MC:ありがとうございます(笑)。そして、本作の最大のモチーフである伊能忠敬は、55歳から地図作りを始めました。そこで55歳以下のキャストの皆様への質問です。55歳から何か別のことを始められるとしたら何をしたいでしょうか?松山さんからいきましょうか。
松山:家を一人で建ててみたいです。基礎から作ってみたいですね。基礎とか作ったことないんで。掘って、一人でやってみたいです。免許も取らなきゃいけないですし。できるだけシンプルがいいですね。やっぱり薪ストーブは多分一番シンプルだと思うので、床暖とかエアコンとかってなっちゃうと、ややこしくなりそうだなと思って。そういうのはやってみたいですね。
MC:続きまして北川景子さん。
北川:肉体改造をしたいです。私の両親も55歳を超えてるんですけど、だんだん体が衰えていくじゃないですか。そこで私は逆行したいなって思いました。55歳からさらに若返る。山登りとかしたいです。足腰を鍛えて、見た目がムキムキとかじゃなくて、中から(笑)。
MC:岸井ゆきのさんはいかがでしょうか?
岸井:私は小一から中三まで器械体操をやっていたんですけど、55歳になって、もう一回始めたらどれぐらいできるのかなって今思いました。もう1度やってみようってなった時に、どれぐらい体が動くんだろうって思いました。
MC:和田さんはどうでしょうか?
和田:俳優をやってなかったら、多分やってたなっていうのが、学校の先生。で、駅伝の監督になりたかったんですね。晩年に体を酷使するっていうことはちょっと無理なので、高い所から若い人たちが汗かいてるのを眺めたい。
MC:それは長距離の指導ですか?
和田:そうです。指導者願望があります。
MC:溝口さんはいかがですか?
溝口:僕は体を動かしたい方かなと思うんですけど、意外と日本全国津々浦々って行かないんじゃないかなと思っていて、55歳までに。そう考えると行ったことのないところに行っておきたいなと思いますね。世界旅行って最初は思ったんですけど、55歳からだと飛行機に乗るのも結構大変だし…。
中井:大変じゃね〜よ!(笑)。飛行機ぐらい乗りますよ!ねえ橋爪さん!? 55超えたら飛行機乗るのも大変だって。橋爪さん、どうなっちゃうんだよ!?
溝口:違います、違います!ごめんなさい。55はいけるんですよ、全然。でも世界を見るとしたら20年くらい、もっとかかるじゃないですか。でも80とかになって何十時間も飛行機乗ってられないなっていうのを、端折っちゃいました(笑)。これ、フォローできてます?もっと年齢がいった時のためのことも考えてです(笑)。失礼しました!
MC:ありがとうございます(笑)。そして本作では、橋爪さん演じる大御所脚本家の加藤が、「大河ドラマ・伊能忠敬」の開発に興味が湧くかどうかの決め手、“鳥肌が立つかどうか”ということでしたけれども、中井さん、橋爪さん、平田さん、人生の中で鳥肌が立った経験をぜひ教えてください。平田さん。
平田:高校生の時に体育祭がありまして、一番最後のスウェーデンリレーってのがあったんですよ。100m、200m、300m、400m。なぜかクラス代表の400mのアンカーに選ばれまして。そのスタートの時には鳥肌が立ちました。一位でバトンを受けて、このまま一位でゴールに行くかと思って、テンションがものすごく上がって、あと20mのところで転んでビリになりました(笑)。その緊張感は、覚えてないぐらい覚えてます(笑)。バクバクいってました。
MC:橋爪さんはいかがでしょうか?
橋爪:初めて中井くんに会ったときです。
MC:いつ頃のことでしょうかね?
橋爪:大河ドラマだよね?
中井:「武田信玄」をやったときですね。
MC:どんな印象だったんですか?
橋爪:かの有名な佐田啓二さんの息子さんだと思って、鳥肌が立ったんですよ。嘘ですけどね(笑)。
MC:中井さんは覚えてますか?
中井:全く覚えてないです!嘘なんで(笑)。