シリーズ累計640万部を突破した、三上延による同名ベストセラーの映画化となる『ビブリア古書堂の事件手帖』が11月1日に公開となる。このほど、9月17日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで完成披露試写会が実施され、キャストの黒木華、野村周平、成田凌、夏帆、東出昌大、三島有紀子監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC：さあ、ご登壇いただきましょう。『ビブリア古書堂の事件手帖』のキャスト及び、三島監督のご登壇です。皆様、盛大な拍手でお迎えください。

11月1日に公開となる『ビブリア古書堂の事件手帖』のキャストの皆さんと三島監督にお越しいただきました。大きな拍手をお送りください。さあ、本日はお足元にあじさいをあしらいまして、北鎌倉に佇むビブリア古書堂の世界観を再現した装飾となっております。この世界観に浸っていただきながら、楽しんでいただきたいなと思いますが、奥にありますビブリア古書堂の看板は劇中で実際に使用されていたものだと伺っております。ということでまずは、主演を務められました、極度の人見知りですが、驚くべき本の知識と優れた洞察力で古書にまつわる謎を解き明かしていく、若く美しいビブリア古書堂の店主・篠川栞子を演じられました、黒木華さんからご挨拶をお願いいたします。

黒木：皆さんこんばんは。黒木華です。栞子さんの人見知りな感じの部分とか、やっていて共感することがありましたし、またぜひご一緒したいと思っていた三島監督と仕事ができて、作品をこうやって皆さんに観てもらえることができて、本当に幸せだなと思います。今日は短い間ですが楽しんでください。よろしくお願いします。

MC：ありがとうございました。さあ、そして同じく主演を務められました、過去のトラウマで本が読めない体質、ひょんなことからビブリア古書堂で働き始める青年・五浦大輔を演じられました、野村周平さん、お願いします。

野村：皆さん、こんばんは。野村周平です。大輔という役をいただけて本当に嬉しかったです。今回は本が読めないという役だったんですけど、僕自身もあまり本を読む機会がないので、ピッタリな役だったと思います。そして偉大なる三島監督とご一緒できて、本当に楽しかったです。本日は皆さんが楽しんでいただけるように頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。

MC：ありがとうございました。続きまして、栞子の同業者で漫画専門のネット販売を行う青年、稲垣を演じられました、成田凌さん、お願いします。

成田：こんにちは。成田凌です。稲垣という役を演じさせていただきました。正直、本を読んだ時に、これは僕次第で変わってしまう部分もあるなと思って、少々プレッシャーを感じながらやりましたが、このように現場では楽しませていただきまして（笑）。いい作品が出来上がって、今日の完成披露という形で皆様にお届けすることができて、嬉しく思います。今日はわりと普段の舞台挨拶よりは長めなので、思う存分楽しんでいってください。ありがとうございます。