【全起こし】福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝らにイチャイチャ禁止令!?映画『曇天に笑う』完成披露舞台挨拶 全文掲載!

MC:ありがとうございます。そうなんですね。見事にステージ上は男祭り、そして客席は女祭りという感じになっておりますが、お話を伺っていきたいと思います。まず福士さん、本作は大人気漫画の実写化ということで、大変待っていた方、楽しみにしていた方も多いと思いますが、初めにオファーをもらったときはどのようなお気持ちでしたか?

福士:自分が天火という大きい男になれるかという不安は大きかったですね。やっぱり原作を読んでいても「懐が大きいなぁ、器が大きいなぁ」と思っていたので、自分自身、「そんな器ねぇぞ」って思いながら読んでいたんですけど。自分に何ができるかなっていうのを考えて、まずは笑顔でいることと、笑顔で人と接することができるかなと思ったので、この映画の撮影中はみんなに自分から話しかけようという、そういうところが天火に繋がってくるんじゃないかなぁと思ったので、撮影現場ではそういう意識のもと、撮影に挑んでいましたね。

MC:座長としての心構えも笑顔でとにかくいることだと。なおかつ天火は強いですからね!

福士:そうですね。

MC:笑顔はご自身との共通点だとおっしゃっていましたが、他にも天火とご自身との共通点ってどこかありますか?

福士:共通点はあんまりないんですよね、実は。僕は姉が2人いて女性姉弟の中で育ってきたので、弟がいることも考えられないし、兄弟に男がいるということも考えられなかったから、そこも全然違うなぁというポイントだったんですけれども。アクションでいうと自分はカリというフィリピンの武術をやっていたので、そこを天火のアクションに取り入れて挑んだのが共通点した部分、自分が加えた部分ですね。

MC:アクションシーンも見事に演じられていました。3兄弟ということであまりお兄ちゃん的なポジジョンは不慣れかなと今おっしゃっていましたけれども、中山さんは福士さんのお兄ちゃんっぷりはいかがでしたか?

中山:もうお兄ちゃんでした。大きいしかっこいいし。でも同い年なんですよ、僕は。だからどうなるのかなぁと思っていたんですけど、初めて本読みでお会いしたときに「いや、同い年だけど大丈夫か…兄貴!」ってなりましたよ。そのくらい、すんなりと自分は受け入れられましたね。

MC:それは身長以外のところでもお兄ちゃんを感じたんですか?

中山:もちろんです(笑)。もちろんですよね!

MC:どんなところが?

中山:先ほど福士くんもおっしゃっていましたけど、積極的に話しかけてくれて、それで僕も気が楽になったところもありますし、そこから現場での見方を見ていてもみんなを繋げる役割をしてくれるので、長男のような感じで、自分に兄貴がいたらこんな感じなのかなと思いましたね。

MC:末っ子の若山さんはどうでしょう?

若山:僕は年下、一番最年少なので、いろんな方に足を引っ張ってしまうようなことばかりだったんですけど、ほんとに福士さんは僕を引っ張っていってくださって、なおかつ強い兄貴で、身長が高くて(笑)、イケメンで、とにかくかっこいいお兄ちゃんが僕は今でもずっと大好きです。

MC:こんなにかっこいいお兄ちゃんが2人いるんですもんね!

若山:幸せです(笑)。

MC:うらやましいです(笑)。本作を観て、入ってみたいなぁと思いましたけれどもね。桐山さんは一番近くでこの3兄弟をご覧になったと思うんですけど、3人の兄弟っぷりはいかがでしたか?

桐山:原作のそのままというか、その関係性も。僕はこの3人からお芝居でも影響を受けることが多い役回りだったので、そこはやっぱりそばにいて兄弟感を感じていました。ただ、一つだけ言うとなると、蒼汰は本当は末っ子なんだよね?耀人は「構って、構って」みたいな感じで僕ら3人で相手をしていたりするんですけど、途中からちょっと飽きちゃうんですよね(笑)。途中からちょっと飽きちゃって、その後処理を僕とか優馬とかがずっと相手しているみたいな、そういうところがありましたね。

MC:飽きちゃってたんですね。

中山:途中、犬に見えましたもん(笑)。犬のような人懐っこさで、耀人がね。

MC:なるほど。若山さんが犬っぽくじゃれていくと、ちょっと飽きちゃうなって。

桐山:初めのうちはすごく好調に絡んで相手をしているんですけど。

福士:最初はいいんですよ。「かわいいなぁ」って思ってやるんですけど、みんなに懐いていくので「あ、じゃあもうそっちに!どうぞどうぞ!」っていう(笑)。

桐山:パスが回ってくる感じですよ(笑)。

MC:(若山に対し)パスが回されていたみたいですよ?

若山:いや!(笑)。いろんな方とコミュニケーションを取ろうと思ったんですけど、僕は天にいが大好きなので、ずっと天にいのところに…。

福士:ほんと?(笑)。じゃあ誰が一番好きなの?この中で。

桐山:はっきりしようや!今はっきりしよう!

MC:怖いですね、皆さん(笑)。

大東:まじなやつな!

中山:悪いであの人!(笑)。

桐山:監督以外で(笑)。

(会場爆笑)

若山:…福士さんで!

(会場拍手)

MC:溜めてからの福士さんですね!

若山:はい!

MC:今、すごい速さで皆さん正面に直りましたけれどもね!(笑)。ありがとうございます。そして、犲メンバーの皆さんに伺いたいのですが、これから本作をご覧いただくお客様なんですけれども、特にここに注目して観てほしいというポイントがあったら、ご自身のところでもいいですし、他のシーンでも構わないので教えていただきたいと思います。古川さん、いかがでしょうか?

古川:やっぱりアクションですかね。今回の見どころの一つだと思いますし。僕自身、アクションは初めてだったので、結構難しくてですね。でも、蒼世という役は犲の隊長の中でも一番強い役なので、今日観ていただけるということで、皆さんに強い蒼世として映っていればいいなぁと思っています。

MC:役作りで気をつけたところはありましたか?パリッと存在感も強くあったと思うのですが。

古川:アクションが初めてとはいえ強くなければならないので、そこを意識しながらやったことと、やっぱり漫画が原作ですので、漫画を何度も読み返しながら蒼世をやってみました。

MC:ありがとうございます。大東さんは注目シーンというとどうでしょうか?

大東:冒頭はお祭りのシーンから始まるんですよね。僕は自分の作品って、試写会で観たんですけど、最初って客観的に観られないんです。いろんなことが気になっちゃって。でも、冒頭のお祭りのシーンを観たときに一瞬でお客さんになったというか…すーごいね、いいですねぇ!(笑)。

本広:しゃべりづらいね、これ(笑)。冒頭、すごいんですよ。

大東:本当に素晴らしいです。観ていただいたらわかるんですけど、「これ、どうやって撮ってるの?!」ってカメラワークがね。全部言いたいですね。言わないですけど(笑)。想像してみてください。本当に観たことがない映像になっています。アクションシーンも、アクション映画って日本にも結構多いですけど、なかなかチャレンジしたアクションですよね。観ていてすごいおもしろかったです。

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