成田凌が出演!『ビブリア古書堂の事件手帖』黒木華、野村周平と恋の三角関係に!?

シリーズ累計640万部を突破した、三上延による同名ベストセラーの映画化となる『ビブリア古書堂の事件手帖』が11月1日に公開となる。このほど、本作の新たなキャストとして、成田凌が出演することが発表された。

本作は、鎌倉の片隅にある「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子(しおりこ)が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていくミステリー。極度の人見知りだが、驚くべき本の知識と優れた洞察力で古書にまつわる謎を解き明かすビブリア古書堂店主・篠川栞子を黒木華、ひょんなことからビブリア古書堂で働き始め、栞子に密かに思いを寄せる不器用ながらも誠実な青年・五浦大輔を野村周平が演じる。また、大輔の亡くなった祖母・五浦絹子の若き日を演じるのは夏帆、そして絹子に惹かれる小説家志望の田中嘉雄に東出昌大が扮する。

新たに発表されたキャストは、ファッション誌「MEN’S NON-NO」専属モデルとして活躍し、大ヒットスタートをきった映画『劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』をはじめ、映画、ドラマ、CMなど様々な分野で活躍する若手最注目俳優、成田凌。成田が演じるのは、栞子(黒木華)の同業者で、漫画専門のネット販売を行う青年・稲垣。栞子と稲垣の出会いは、古書の“市場”である交換会で、稲垣から栞子に声を掛けたところから始まる。本好き同士、好きな本の話で意気投合し、次第に心通わせるようになる栞子と稲垣。そして嫉妬を覚えるも、それを複雑な想いで見守るしかない大輔は、自分が栞子に想いを寄せていることに気付く。

成田は、自身が演じる稲垣の人物像について、三島有紀子監督から1900年代の詩人・中原中也のイメージとともに、実はもう一人、意外な人物の名前を伝えられていた。なんとそれは、イギリスのアシッド・ジャズアーティスト、ジャミロクワイ。成田演じる、飄々としながらも紳士的で、優しさと余裕を併せ持つ大人のモテ男に注目だ。

共演者の黒木と野村について成田は、「黒木さんは、ご本人がお持ちの雰囲気に加えて、男前でかっこよく、力強さを持っている方。(野村)周平は、あんな俳優見たことないですね。彼とは同い年ですが、誰に対してもフラットで、いるだけで現場がすごく明るくなるし、愛おしいやつです」とコメントしている。また、今回初タッグとなる三島監督に対しては「初めてお会いした時は、キレのある格好いい女性だと思いました。俳優部に寄り添ってくれて、人を動かすという仕事に本当に向いている方だと思うし、優しいからこそ強い方で、もう一回仕事がしたいです」と日本を代表する女性監督である三島組に参加した喜びを語っている。

『ビブリア古書堂の事件手帖』
11月1日(木)全国ロードショー
監督:三島有紀子
原作:三上延「ビブリア古書堂の事件手帖」(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
脚本:渡部亮平 松井香奈
出演:黒木華 野村周平 成田凌 東出昌大 夏帆
配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA

【ストーリー】 鎌倉の片隅にひそやかに佇む古書店「ビブリア古書堂」。過去の出来事から本が読めなくなった五浦大輔(野村周平)がその店に現れたのには、理由があった。亡き祖母の遺品の中から出てきた、夏目漱石の「それから」に記された著者のサインの真偽を確かめるためだ。磁器のように滑らかな肌と涼やかな瞳が美しい若き店主の篠川栞子(黒木華)は極度の人見知りだったが、ひとたび本を手にすると、その可憐な唇からとめどなく知識が溢れだす。さらに彼女は、優れた洞察力と驚くべき推理力を秘めていた。栞子はたちどころにサインの謎を解き明かし、この本には祖母が死ぬまで守った秘密が隠されていると指摘する。それが縁となって古書堂で働き始めた大輔に、栞子は太宰治の「晩年」の希少本をめぐって、謎の人物から脅迫されていると打ち明ける。力を合わせてその正体を探り始めた二人は、やがて知るのであった。漱石と太宰の二冊の本に隠された秘密が、大輔の人生を変える一つの真実につながっていることを―。

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