MC:その通りですよね、上戸さん。
上戸:いろんな角度から楽しめる作品だと思うので、先ほど池井戸さんともお話していたんですが、池井戸さんも4回この作品を観たみたいなんですね。で、いろんな角度から、次は人間ドラマの方で観てみようとか、次コンゲームの角度から観てみようとか、皆さんも突っ込みどころっていうか、あの時どうだったんだろうとか、あのシーンどうだったっけなって思い出しながら、何回か観てもらえたらうれしいですね。
本木:上戸さん、ありがとうございます。
上戸:いえいえ(笑)。
MC:阿部さん、いろんな究極の2択が出てきました。誰の2択が良かったですか?
阿部:僕が言うんですか?まあ、本当に本質を突いたものが監督が出てきましたけれども、やっぱり「分譲が賃貸か」かなあ。
佐々木:出てないから(笑)。
阿部:結局賃貸かなと思ってますし。「表か裏か」とか「生きるべきか死ぬべきか」とか、先輩たちの答えはさすがだなと思います。反省しています。「ロフトかハンズか」は。
MC:ありがとうございます。お時間が迫ってまいりました。最後に改めて阿部さんから一言ご挨拶お願いいたします。
阿部:今日はありがとうございました。銀行とかメガバンクとか、そういう言葉が出てるんで、硬い話かなと思いますけど、そんなことないんで、すごく観やすくて分かりやすい騙し合いの映画なので、観ていてすごい皆さんワクワクしながら2時間ぐらいだと思いますんで、ぜひ楽しんで帰ってくださいね。帰りがけに、このビルっていくらいかなとか思いながら帰るのも面白いかもしれないですね。よろしくお願いします。今日はありがとうございました。
『シャイロックの子供たち』
2023年2月17日(金)より、全国公開
監督:本木克英
原作:池井戸潤「シャイロックの子供たち」
主題歌:エレファントカシマシ「yes. I. do」
出演:阿部サダヲ 上戸彩 玉森裕太 柳葉敏郎 杉本哲太 佐藤隆太 柄本明 橋爪功 佐々木蔵之介
配給:松竹
【ストーリー】 東京第一銀行の小さな支店で起きた、現金紛失事件。ベテランお客様係の西木(阿部サダヲ)は、同じ支店の愛理(上戸彩)と田端(玉森裕太)とともに、事件の真相を探る。一見平和に見える支店だが、そこには曲者揃いの銀行員が勢ぞろい。出世コースから外れた支店長・九条(柳葉敏郎)、超パワハラ上司の副支店長・古川(杉本哲太)、エースだが過去の客にたかられている滝野(佐藤隆太)、調査に訪れる嫌われ者の本店検査部・黒田(佐々木蔵之介)。そして一つの真相にたどり着く西木。それはメガバンクにはびこる、とてつもない不祥事の始まりに過ぎなかった…。
©2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会