歌手シアラ、黒人男性の死を受け6歳の息子へ力強いメッセージ「“変化”が訪れることを祈っている」

「レベル・アップ」などのヒット曲で知られる人気歌手で、ダンサーや女優として活躍するシアラが、息子フューチャー・ザヒールくんとの2ショットを自身のインスタグラムで公開。米ミネソタ州ミネアポリスで、黒人男性が白人警官による暴行で死亡した事件を受け、メッセージを発信した。

▲息子フューチャー・ザヒールくん(左)、シアラ(右)
シアラのインスタグラム(ciara)より

今年1月に第3子を妊娠していることを発表したシアラは、6歳の息子フューチャー・ザヒールくんとの2ショットセルフィーをアップ。シアラは、フューチャーくんへ「私のかわいい男の子へ。あなたが大きくなったら、ようやく“変化”が訪れることを祈っているわ!!」とメッセージを投稿した。

続けて、「私は“信念”を貫き続ける!私たち黒人のキングとクイーンたちの死が無駄にならないことを祈ってる。もうたくさん!私は“団結”を祈ってる!団結し、変化の時なのだと決断する力があるということを!」と、人種間の平等を願っているとつづっている。

シアラは、元パートナーであるラッパーのフューチャーとの間に息子フューチャーくん、現夫でアメリカンフットボール選手のラッセル・ウィルソンとの間に、3歳の娘シエナ・プリンセスちゃんがおり、現在は第3子を妊娠している。

シアラは、アルバム「グッディーズ」(2004)で歌手デビューし、Billboard Hot 100上で首位を獲得。セカンドアルバム「シアラ:エボリューション」(2006)は、リリースからわずか5週間後に世界中でプラチナ認定を受けた。マライア・キャリー、ビヨンセらと共にStand Up to Cancer(癌患者を支援する組織)の研究や資金を援助するチャリティーソング「ジャスト・スタンド・アップ」(2008)を発表。3枚目のアルバム「ファンタジー・ライド」(2009)からシングルカットされた「ネヴァ・エヴァ」は、R&B/Hip-Hop Chartsトップ10入り。同じくシングルカットされた「ラヴ・セックス・マジック」は、Billboard Hot 100を含む複数のチャートでヒットを記録した。

役者としては2005年にMTVの映画に初出演後、高校女子バレーを題材にした青春ドラマ『ガールズ・アタック』(2006)に、ベッカ・ワトリー役で出演。オフブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『Mama, I Want to Sing!』(2009)では、ポップ・シンガーへの道を歩む牧師の娘アマラで主演を果たしている。