荒木飛呂彦原作の人気コミックを高橋一生主演で映画化する『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、5月26日より公開される。このほど、4月25日に国立新美術館にて完成報告イベントが行われ、キャストの高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜（なにわ男子）、安藤政信、そして渡辺一貴監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

高橋：こんにちは。高橋一生です。岸辺露伴役を演じさせていただきました。本日は皆さんお越しくださいまして、ありがとうございます。そして、配信でご覧になってる皆さんもようこそおいでくださいました。昨日、僕らは初号を初めて観させていただいて、作品全体の流れを観させて頂きました。いち観客として。なんだか不思議な気持ちがしております。これから手を離れて観てくださるお客様のところに届いていくのかと思うと奇妙な気持ちであります。作品自体は非常に、それこそ本当に奇妙な素敵な作品に出来上がっていると思うので、ご覧になっていただけたらなと思っております。本日はよろしくお願いいたします。

飯豊：皆様、こんばんは。泉京香を演じさせていただいております飯豊まりえです。昨年の5月頃から撮影が始まっていて、ようやく映画が完成して皆様に早くお届けしたいなというふうに、昨日初号を観させていただいて強く思いました。短い時間ですが、よろしくお願いいたします。

長尾：青年期の岸辺露伴役を演じさせていただきました長尾謙杜です。昨日、僕も初号を観させていただき、改めてこの作品に携わられせていただいたことを光栄に感じました。一生さんがおっしゃったように、奇妙な作品になっていると思われますし、皆さんに早く観ていただくのがすごく楽しみになりました。本日は短い間ではございますが、よろしくお願いします。

安藤：辰巳隆之介役をやりました安藤政信です。昨日、初号を観て、自分はフランスのパートだったんですけど、日本のパートも観て、ものすごく自然と芝居と音の一体化している美しさに、ものすごく感激したし、フランスのパートも本当に落ち着いてて、すごく優雅に美しくて、本当にこの作品をやれてよかったなと思うし、フランス語という慣れない音とか、芝居っていうこととかもあったんですけど、その怖さに飛び込んで良かったなって本当に思いました。早く皆さんに観てもらいたいです。ありがとうございました。

渡辺：監督の渡辺一貴と申します。よろしくお願いいたします。本日はお忙しい中、ありがとうございます。やっと完成したというのが正直なところなんですけれども、一味変わった奇妙な作品になっていると思います。露伴のパーソナルな部分にも切り込んでいるので、今まで見たことのない不安の表情だったり、もちろんルーヴル美術館の撮影の素敵な映像が撮れてると思いますし、話の展開も先の予想もつかない、いろいろな仕掛けがあると思います。ぜひ劇場で楽しんでいただければと思います。よろしくお願いいたします。