サザンによる主題歌「北鎌倉の思い出」入り予告編!黒木華 × 野村周平『ビブリア古書堂の事件手帖』

シリーズ累計640万部を突破した、三上延による同名ベストセラーの映画化となる『ビブリア古書堂の事件手帖』が11月1日に公開となる。このほど、本作の予告編がお披露目となった。

本作は、鎌倉の片隅にある「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子(しおりこ)が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていくミステリー。極度の人見知りだが、驚くべき本の知識と優れた洞察力で古書にまつわる謎を解き明かすビブリア古書堂店主・篠川栞子を黒木華、ひょんなことからビブリア古書堂で働き始め、栞子に密かに思いを寄せる不器用ながらも誠実な青年・五浦大輔を野村周平が演じる。また、大輔の亡くなった祖母・五浦絹子の若き日を演じるのは夏帆、絹子に惹かれる小説家志望の田中嘉雄に東出昌大、そして漫画専門のネット販売を行う青年で好きな本の話で栞子と意気投合する稲垣に成田凌が扮する。監督は、『幼い子われらに生まれ』で第41回モントリオール世界映画祭コンペティション部門審査員特別賞に輝いた三島有紀子が務める。

予告編では、過去の出来事から本を読めなくなった大輔(野村周平)が、亡き祖母の遺品・夏目漱石の「それから」に記された著者のサインの真偽を確かめるため、栞子(黒木華)の元を訪れる。本に関しては人一倍の情熱と知識を持つ栞子は、その本には祖母が死ぬまで守りたかった“秘密”が隠されていると推理する。主題歌は、今年でデビュー40周年を迎えたサザンオールスターズの「北鎌倉の思い出」。桑田佳祐が作詞・作曲を担当し、原由子の歌声が本作の情緒ある世界観を表現する。

『ビブリア古書堂の事件手帖』
11月1日(木)全国ロードショー
監督:三島有紀子
原作:三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
脚本:渡部亮平 松井香奈
主題歌:サザンオールスターズ「北鎌倉の思い出」
出演:黒木華 野村周平 成田凌 東出昌大 夏帆
配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA

【ストーリー】 鎌倉の片隅にひそやかに佇む古書店「ビブリア古書堂」。過去の出来事から本が読めなくなった五浦大輔(野村周平)がその店に現れたのには、理由があった。亡き祖母の遺品の中から出てきた、夏目漱石の「それから」に記された著者のサインの真偽を確かめるためだ。磁器のように滑らかな肌と涼やかな瞳が美しい若き店主の篠川栞子(黒木華)は極度の人見知りだったが、ひとたび本を手にすると、その可憐な唇からとめどなく知識が溢れだす。さらに彼女は、優れた洞察力と驚くべき推理力を秘めていた。栞子はたちどころにサインの謎を解き明かし、この本には祖母が死ぬまで守った秘密が隠されていると指摘する。それが縁となって古書堂で働き始めた大輔に、栞子は太宰治の「晩年」の希少本をめぐって、謎の人物から脅迫されていると打ち明ける。力を合わせてその正体を探り始めた二人は、やがて知るのであった。漱石と太宰の二冊の本に隠された秘密が、大輔の人生を変える一つの真実につながっていることを―。

© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会