【全文掲載】阿部寛「親父がたまに言う意見を大事に」、北村匠海「“初めて”だと思ったら楽しい」人生で背中を押された言葉とは?

MC:ありがとうございます。それでは皆さんに伺いますが、この春、始めたこと、始めたいことはありますか?

阿部:昨日から考えてるんですけど…、思いつかないんですよね(笑)。ゲームをやったり、DIYとかをやったりしてるんですけど、だいたい三日坊主で終わっていくんで…。

安田:阿部さんは、やっぱりご自分の公式ホームページを更新された方がいいと思いますよ。(会場爆笑)

MC:阿部さんの人気のホームページですね(笑)?

阿部:でも、あれ人気だから(笑)。

安田:変える必要ないですよね(笑)。そうですね(笑)。すいません、失礼しました(笑)。

MC:北村さんはありますか?

北村:始めたいことばっかりですね。父からずっとゴルフに誘われていてゴルフをやりたいのと、子供の時から家族で釣りに行くことが多かったんですけど釣りも本格的にやりたいなと。あとサーファーの友達がいるのでサーフィンもやりたい。DIYもやりたいし。自然関係のアクティブなことは今年やり尽くしてやろうかなと思ってもしかしたら真っ黒になってる可能性あるんですけど、そしたら、「あいつやったな」って思ってもらって(笑)。

MC:杏さんは何かありますか?

杏:始めたことは、小さい缶に入っている栽培キットみたいなのでミニトマトを最近作り始めて、でもきっと植え替えたりはしなきゃいけないのかなぁと思いつつ、水をあげていたらきっと実がなるのかなぁなんて思っております、あとは、海外ドラマの長いシリーズを見始めたので、完走ないし字幕の言語を変えたりして観たいなぁと。

MC:安田さんはありますか?

安田:始めたいことはないですけど、始めたいことは、早起きとか始めたいですよね。仕事だと早起きするんですけど、休みの日の早起きというのが難しいですね。夜更かしが好きなので、その日休みだと思うと結構夜遅くまで起きてしまうので早起きできないんですよ。休みの日の午前中、もしもこんなことできたらいいなっていうことができると、すごく豊かになるので。

MC:大島さんはいかがですか?

大島:ベランダの掃除を始めまして、花粉とか飛んでるじゃないですか。枯れ葉も落ちてきてるから掃除をし始めたんですよね。モップかけて、水かけてゴシゴシやったりとかして。綺麗になったでのプランター菜園をやり始めたいなって思って。今、杏ちゃんが言ってたトマトの固定種を育てたいですね。

MC:ありがとうございます。これも皆さんにお聞きしますが、新しい環境に身をおいたときに、自分の背中を押してくれた言葉を教えて下さい。

阿部:この世界に入る前、親父に相談したときに、僕は兄姉がいて一番下だから「失敗してもいいから、とりあえずやってみろ」っていう親父の意見でこの世界に入ったんです。普段あんまり親父とはしゃべらなかったんですけど、母親としゃべるばっかりで。だけど親父がたまに言う意見ってすごく大事にしてきたなって思ってます。

MC:北村さんはいかがですか?

北村:特定のこの方っていうわけではなく、自分がいろんな“初めて”を抱えているときに、何気ない役者仲間とか友達との会話の中で、みんな“初めて”っていうものは絶対に経験するし、しかも1回しかないんだっていう、“初めて”だと思ったら、「何だめっちゃ楽しいじゃん」っていうのが二十歳ぐらいの時にすごく感じて、ハッとしたことがあったので、緊張とか新生活とか初めてなことがあるとなんかすごくワクワクするというか。この前、初めて舞台をやったんですけど、やっぱすごい楽しくて。プレッシャーにあえて飛び込んでいくというか。もうそんなことないし、もう二度と訪れないので、楽しんでやってます。

MC:杏さんはいかがですか?

杏:500年とか千年ぐらい前に意識を飛ばして、その時代よりは結構今恵まれてるんじゃないかなとか。歴史上のいろんなことに思いをはせると、自分が悩んでいることなんてちっぽけなことなのかなぁとか、逆に今この瞬間も後に続いていく歴史の一部の一部の一部ではあるけれども、確実に歴史ではあるから大切に生きようとか、そういうふうに小説を読んだりすると思いますね。

MC:安田さんはいかがですか?

安田:新しい環境というのは新しい出会いですし、自分のスキルというものがすごく足りないことがあって凹んだりする事があったりすると思うんですけども、そのたびに思い返す言葉というのは、僕の場合は母ちゃんの言葉というか。家の母が言っていたのは、「もう、あんたは絶対大丈夫だ。そんじょそこらじゃ絶対にくじけない心があるはずだ。だって私が育てたんだから」って言ったんですね。そういう言葉ってのいうのが、母や父がどういう時代でどういう環境で育ってきて、それをどう乗り越えて我々が受け継いでいるのかを感じることができるし、そういう言葉を思い出すことがありますね。

MC:大島さんはいかがですか?

大島:結構悩んだりとかした時とか、どれを選べばいいかわかんなかったりする時とかに、一番誰を信じるかっていうところで、高校の先生が卒業の時にアルバムに書いてくれたんですけど、「己を信じ精進せよ」っていう言葉を今でも座右の銘にしていて。その先生が言ってくれたその言葉を、「そうだ、自分を信じよう」って自分の中で言って決めたりするので、その言葉がすごく背中を押してくれたなっていうのはあります。