月12日に決定した。併せて、特報映像とメインビジュアルがお披露目となり、藤井道人が監督、millennium paradeが主題歌を手掛けることが発表された。

1989年に「ヤングマガジン増刊 海賊版」にて士郎正宗が原作コミックを発表、連載開始以来、押井守監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』をはじめ、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群を構成し、世界中に驚きと刺激を与え続けてきた「攻殻機動隊」シリーズ。最新作「攻殻機動隊 SAC_2045」は、「攻殻」史上初となるフル3DCGアニメーションとなり、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズを手掛けた神山健治と、「APPLESEED」シリーズを手掛けた荒牧伸志によるダブル監督、制作はProduction I.G × SOLA DIGITAL ARTSによるアニメシリーズで、Netflixにおいて、2020年4月よりシーズン1全12話が全世界独占配信されており、その鮮烈なSFアクションと、時代を予見した先鋭的なドラマにより、新たなファンを獲得し続けている。

『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』では、本シリーズのシーズン1に新たなシーンを加えて再構成したドラマが描かれる。

監督を務めるのは、日本アカデミー賞6部門受賞の『新聞記者』や『ヤクザと家族 The Family』等、実写映画で活躍する藤井道人。またシーズン1に続きmillennium paradeが主題歌を担当する。シーズン1のオープニングテーマでもある「Fly with me」のフルサイズに、今回の劇場版のためだけに新たなアトモスミックスが施される。

■藤井道人(監督) コメント
オファーをいただいたとき、何かの間違いじゃないかと驚きましたが、ご縁あってこの歴史あるタイトルの劇場版監督を引き受けることになりました。神山監督と荒牧監督が丹念に作り上げた世界を、畏れ多くも2時間の映画に再構築させていただきました。攻殻機動隊シリーズを観たことがない人でも楽しめる、濃密で見応えのある映画が出来ました。是非劇場でご覧ください。

特報映像は、「2045年」のテロップから始まり、再び結成された主人公・草薙素子ら公安9課の面々やタチコマ、新キャラクターの江崎プリンに加え、スミスから語られる新たな敵“ポスト・ヒューマン”の存在、謎に包まれたシマムラタカシの登場と本編の内容が気になる要素が随所にちりばめられる。

メインビジュアルは、Instagramで198万人、Twitterで50万人というフォロワーを有し、日本のみならず、全世界から注目される気鋭のイラストレーターであり、本作のキャラクターデザインを担当するイリヤ・クブシノブによって描き下ろされた。公安9課のメンバーと、江崎プリン、物語の鍵を握る“ポスト・ヒューマン”シマムラタカシが描かれた、本作を象徴するビジュアルとなっている。

併せて、先着特典付きムビチケカード(前売り券)が、9月10日より発売することを発表された。特典は、メインビジュアルがあしらわれた特製クリアファイル。価格は1,500円(税込)。

『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』
11月12日(金)より、2週間限定公開
総監督:神山健治 荒牧伸志
監督:藤井道人
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」
脚本:神山健治 檜垣亮 砂山蔵澄 土城温美 佐藤大 大東大介
制作:Production I.G SOLA DIGITAL ARTS
主題歌:millennium parade×ghost in the shell: SAC_2045「Fly with me」
声の出演:田中敦子 阪脩 大塚明夫 山寺宏一 仲野裕 大川透 小野塚貴志 山口太郎 玉川砂記子 潘めぐみ 津田健次郎 曽世海司 喜山茂雄 林原めぐみ 川渕かおり 曽世海司 笠原紳司 岡田地平 武井秀哲 山城屋理紗
配給:バンダイナムコアーツ

【ストーリー】 2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー”へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来…。内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン”と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊”が組織される。

©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会