【全文掲載】妻夫木聡「なかなか癖の強い…、うさん臭さと言うか…」“嫌な野郎”になりきった共演者との距離感を明かす

第70回読売文学賞を受賞し、累計19万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説を、『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝共演で映画化する『ある男』が、11月18日より公開される。このほど、10月27日にユナイテッド・シネマ豊洲にてジャパンプレミアが開催され、キャストの 妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝、眞島秀和、柄本明、そして石川慶監督、原作者の平野啓一郎が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:まずはじめに、ある男の正体を追う主人公の弁護士、城戸章良を演じられました妻夫木聡さんです。

妻夫木:本日は完成披露試写会にお越しいただき、本当にありがとうございます。ようやく皆さんに観てもらえるということでとても緊張しております。今日は最後まで楽しんでください。よろしくお願いいたします。

MC:続きまして城戸に亡くなった夫の身元調査を依頼する谷口里枝を演じられました安藤サクラさんです。

安藤:こんばんは。里枝役をやらせていただきました安藤サクラです。今日はよろしくお願いいたします。原作の平野先生とこうやって登壇することも、普段なかなかないと思うので、楽しく過ごしたいと思います。よろしくお願いします。

MC:続きまして、里枝の夫で谷口大祐として生きた、ある男を演じられました窪田正孝さんです。

窪田:皆様こんばんは。谷口大祐をやらせていただきました窪田正孝です。ベネチア、釜山と映画祭に行かせていただいて、ようやく日本の皆様に初めて観ていただけるこの機会が来て、すごく嬉しく思っています。どうぞよろしくお願いします。

MC:続きまして谷口大祐の兄、谷口恭一を演じられました眞島秀和さんです。

眞島:こんばんは。恭一をやらせていただきました眞島秀和です。本日はご来場いただきまして、ありがとうございます。楽しんでください。よろしくお願いします。

MC:続きまして、ある男の真相の手がかりを知る詐欺師、小見浦憲男を演じられました柄本明さんです。

柄本:ご来場、どうもありがとうございました。映画を観ていただいて、お家に帰ったらいろんな方に宣伝していただきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

MC:続きまして、本作の監督を務められました石川慶監督です。

石川:こんばんは。監督をしました石川と申します。今日は本当に改めてすごいキャストが揃ったなと思っております。短い時間ですけれども、楽しんでいっていただけたらなと思います。よろしくお願いします。

MC:そして原作者の平野啓一郎さんです。

平野:こんばんは。小説家の平野啓一郎です。こんなに才能を溢れる皆さんに映画を作っていただいて、本当に作家冥利に尽きるなと思っておりまして、舞台上でも喜びをかみしめています。どうぞ皆さん楽しんでお帰りください。