マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のハルク役で知られるマーク・ラファロが、『マイティ・ソー バトルロイヤル』の監督を務めたタイカ・ワイティティとビデオ通話でお互いの顔を組み合わせた動画を自身のインスタグラムで公開した。
▲タイカ・ワイティティ(上)、マーク・ラファロ(下)
マーク・ラファロのインスタグラム(markruffalo)より
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出の自粛が続くなか、ビデオ通話で繋がったマークとタイカ。マークが「僕の顔半分と君の顔半分をくっつけてみよう」と提案し、マークの顔の下半分と、タイカの顔の上半分を組み合わせることに。
一つの顔が完成すると、マークはタイカのモノマネを披露しながら「私はタイカ・ワイティティです。映画監督です。アカデミー賞、とりました!」とふざける一幕も。その台詞に合わせて、タイカも目を見開いたり、眉毛を上下させている。
▲マーク・ラファロのインスタグラム(markruffalo)より
▲マーク・ラファロのインスタグラム(markruffalo)より
おかしな映像に爆笑した二人は、今度はカメラの向きを変え、それぞれの顔の右半分と左半分をくっつけることに。なかなか上手くいかず、タイカは「難しいなぁ…」とポツリとつぶやいている。
▲マーク・ラファロのインスタグラム(markruffalo)より
この動画に、マークは「仕事仲間と会えて良かったよ!ありがとう、タイカ」とキャプション。投稿の最後には、マークもサポートしている、新型コロナウイルスの感染拡大により打撃を受けたエンターテインメント業界を支援する「It Takes Our Village」への寄付を呼びかけ、「皆さん、どうかご無事で。元気でいてね」とメッセージを発信している。
マークは、『アベンジャーズ』(2012)でブルース・バナー/ハルク役を演じて以降、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で同役を好演。『キッズ・オールライト』(2010)ではアカデミー賞助演男優賞にノミネート、その後も『フォックスキャッチャー』(2014)、『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)で同賞にノミネートされた。そのほかの出演作は、『ゾディアック』(2007)、『シャッター アイランド』(2010)、『グランド・イリュージョン』(2013)、『はじまりのうた』(2013)、『ダーク・ウォーターズ』(原題/2019)、TVシリーズ「I Know This Much is True」(原題/2020)など。
ニュージーランド出身のタイカは、MCU『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)を手がけ、同作は世界的大ヒットを記録。それ以前は、アカデミー賞短編映画賞にノミネートされた『トゥー・カーズ、ワン・ナイト』(原題/2003)で注目され、『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』(2014)、『ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル』(2017)が各国の映画祭で人気を博した。監督・脚本・出演を務めたコメディ『ジョジョ・ラビット』(2019)ではアカデミー賞脚色賞を受賞。『マイティ・ソー』シリーズの第4弾『ソー:ラブ・アンド・サンダー』(原題)のメガホンをとることも決定している。