【全文掲載】前田敦子「私は一人で育てていますけど…」ドラマで家族愛を再確認?

MC:こちらもぜひお楽しみください。各エピソードまさに愛を各監督陣、そしてキャストが作り上げております。身近な、小さな愛の物語がたくさん集まっている「モダンラブ・東京」ですけれども、今日はキャストの皆さんの身近な愛についてお伺いしてまいります。キャストの皆さんに、フリップに今愛していることを書いていただきました。まずは榮倉さんから伺ってまいりましょうか?発表お願いします。

榮倉:「糠」ひょろひょろな文字なんですけど「ぬか」って読みます。酵素風呂とか、ぬか漬けとかが元々好きなんですけど、最近コンポストとかやってたら勝手に発酵して熱を持ってたりして、ぬかって可愛いみたいな。マイラブです(笑)。

MC:続いて前田さん参りましょうか。

前田:「息子と旅行」です。結構ちょこちょこ行っていて、温泉が好きなんですよ。3歳なんですけど、「温泉、気持ち良いなー」っていうんですよ(笑)。それが可愛くって(笑)。

MC:この作品を観て、また家族愛も再確認してっていうのもありますよね。

前田:そうですね。まあ、私は一人で育てていますけど、家族にはすごい支えられているなと思うので。

MC:ありがとうございます。それでは、お隣の水川さんに参りましょうか?

水川:「さんま」です。今ちょうど秋の時期で、今しか食べられない旬なお魚ですけど、本当にさんまが好きで。っていう感じです(笑)。食卓にも並びますし、外に行ってもこの時期は必ず食べますね。

MC:水川さんは、周りのキャストのみなさんのお答えを見て気になるものありますか?

水川:私も、ぬかをつけていて、酵素風呂だったり同じことしてると思って。すごい嬉しかった(笑)。

榮倉:仲間ですね(笑)。ぬか仲間(笑)。

水川:仲間です(笑)。

MC:そして、ユースケさんが犬、夏帆さんが猫と言うことで、犬猫が出てますけども、夏帆さんから伺いしましょうか?

夏帆:二匹の猫を飼っていて、もう愛を注いでると言ったら二匹の猫なんですけど。でも、今回のドラマの中でも、この夫婦がエリザベスっていうパグですかね、かわいい犬が出てきて、すごい名演技をしているので、それもすごい注目してもらいたいなと思います。

MC:そしてユースケさん。

ユースケ:この世で一番犬が好きなんですよ?猫も好きですよ。かわいいから。やっぱり犬がね、どうしても一番好きで。家でも飼ってました。でも二匹飼ってたんですけど、亡くなって。それ以来、飼えなくなっちゃって。それで苦しんでるぐらいですね。だから僕の家の周りで、犬の散歩をさせてる方が多いんですけど、一匹、一匹目で追っちゃいますよ。すべての犬が好き。スーパーの前で、リードで縛って待ってるワンちゃんとかずっと一緒に居るし。

MC:その横にいるんですね(笑)。飼い主さん、戻ってきたらどんな反応が?

ユースケ:戻ってくる前に立ち去りますから。怪しまれるから。

MC:察して(笑)。それはやっぱり犬がさみしそうだから横に?

ユースケ:寂しいんじゃないかなと思って。

MC:そして池松さん。

池松:僕は、「この作品で出会ったロスのクルー」と書きました。なかなか会えないし、ナオミさんも今日来たかったと思うんですけど、なかなかすぐ来れない中で、本当に温かいチームに出会えて、短い時間でしたけど本当に楽しかったですね。

MC:続いて成田さん。

成田:「山」ですね。最近時間があれば、山に行ってます。

MC:登山ですか?キャンプですか?

成田:どっちもですね。山に登ってキャンプ的な軽いことをすることもあるんですけど、休みができたら荷物を詰めて、旅に出ます。一人の時もありますし、山のお師匠さんがいるんですけど、お師匠さんが土日休みなんで、土日だったらお師匠さんを誘います。

MC:そして伊藤さん。

伊藤:めっちゃくちゃ恥ずかしいんですけれども、「イカ刺し」です(笑)。先日福岡で初めて食べたイカ刺しが透き通っていて、とてもおいしかったので、書いてみました(笑)。東京では味わえなかったんですけども、なんか美しくて。でも、「ぬか」と「さんま」に匹敵する食物シリーズとしてね(笑)、受け止めていただきたいと思います。

MC:綺麗にまとまりました。ありがとうございます。そして最後に石橋さん、お願いします。

石橋:「モダンラブ・東京」も素晴らしい作品ですが、最近見たドキュメンタリー映画で、「荒野に希望の灯をともす」という作品です。福岡出身の医師で中村哲さんの業績を追ったドキュメンタリー作品ですが、哲さんのすごい人間力というか、マンパワーに圧倒されて感動した作品でした。

MC:ありがとうございます。皆さんね、身近なもので今愛しているものをお伺いしました。そろそろお時間となります。最後に改めまして、ショーランナーの平栁監督からひと言皆様にいただけますでしょうか?お願いします。

平栁:一つ一つのエピソードは、たくさんの愛のこもったエピソードになっています。各監督の色と味ととてもユニークなスペシャルなアンソロジーになっているので、世界の皆さんと一緒に笑って泣いて、楽しんでいただけたらいいなと思います。日本人の方々だけじゃなくて、世界の皆さんの反応も興味深く楽しみにしています。

「モダンラブ・東京〜さまざまな愛の形〜」
2022年10月21日(金) Amazon Prime Videoにて世界同時配信(全7話)
監督:平栁敦子 廣木隆一 山下敦弘 荻上直子 黒沢清 山田尚子
ショーランナー:平栁敦子
出演:水川あさみ 前田敦子 榮倉奈々 柄本佑 伊藤蘭 石橋凌 成田凌 夏帆 永作博美 ユースケ・サンタマリア ナオミ・スコット 池松壮亮 黒木華 窪田正孝 松本若菜 寺島しのぶ 梶芽衣子 高良健吾 藤原季節 三浦透子 國村隼

【作品概要】東京を舞台に、忘れかけていた大人の恋心、息子や母親への愛、国境を越えて芽生える愛など、さまざまな“愛”のカタチの7つの物語が描かれる。

■エピソード1:「息子の授乳、そしていくつかの不満」(監督・脚本:平栁敦子)
キャリアウーマンの高田真莉(水川あさみ)は、パートナーの河野彩(前田敦子)と2人の子供を育てている。仕事と子育ての両立に奮闘する忙しい日々を送る真莉は、母乳での授乳が息子・哲也への大切な愛情表現だと信じ、仕事中も搾乳機を手放さない。そんなある日、シンガポールへの出張が決まり、母・真子(梶芽衣子)に子供を預けることになるが、そのことがきっかけで真莉の張り詰めていた心に小さな変化が現れる。

■エピソード2:「私が既婚男性と寝て学んだこと」(監督:廣木隆一、脚本:黒沢久子)
大学で生物学の教員として働く佐藤加奈(榮倉奈々)は、フリーライターの圭介(柄本佑)と離婚したばかり。夫婦間のすれ違いを生んだセックスと愛の関係をより深く知るために、マッチングアプリで見知らぬ既婚男性とその場限りの関係を結んでいく。そうして男性たちの本音を聞くうちに、加奈も自分では気づかなかった本心に向き合っていく。

■エピソード3:「最悪のデートが最高になったわけ」(監督:山下敦弘、脚本:龍居由佳里)
大学講師の倉田奈津子(伊藤蘭)。離婚して3年が経ち、恋とはもう無縁だと思っていた奈津子だが、友人に勧められたマッチングアプリを利用してデートをすることに。待ち合わせた原宿のカフェに現れたのは、優しそうな雰囲気の速水耕介(石橋凌)。意気投合しお互いに過去の話をする中で、奈津子は夫と別居していた頃に経験した最悪なデートの話をする。それまで笑顔を見せていた速水だったが…。

■エピソード4:「冬眠中のボクの妻」(監督・脚本:荻上直子)
結婚して3年目の健吾(成田凌)と麻衣(夏帆)。デザイナーとして働いていた麻衣は、職場での人間関係からうつ状態を患ってしまう。それでも健吾は麻衣の笑顔を取り戻そうと、仕事に行けなくなってしまった麻衣を懸命に支え、変わらぬ愛を注ぐ。献身的な健吾の愛によって、麻衣の心にも徐々に変化が訪れるが、果たして二人がたどり着く未来とは?

■エピソード5:「彼を信じていた13日間」(監督・脚本:黒沢清)
TVディレクターとして働く篠原桃子(永作博美)。独身を貫き、自分は恋愛や結婚に失敗したと思っている桃子は、ある日鈴木洋二(ユースケ・サンタマリア)という男と出会う。二人は意気投合しその日以降、桃子の家に洋二が来たり山でキャンプをしたり、一緒に過ごす時間が増えていく。出会って間もない二人だったが桃子にとって心の拠り所となっていく洋二。しかし、洋二には桃子に隠している重大な秘密があった。

■エピソード6:「彼は私に最後のレッスンをとっておいた」(監督・脚本:平栁敦子)
旅の資金を貯める為に、ロサンゼルスに滞在するイギリス人のエマ(ナオミ・スコット)。世界中の生徒にオンラインレッスンを行う中、日本人男性のマモル(池松壮亮)が生徒としてやってくる。トウモロコシの研究をしている学生でアメリカの大学で博士課程を取ることを目標としているマモルから投げかけられた、ある質問に心を揺さぶられるエマ。お金を貯めるだけに過ごしていた単調な生活や元彼との関係に行き詰まりを感じていたエマは、マモルとのレッスンの時間に新たな楽しさを感じていたが、ある日、突然「今日が僕の最後のレッスン」と告げられる。

■エピソード7(アニメーション):「彼が奏でるふたりの調べ」(監督:山田尚子、脚本:荻上直子)
珠美(声:黒木華)は、仕事でもプライベートでも行き詰っていた。ある日、若い頃に聴いた曲を耳にし、珠美の心は15年前に戻っていく。高校時代、体育館でピアノを弾く少年・凛(声:窪田正孝)と出会った珠美。二人は音楽を通じて仲良くなるが、ある日を境に関係を壊してしまう。やがて二人の関係は淡い思い出に。30代になった珠美は、SNSにある投稿したこときっかけに、凛がミュージシャンになっていることを知り…。

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