「3年と9か月、愛したはずの夫は全くの別人でした」妻夫木聡主演、安藤サクラ、窪田正孝共演『ある男』本予告編

第70回読売文学賞を受賞し、累計19万部を超える平野啓一郎のベストセラー小説を、『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が妻夫木聡、安藤サクラ、窪田正孝共演で映画化する『ある男』が、2022年に公開される。このほど、本予告編と本ポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、主人公である弁護士・城戸が、“ある男”の真実に迫っていく、衝撃と感動のヒューマンミステリー。城戸は、かつての依頼者である里枝から、里枝の亡くなった夫、大祐の身元調査の依頼という奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う大祐と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が訪れ、遺影を見ると「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。愛したはずの夫“大祐”は、まったくの別人だったのだ…。“大祐”として生きた“ある男”は、いったい誰だったのか。何故別人として生きていたのか。城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくが、いつしか城戸の心にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく…。

本予告編は、「3年と9か月、愛したはずの夫は全くの別人でした」という衝撃のナレーションから始まり、ミステリーを感じさせる入口となっている。弁護士の城戶(妻夫木聡) は、かつての依頼者・里枝(安藤サクラ)から、亡くなった夫・大祐(窪田正孝)の身元調査の依頼を受け、大祐を“X”とし、真相を探っていく。彼は一体何者なのか、なぜ他人になりすましていたのか。謎が深まる中、「私はいったい、誰の人生と一緒に生きてた んでしょうね」という里枝のセリフから一変、里枝と息子・悠人は大祐=“X”への想いが溢れ出し、心揺さぶる展開に、感動と涙の結末を予感させる予告篇となっている。

本ポスタービジュアルは、城戶、里枝、大祐3人の印象的な眼差しの表情を捉え、それぞれの心情を表わすかのよう なビジュアルとなっている。更に日本屈指の豪華俳優陣が顔を揃える、まさに2022年を代表する珠玉のヒューマンミステ リーとしてふさわしいポスターが完成した。

第一弾ビジュアルがデザインされた劇場前売券(ムビチケカード)の販売も決定。8月26日(金)より全国の上映劇場(一部除く)・web通販にて販売開始予定となっている。

『ある男』
2022年 全国ロードショー
監督:石川慶
原作:平野啓一郎「ある男」
脚本:向井康介
出演:妻夫木聡 安藤サクラ 窪田正孝 清野菜名 眞島秀和 小籔千豊 坂元愛登 山口美也子 きたろう カトウシンスケ 河合優実 でんでん 仲野太賀 真木よう子 柄本明
配給:松竹

【ストーリー】 弁護士の城戸(妻夫木聡)は、かつての依頼者である里枝(安藤サクラ)から奇妙な相談を受ける。里枝の亡くなった夫、大祐(窪田正孝)の身元調査を頼みたいと言うのだ。里枝は離婚を経験後、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う大祐と再婚。新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日突然夫が不慮の事故で命を落としてしまう。悲しみに暮れる中、大祐の法要の日、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一(眞島秀和)が訪れ、遺影を見て「これ、大祐じゃないです」と言い放つ。愛したはずの夫“大祐”は、まったくの別人だったのだ…。城戸は、“ある男”の正体を追う中で様々な人物と出会い、衝撃の事実に近づいていくと、いつしか城戸の中にも他人として生きた男への複雑な思いが生まれていく…。

©2022「ある男」製作委員会