柊あおいの同名青春恋愛漫画を、スタジオジブリが1995年にアニメ映画化し大ヒットした名作に、10年後のオリジナルストーリーも加えて、清野菜名と松坂桃李のダブル主演で映画化する実写版『耳をすませば』が、10月14日より公開される。このほど9月28日にイタリア文化会館 アニェッリホールにてジャパンプレミアイベントが行われ、キャストの清野菜名、松坂桃李、内田理央、安原琉那、中川翼、荒木飛羽、住友沙来、そして平川雄一朗監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC：まずは、あれから10年後の月島雫を演じられました清野菜名さん、よろしくお願いいたします。

清野：皆さんこんにちは。雫役を演じました清野菜名です。無事に今日を迎えられて本当にホッとしております。撮影が始まったのが、2020年の3月からで、終えたのが今年の2022年5月だったんですね。2年半という長い年月が経ったんですけど、ようやく皆さんに観ていただける日を迎えられて、本当にスタッフの皆様に感謝と、そして今日を楽しみに待ち続けて下さったファンの皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今日は短い時間ですが、よろしくお願いいたします。

MC：続きまして、天沢聖司を演じられました松坂桃李さん、お願いします。

松坂：聖司役を演じました、松坂桃李です。皆様、本日はジャパンプレミアにお越しくださいまして、本当にありがとうございます。先ほど清野さんが、2年半とおっしゃっていましたけど、本当にかかりました（笑）。もう大河で言ったら2本分です（笑）。大河ドラマ2本分の思いがこの作品に詰まってます。今日はどうか最後まで楽しんで帰ってください。よろしくお願いします。

MC：雫の大親友、原田夕子役を演じられました、内田理央さんです。

内田：皆様、こんにちは。夕子役を演じさせていただきました内田理央です。実は私の撮影はコロナ前に幸い終わることができたので、皆さんの撮影の中断を聞いて、すごく心配していたんですが、本日を迎えることができて、また、皆さんの顔を見ることができてとてもうれしいです。本日は短い時間ですが、よろしくお願いします。

MC：続きまして、中学生の月島雫を演じられました安原琉那さんです。

安原：中学生の月島雫を演じました安原琉那です。本日は来ていただきありがとうございます。初めての映画でこんなに素敵な作品に出られたこと、そしてここに立てた事、とても幸せに思っています。この映画がたくさんの方に届くことを願っています。本日はどうぞよろしくお願いします。

MC：続きまして、中学生の天沢聖司を演じられました中川翼さんです。

中川：中学生の天沢聖司を演じました中川翼です。今日はお越しいただきありがとうございます。とても緊張しているんですが、短い時間ですが、最後までよろしくお願いします。

MC：雫に密かに想いを寄せる中学生、杉村竜也を演じられました荒木飛羽さんです。

荒木：中学生の杉村竜也を演じさせていただきました荒木飛羽です。よろしくお願いいたします。稽古が終わって、すぐこの中に入ってしまって、もうどうなってしまうんだろうとか、不安がたくさんあったなか、こうして皆さんにご覧いただける日が来て、本当に幸せに思っています。よろしくお願いします。

MC：雫の大親友、中学生の原田夕子を演じられました、住友さんご挨拶お願いします。

住友：中学生の原田夕子を演じました住友沙来です。撮影を行ったのが2年前なので、公開が決まった時はすごく嬉しかったんですけど、今ここに立ってみると、やっと公開するんだって改めて実感し、とてもわくわくしてます。今日はよろしくお願いします。

MC：最後に平川雄一朗監督、ご挨拶お願いします。

平川：本日は皆さんお越しいただきありがとうございます。監督の平川です。さっきから皆さんに2年半と言ってますけど、20年3月から始まってコロナで中断したんですけど、それだけではなくて、何度も映画が止まりそうになって、この日を迎えられるなんて、本当に幸せだなと思っています。スタッフ、キャストもそれだけ思いが募ってというか、みんながやり通そうという意識がすごく高かったのと、配給の松竹さん、ソニー・ピクチャーズさんにも感謝ですし、オフィスクレッシェンドさんにも感謝しています。そして、やっとその思いがこもった映画を皆さんに観ていただけるというのは本当に幸せです。今日は楽しんでいってください。よろしくお願いします。