ナタリー・ポートマン、ガウン姿の写真とともに卒業生へエール!「幸福が見つかることを願っている」

『レオン』、『スター・ウォーズ』シリーズで知られるナタリー・ポートマンが、大学卒業時の写真を自身のインスタグラムで公開。今年卒業を迎える人々へエールを送った。

▲ナタリー・ポートマンのインスタグラム(natalieportman)より

アメリカでは卒業シーズンを迎えており、名門校ハーバード大学を卒業したナタリーは、卒業式でのガウン姿の写真をアップ。新型コロナウイルスの流行により、卒業式が中止になったり、オンラインでのセレモニーが行われている中、今年の卒業生たちに前向きなメッセージを発信した。

モノクロの卒業式の写真とともに、ナタリーは「私の大学卒業をさかのぼるとともに、2020年の卒業生に心からお祝いを申し上げます」と祝福のメッセージを投稿。コロナ禍での卒業について、「この異常な状況で私たちがさまざまな形で悩んでいるように、皆さんやご家族の方の多くが苦しんでいると思います」と気持ちをつづった。

ナタリーも心配しているのは、「正式な卒業式を行うことができないこと」。従来とは異なる卒業になるかもしれないが、「皆さんは私たちよりも、特別なパワーが秘められたチャンスを与えられている」と伝えている。

そして、「人生の喜ばしい時に、人間が直面する最も必要な問題に向き合いながら、幸福が見つかることを願っています」と続け、「絶対に必要なものとは?人生の最期に大切にするものとは?ハグのない世界、友人や家族に会えない世界とは?常にマスクを着用して外に出なければいけないような世界とは?これらの問いかけにはっきりと答えることで、皆さんが自分の進むべき道に導かれることを祈っています。目的と愛、創造性と寛大さに満ちた道を探し求めることができますように」と願いを込めた。

最後に、「私たちは革命をもたらす状況を経験しつつあります。皆さんはその先頭に立つ世代なのです」と未来に向けたポジティブなメッセージを発信している。

イスラエル出身のナタリーは、リュック・ベッソン監督の『レオン』(1994)でマチルダ役に抜擢され映画デビュー。『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)から始まる『スター・ウォーズ』シリーズ3部作では、ヒロインのパドメ・アミダラ役で出演した。ジュード・ロウ、ジュリア・ロバーツらと共演した『クローサー』(2004)ではゴールデン・グローブ賞助演女優賞を受賞し、アカデミー賞助演女優賞にノミネート。その後は『ブラック・スワン』(2010)の演技で、アカデミー賞主演女優賞ほか数々の賞に輝いた。また、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でもアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。

このほかの出演作には、『コールド マウンテン』(2003)、『マイ・ブルーベリー・ナイツ』(2007)、『ブーリン家の姉妹』(2008)、『マイ・ブラザー』(2009)、『抱きたいカンケイ』(2011)、『マイティ・ソー』(2011)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)、『ジェーン』(2016)、『アナイアレイション -全滅領域-』(2018)、『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)など。日本での公開待機作にはジュード・ロウ共演の『ポップスター』(6月5日公開)があり、また、『マイティ・ソー』シリーズ第4弾『ソー:ラブ・アンド・サンダー』(原題)への出演も決定している。