【全起こし】古川雄輝、舞台挨拶でマジックを披露するも「正直僕たちもどうやっているのかわからないんです(笑)」『風の色』公開初日舞台挨拶 全文掲載

MC:どうですか?お二方、狐につままれたような表情をしていらっしゃいますけど(笑)。

古川:正直僕たちもどうやっているのかわからないんですよ。

藤井:はい。

MC:実際におやりになりながらですか?

古川:はい。だから投げる瞬間、ちょっとドキドキしました。

MC:そうだったんですね!?

古川:はい(笑)。

MC:藤井さん、手に持ったのは間違いなく赤い紐でした?

藤井:赤い紐でした。

MC:頑丈な?

藤井:頑丈な。何でですか?

Mr.マリック:愛のパワーです。

古川:愛のパワー。

MC:『風の色』という映画になぞらえたようなとても素敵なマジックを披露してくださいました。どうもありがとうございました!お三方に改めて拍手をお願いいたします。

(会場拍手)

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MC:まだまだマジックの興奮も冷めやらぬ状態だとは思いますけれども、それではここで皆様からもう一言ずつ映画の見どころなどを含めましてお客様にメッセージをお願いできればと思います。それでは、Mr.マリックさんからお願いいたします。

Mr.マリック:何といっても最後のクライマックスの水槽脱出はもう圧巻です!私がロケのときに行ったときは、イントレ(パイプなどを使って組み立てた足場)ですが、ものすごいセットを見て、北海道中のイントレを集めても足りなくて、東京からも運び込んでさらに足してやっと完成したのを見て、もうそのシーンを見ただけで、今までマジック界でもここまでスケールのでかいマジックはやっていませんから、それをこの大スクリーンで観ていただくというのは本当に素晴らしいと思います。では、楽しんでください!

MC:ありがとうございます。では藤井さん、お願いいたします。

藤井:もうここに立っているだけで胸がいっぱいです、皆さんに観ていただけると思ったら。素晴らしい北海道の地で撮影をして、本当に綺麗なので、そこも観ていただきたいし、クァク・ジェヨン監督ワールドを堪能していただけたらなと思います。ありがとうございました。

MC:ありがとうございます。では最後に古川さん、お願いいたします。

古川:本日はありがとうございました。今日もマジックを少し披露させていただきましたけども、映画内でもマリックさんに教えていただいたマジックの素敵なシーンがたくさんありますので、そちらを楽しんでいただきたいなぁと思っているのと、日韓合作映画ということで本当に海外映画を観ているような感覚になると思います。日本国内ではなかなかない、この季節にぴったりなSFラブストーリーになっていると思います。今日は皆さん、楽しんでいってください。本日は本当にありがとうございました。

MC:ありがとうございます。以上を持ちまして、舞台挨拶は終了とさせていただきます。皆さん、楽しいお話をどうもありがとうございました。どうぞ大きな拍手でお送りくださいませ。

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『風の色』
1月26日(金)TOHOシネマズ 日本橋他、全国ロードショー中
監督・脚本:クァク・ジェヨン
出演:古川雄輝 藤井武美 石井智也 袴田吉彦 小市慢太郎 中田喜子 竹中直人
配給:エレファントハウス/アジアピクチャーズエンタテインメント/カルチャヴィル

【ストーリー】 突然目の前から消えた恋人・ゆり(藤井武美)の死から100日、彼女との想い出の品々を胸に、失意のどん底からマジシャンになることを決意した青年・涼(古川雄輝)。その後、“自分と生き写しの人間”の存在に気付き始めた彼は、生前「私たちはまた会える」、「流氷が見たい」と言っていた彼女の言葉に導かれるように、北海道へと向かう。そして、旅の途中で偶然出会った、亜矢と名乗る、ゆりと瓜二つの女性(藤井/2役)。彼女もまた、2年前の事故により行方不明になっていた、涼と瓜二つの天才マジシャン・隆(古川/2役)との再会を待ち望んでいた…。

ⓒ 「風の色」製作委員会