【全文掲載】井上瑞稀、クールなイメージの萩原利久は「優しいお兄さん。いざ撮影が始まったら…」超仲良しエピソードにほっこり!

MC:去年撮影されて公開まで、あと3週間を切りました。W主演を務めた二人に伺います。井上さん、久間田さん。今の気持ちを教えてください。

井上:率直にすごくうれしいです。一年越しに皆様に届けられること、本当に心から嬉しく思っています。ただ、ちょっとまだドキドキが残っているので、早く皆様から感想を聞ける日々を楽しみにしています。やっぱり、そこがまた一つ映画の楽しみなところだと思うので、皆様にたくさん意見を聞けたらなと思っています。

MC:久間田さんはいかがでしょう?

久間田:ついにこの日が来たんだなあって、一年前はすごく先のことのように感じてたんですけど、来るとあっという間で、もうずっとドキドキした毎日を最近は過ごしていますね。でもすごく楽しみです。

MC:そして萩原さんと浅川さんは、主人公たちと同じ、幼馴染という役柄でしたけれども、映画の中で長年の幼馴染の雰囲気を出すために心がけたことを教えてください。

萩原:なんかあった?

浅川:同じことを思ってた(笑)。なんかあった?

萩原:監督から、幼馴染の空気感をとにかく大事にして欲しいっていうのは、撮影前から言われて、なんとかしないとなと思って、自分が4人の中で最年長だったんですけど、最初すごく猫かぶっちゃったんですよね。なぜかお兄さんぶってしまって。すごくクールに現場に入ってたんですけど、半日ぐらいで崩壊したんで。

浅川:3時間ぐらいでしたよね(笑)。

萩原:それぐらい、あっという間にコミュニケーションとれたから、特に何もしてないかもしれないですね。

MC:井上さんは、萩原さんが現場に入った時は、ちょっとクールにしてるなと感じました?

井上:今回初共演だったので、利久くんはすごくクールな方だと勝手に思ってたんですけど。最初お会いしたときはすごいクールで優しいお兄さんで、「何歳なの?」みたいな。すごい優しいお兄さんで、かっこいいなと思って、いざ撮影が始まったら楽屋で歌って踊っちゃう…。

萩原:ちょっと!いっぱい人いるから(笑)。クールなイメージで…、そっちで行きたい。

井上:踊ってた話はあんまりしない方が良いですかね!?歌ってた話は(笑)。

萩原:それぐらい、陽気な現場でした。幼稚園みたいでした。幼稚園時代をちょっと思い出すような現場でした。

MC:浅川さんはどうですか?

浅川:主演の二人が極度の人見知りっぽい感じもありましたし、監督とプロデューサーさんからもそれは言われていたので、私と萩原くんがいろいろ話しかけたりとかした方が良いんだろうな思ってたんですけど、撮影が終わって楽屋に戻ると萩原くんが踊ったり歌ってらっしゃるので(笑)。毎日のように歌って踊って(笑)。本当にそういう感じだったので、打ち解けるのも早かったかなって思いますし、アンミカさんが現場にいらっしゃってくださってからは、もう空気が一変したというか。アンミカさんが四人と一緒にずっとお話ししてくださって。

アンミカ:若いエネルギー欲しいじゃない?神社みたいな。それでちょっと喋りかけたら、いっぱい質問してくださったんで。でもね、松金さんはね、四人がほんまに幼馴染や思ってたんですよね。

松金:そうなんですよ。私が現場に行った時は、四人でぺらぺら、休憩室でもね、本当に仲良かったですね。

アンミカ:だから「あの四人って本当に幼馴染なのね」って言うから「そんなわけないです」ってなったんですよ。

松金:もう一つね、私が本当に知りたくて、「アンミカさんは、女性ですよね?」って。

アンミカ:聞かれたんですよ!?(笑)。

松金:小さい声で聞いたのに、みんなに言いふらして(笑)。

アンミカ:いいんですよ。「今やね、どう見ていただいても、アンミカはアンミカだからいいんです」って、すごく一気に仲良くなりました。最高ですよ、松金さんも。

MC:松金さんは、本当の幼馴染だと勘違いしちゃうぐらい、皆さんのこの馴染み感が出たんですよね。

松金:昔からのお友達が選ばれたのかなと本当に思いました(笑)。

MC:そして、村上さんは衣装合わせも現場に入ってからもドッキリだと疑っていたという?

村上:「ムズキュン映画」って聞いたんで、「俺が?」と思って、ちょっとまだ疑っている部分があって。本当にここ東映かって。皆さんも仕込みなんじゃないかなと思ってます。まだ信じられないぐらいのムズキュンに出ると思ってなかったので嬉しかったですね。だから名前も僕、村上健志ですけど、名前変えて“ムズガミキュンジ”に変えようかなと…。お返しします!(笑)。

MC:(笑)。でも、その映画の撮影現場の雰囲気、お笑いの現場とか、バラエティの現場とはまたちょっと違うじゃないですか。

村上:全然違うんです。僕、後輩芸人の横澤夏子と一緒だったので、待ち時間が外だったんですけど、二人でずっと“主演の二人が休憩で話してるごっこ”をしてましたね。俺と横澤なっちゃんが主演の映画という設定で、「このあとの芝居どうする?」ってやってました(笑)。

久間田:村上さん、本当に疑ってらっしゃって、楓とのシーンが多かったんですけど、ずっと疑いの目でこっちを見られるんですよ(笑)。仕掛人だと思われているような感じがして(笑)。

村上:そうです。ちょっと疑ってましたね。疑ってたおかげで、今でも少し嫌いです。

久間田:ええ!?なんでですか!?(笑)。

MC:アンミカさんは、大人チームとして若い皆さんにこの映画に通じて伝えたい想いというのはなんでしょうか?

アンミカ:成長の過程で痛みを伴いますからね。でもみんな失敗したらどうしようって、足を一歩前出されへんことあるけど、世の中の成功者みんなたくさん失敗してるから。ですから失敗と若いときは発見と学びばっかりで。若い時の失敗は失敗じゃなくて、そこに学びと発見があって、未来に活かしたら失敗なんてないの。だからみんな、人生楽しんでな。今を楽しんでな。今を楽しんで未来にプレゼントを渡していく。だから「現在」って英語で「present」やからね。

井上:しびれますね(笑)。アンミカ塾入りたいです。

アンミカ:井上くんが撮影の時、私に聞いてきた唯一の質問が「ほんまにスパイと付き合ってたんですか?」(笑)。

井上:気になりますよ(笑)。スパイと付き合ってるってどういうことって、ずっとその裏話を聞いてました。

MC:松金さんはいかがでしょうか?

松金:最近は好きな人をマッチングアプリで選ぶとかね、そういう時代に、こうやってずっと子供の頃から好きだった人にやっと気持ちを打ち明けるなんてね、胸キュンな昭和の時代の心のときめきみたいなものが感じられて、ものすごく好感持てました。だからAIに選んでもらうとか、そういうんじゃなくて、自分の気持ちでね、好きな人を選んで信じていってくれたらいいなと思います。