【全文掲載】アンセル・エルゴート「第二の故郷に」、山下智久「中から見ていた」、全編日本ロケで“東京”の見え方に変化が!

数々の名作ドラマを生み出し続けるWOWOWとHBO maxが共同制作し、総製作費88億円で贈る超大作ドラマシリーズで、アンセル・エルゴートが主演、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、山下智久ら豪華日本人キャストが共演する「TOKYO VICE」が、4月7日よりWOWOWオンデマンドと米HBO Maxにて同時配信、4月24日よりWOWOWにて独占放送される。このほど、4月6日に八芳園にて本作の記者会見が行われ、キャストのアンセル・エルゴート、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久が出席した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:それでは一人ずつご挨拶をお願いいたします。

アンセル:(日本語で)おはようございます。アンセル・エルゴートです、よろしくお願いします。「TOKYO VICE」は90年代の東京を舞台に、闇の世界を描いたドラマです。私はヤクザを調べている事件記者を演じています。渡辺謙さんは刑事を演じています。伊藤英明さんも刑事です。菊地凛子さんは私の上司の新聞記者です。かっこいい若いヤクザの役は笠松将さんです。他にもアメリカの俳優と、日本の俳優がたくさん出演しています。ホストの役は山下智久さんです。マイケル・マン監督は第一話の監督を務めています(笑)。

渡辺:やっと春らしくなった八芳園にお越しいただきましてありがとうございます。ちょうど去年の今頃、5月ぐらいまでは撮ってたんですけれども、コロナ渦でスタッフ、キャスト一同が精魂込めて作ったドラマです。ぜひ、皆さんにお披露目いただければと思います。よろしくお願いします。

菊地:菊地凛子です。新聞記者を演じました。すごく長くこの作品に携わったんですけれども、自分自身本当に皆さんについていくのが必死だったなという感じで、ここに立てて大変光栄に思っています。今日はよろしくお願い致します。

伊藤:皆さん、こんにちは。宮本を演じました伊藤英明です。先ほどアンセルさんが流暢な日本語で役の説明をしていただいたので(笑)。昨日初めて劇場の大きなスクリーンで観たんですけど、作品はとても素晴らしくて、激動の90年代、エネルギッシュな東京を縦横無尽にジェイクが疾走する、リズムがあってテンポがあってジェイクにそのまま感情移入できる本当に素晴らしい作品になっています。渡辺謙さんも僕も刑事なんですけれども、この2人の刑事の運命がどう移り変わっていくか、その辺をご期待ください。今日はありがとうございます。

笠松:ヤクザの佐藤役の笠松将と申します。こんな大先輩方と、こういう場所で一緒にいられることが本当に夢のようですし、作品にこういうふうに携わらせてもらって自分の人生とか、いろんな価値観が大きく変わったなと思います。1話はとっても面白かったんで、2話、3話とこれからどんどん面白くなると聞いているので、早く観たいですし、たくさん宣伝お願いします。ありがとうございます。

山下:皆さんお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。山下智久です。自分はカリスマホストというか、クソホスト役を演じさせていただいたんですけれども(笑)。このオーディションを受けたのが3年前ぐらいなんですね。実際にマイケル・マンさんの前で演技をした時は、本当に僕も緊張していましたし、まさか自分がこの役をいただけると思っていなかったので、本当に自分としては夢が叶った作品でもあります。刑事とヤクザ、新聞記者のお話であるんですけれども、その一つのスパイスになれるよう、自分なりにも一生懸命エネルギーを注入させていただいたので、ぜひこの作品を観ていただき、一瞬で時間が過ぎていくような作品になっていると思いますので、ぜひ皆さんも楽しんでいただけたらなと思います。宣伝の程よろしくお願い致します。