【全起こし】窪田正孝、鈴木伸之と焼肉にコンソメパンチかけて食べる約束!? illionも熱唱した 映画『東京喰種トーキョーグール』大ヒット御礼舞台挨拶 全文掲載!

世界累計3,000万部の発行部数を誇る超人気コミックを実写化した映画『東京喰種トーキョーグール』が7月29日(土)に公開。8月7日、本作の大ヒット御礼舞台挨拶が行われ、キャストの窪田正孝、鈴木伸之、監督の萩原健太郎が登壇。スペシャルゲストとしてRADWIMPSボーカル・野田洋次郎のソロプロジェクト、illionが駆けつけ生歌を披露した。今回はその模様を全文掲載でお届けする。

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MC:それでは早速ですが、本日これから作品をご覧になる皆さまにご挨拶いただければと思います。そして今日は260もの劇場でライブビューイングで観ているお客様にもご挨拶いただければと思います。はじめに窪田正孝さんです。

窪田:皆さま、ライブビューイングを御覧の皆様、本当に今日は天気が悪く足元が悪い中、この『東京喰種』の為に来てくださって本当にありがとうございます。金木研役をやらせて頂きました、窪田正孝です。えー、若干緊張しております(笑)。今日は、皆さんと一緒に盛り上がれるように頑張りたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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MC:続きまして、鈴木伸之さんです。

鈴木:皆さま、こんにちは、ですかね?

窪田:こんばんは?

鈴木:ライブビューイングをご覧の皆さま、こんばんは!僕は『東京喰種』の宣伝も兼ねまして、「めざましテレビ」さんでお菓子の特集を組ませていただいて、『コンソメパンチが好きだ、好きだ』って話をしてましたら、なんとカルビーさんからコンソメパンチが100袋届いちゃったんですよ、家に! あのねえ、引っ越ししたんじゃないかってぐらいダンボールがあるんですよ、家の中に今。すごいダンボールの量で。コンソメパンチ大好きなんですなんですけど、なんか追われちゃってるんですよね。好きだから食べているというより、あるから食べてるって感じで(笑)。そんな感じで、今日は短い時間ですけども、よろしくお願いいたします。

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MC:ありがとうございます。続きまして本作を手がけられた萩原健太郎監督です。

萩原:皆さん、こんばんは。監督の萩原健太郎です。7月10日にジャパンプレミア、29日、30日と皆で舞台挨拶をさせていただいて、今日が最後の舞台挨拶になると思うので、ぜひ皆さん、楽しんでいただければと思います。よろしくお願いいたします。

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MC:ありがとうございます。窪田さん、本作が29日に公開されまして、鈴木さんのコンソメパンチをはじめ、いろんな反響がありますけれども、窪田さんのところにもいろんなコメントですとか…?

窪田:ノブ(鈴木伸之)くんと一緒にダブルパンチな感じで、いろんなところからいただいております(笑)。

MC:そういった皆さんの反響はいかがですか?

窪田:そうですね、本当に『東京喰種』という作品がたくさんの方に愛されているっていうことを本当に実感しましたし、公開して9日くらい経ちましたけど、去年の今頃、皆で汗水たらして作り上げたものが、29日に皆さまのもとに届いて、『東京喰種』という作品に対して、やっていた分のめり込んでいたんですけど、すごくいい意味で客観視できたかなという感じでいますかね。そんな状態でございます。

MC:ありがとうございます。そして監督、長編デビュー作が本当にさまざまな反響を、リピーターの方も多いと聞いて、いかがですか今の気持ちは。

萩原:一年前に撮影して、想像していたよりもすごく大きなことになっていて、結構自分ではビックリしています。

窪田:とても大きなことですよね(笑)。

MC:そして鈴木さん。鈴木さんは窪田さんと初日舞台挨拶と、たくさん周られて、ついに連絡先を交換されて。

鈴木:そうなんですよ。撮ってたの一年前ですよ、皆さん。LINE交換したの数ヶ月前ですからね。LINEを交換しまして、窪田さんから「はーい、はーい」っていうスタンプももらいまして、そしてなんと焼肉屋に連れていってくれるっていう約束までたどり着いたんですよ、皆さん!(会場拍手)もう、嬉しいですよ。

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窪田:約束しましたからね。約束は守りますよ。

MC:じゃあ2人でお肉を食べられるんですね?

窪田:だから焼肉にコンソメパンチをかけながら、また新しい味で、ダブルパンチでいきたいと思います(笑)。

MC:改めて共演されたお気持ちはいかがですか?

鈴木:僕は窪田さんと2度目になるんですけど、窪田さんは俳優の先輩として、今まで作品も観させていただいてますし、その人と一緒にお芝居ができるということが、本当に嬉しくてですね、舞台挨拶もたくさん周らせていただいて、仲良くもさせていただいて、また絶対頑張って共演させてもらいたいなと思わせてもらえる先輩の俳優さんですね。

窪田:絶対、焼肉おごるね。(会場爆笑)

鈴木:ありがとうございます。

MC:舞台挨拶が終わられた最後に、主題歌のillionさんの「BANKA」が流れるじゃないですか。窪田さんも口ずさみながら退場されたりして。

窪田:原曲をいただいてから、冗談抜きで毎日聴かせてもらっていて、すごく、なんでしょうね。『東京喰種』というものを本当に象徴してくださるものを作り上げてくださったなと思っております。

MC:ありがとうございます。ということですので、本日は公開記念ということで、スペシャルなこの方がゲストにいらっしゃっています。本作の主題歌「BANKA」をご提供くださいました、illionさんです!

(illion登壇に会場拍手)

MC:ようこそいらっしゃいました、illionさんです!(会場拍手)それではillionさん、皆さんにひと言ご挨拶をお願いします。

illion:はい、この度、この映画の主題歌をやらせていただきましたillionこと、野田洋次郎です。皆さん、今日はありがとうございます。

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MC:ということで、先ほども窪田さんが「BANKA」に対するお気持ちを語ってくださいましたけど、野田さんは今回、どのような思いで本作を作ってくださいましたか?

illion:そうですね、半年以上前になるんですけど、この作品の曲を作っていただきたいというお話をいただいて、そこからずっと思っていたのは、作品を観る前からスタッフの皆さん、プロデューサーの方や、関わっている全ての人がものすごい熱量で、この作品を届けたいんだっていう気持ちをぶつけてくださって、作品を観たら出ている全ての人も含めて、この作品を愛していて、これを届けるんだっていう思いが画面からも伝わってきたんで。僕は撮影に携わっていないですし、最後の最後で関わる人だったので、なんとか乗り遅れずこの作品に見合うだけの音楽をちゃんと作りたいなと思ってやりました。

MC:ありがとうございます。そして監督は、なぜ今回、野田さんに?

萩原:もともと大ファンだったというのが実はあるんですけど。

illion:ぜんぜん、そんなこと何ひとつ言わないんですよ(笑)。オファーを受けた時は。

萩原:すごく好きで、illionさんの「Miracle」という曲があるんですけど、それを聴いた時に曲の持っている世界観が、自分が思い描いていた実写版『東京喰種』を、美しくもはかなかったり、切なかったり、痛々しかったりとか、そういう世界観が「Miracle」から伝わってきて。なんか道を歩きながら聴いていたら、涙が出てきて。それでぜひお願いしたいという話を、プロデューサーと話したっていう経緯です。

MC:ありがとうございます。なんか、今日はあそこ(壇上の隅)に、ピアノが…。おもむろにピアノが。

illion:おもむろどころか、これみよがしに置いてありますよ。

窪田:(illionに)すいません…。(MCに)ヘタクソー!(笑)

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MC:すいません(笑)。本当にすいません(笑)。そんな感じでございまして、illionさん、今日「BANKA」を歌っていただいてもよろしいでしょうか?

illion:もちろんです。歌わせていただきます。

MC:ありがとうございます(笑)!では、さっそくillionさんにはご準備いただいて、監督と窪田さん、鈴木さんはこちらからいったん降りていただいて、こちらの客席でお聴きいただくという。皆さんと同じようにお聴きいただこうと思います。

(illionがピアノの前に座り、ほか全員が客席の最前列に座る)

MC:それでは聴いていただきましょう。本作の主題歌、illion「BANKA」。

illion:今日は本当にありがとうございます。この映画に携われた感謝の気持ちを込めて、歌いたいと思います。人前で歌うのは、今日が初めてなんですけど(笑)。精一杯歌いたいと思います。よろしくお願いいたします。

(illionが「BANKA」を熱唱!)

MC:ありがとうございました!illionさんでした!(会場拍手)それでは皆さま、ステージにお戻りください。ちょっと、言葉にならないですけれども。改めてillionさん、ありがとうございました。

illion:もう、今日の仕事はやりきりました(笑)。

MC:窪田さん、いかがでしたか?

窪田:やばいっすね。ほんっとにやばいっすね。この撮影は本当に大変だったんですけど、なんかそのこととかをすごく思い出しますし、歌詞にすごくこの『東京喰種』というものが、詰まっていることを本当に痛感して、この作品に関われて本当に良かったなって、いま、心から思っていますね。ありがとうございました。

illion:こちらこそ、ありがとうございます。(会場拍手)

MC:監督、いかがでしたか?

萩原:こんな目の前で…。最初に野田さんにお会いして、自分が『東京喰種』を通して伝えたかったこととか、自分の『東京喰種』に対する思いとかをお話させていただいたんですけど、それを本当に野田さんなりの表現で包んでくれたというか、「BANKA」を聴いて自分も『東京喰種』の新しい一面が見えたっていう部分もあったので、それをこうして目の間で聴けたことにすごく感激してます。

MC:鈴木さんはいかがですか?

鈴木:心と言葉がものすごく突き刺さると音楽と、こんな目の前で見させて、聴かせてもらったのは初めてですし、本当に余韻が抜けないですね…。

窪田:僕たち、何度か舞台挨拶をやらせてもらってさ、上映前と上映後で皆さんの感じが違うんですよ。僕たち今、完全に上映後の感じになっちゃってますね。(会場の)皆さんはこれから観てくださるんですよね。

鈴木:そうですね。で、余韻と言いますと、本日8月7日、昨日の8月6日、窪田さん29歳のお誕生日でーーーーす!

MC:おめでとうございます(笑)。

鈴木:皆さんでHappy Birthdayを歌いましょう!せーの、

(会場、Happy Birthdayの大合唱)

窪田:ありがとうございます!本当にありがとうございます。

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鈴木:すいません、野田さん。無理やり余韻という言葉で引っ張ってしまって。どうやってこんな気持から、繋げようかなということをね、ずっと考えていたんです。

MC:全国の260の映画館の皆さんも、おめでとうと言ってくださっていると思います。改めておめでとうございます!窪田さん、20代最後の一年になりますが、いまやりたいこととか、どんな年にしたいとかありますか?

窪田:去年の昨日、現場で『東京喰種』のスタッフに祝っていただいて、それから一年が経って、この一年間ですごく、自分の中でも変化というのがあって、20代最後の一年なので、どう変われるかというのは分からないんですけど、作品を通してここにいる皆さんとも出会えるわけで、(野田)洋次郎さんとも出会わせてもらったわけで、本当に人との出会いというのは今後大切にしていきたいし、なんの悔いもなく思い切って生きましたって、自分に嘘なく、言える一年にして、思い切って30代に行って、30になったらもっともっと楽しいことを見つけて頑張りたいなと思います。本当に今日はありがとうございます。

MC:ありがとうございます。それでは最後になりましたが、皆さんを代表して、窪田さんに最後のメッセージをお願いします。

窪田:今日は、本当にいい1日というか、昨日から幸せな1日をたくさんの方に祝っていただいて、嬉しいですし、作品で関われている『東京喰種』に一役者としていられることが幸せです。たくさんの方に、『東京喰種』っていうものが届いて欲しいですし、原作者の石田スイ先生に色んな形でいただいたものを、恩返ししていきたいと思っています。これからも引き続き、『東京喰種』を皆さんの手で、たくさんの方に広めていただけたら、これ以上の幸せはありません。今日はちょっと天気が悪いですけれども、そんな中でたくさんの方に、観に来ていただき本当にありがとうございました。

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『東京喰種トーキョーグール』
2017年7月29日全国公開
監督:萩原健太郎 原作:石田スイ 「東京喰種 トーキョーグール」 集英社「週刊ヤングジャンプ」連載 
出演:窪田正孝 清水富美加 鈴木伸之 蒼井優 大泉洋 村井國夫 小笠原海 白石隼也 相田翔子 栁俊太郎 坂東巳之助 佐々木希 浜野謙太 古畑星夏 前野朋哉 ダンカン 岩松了
主題歌:illion「BANKA」
配給:松竹

STORY 人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ/窪田正孝)は、ある日、事件に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の女性・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ/清水富美加)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつも、やがてカネキを助ける存在となっていく。そんな中、喰種にも人間と同じように、守るべき家族や大切な友人がいること、愛する気持ちや哀しみ、憎しみといった感情があることを知り、カネキは人間と喰種、二つの世界の価値観の中で葛藤する。一方、喰種を駆逐しようとする人間側の組織・CCG(Commission of Counter Ghoul)の捜査官・亜門(鈴木伸之)、真戸(大泉洋)が現れ、熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。

©2017「東京喰種」製作委員会 ©石田スイ/集英社