【全文掲載】岩田剛典「現場でもムードメーカー。助けていただいた」、“聖母マリア”篠原涼子に感謝!

MC:篠原涼子さん演じるさくらを巡って、岩田さんと安藤さんがぶつかり合うシーンもありましたど、共演されていかがでしたか?

岩田:ひどいシーンなんですけど、撮影はすごい楽しくさせていただきましたね。確かあのシーンは僕が「警察呼んだぞ」って言って出ていくんですよね(笑)。

安藤:そうそう(笑)。だいたい俺、置き去りで(笑)。

岩田:濃厚なシーンの連続で、共演は光栄でしたね。

MC:安藤さんは岩田さんと共演されていかがでしたか?

安藤:佇まいから何からかっこよくて、女性をすごくエスコートしながら、僕から去っていくんですけど、そういうシーンばっかなんですけど、本当に岩田くんにしかできないだろうっていうぐらい、実際に芝居を見てもかっこいいなと思いました。

岩田:恐縮です(笑)。

MC:篠原さんは、2人の間で苦しむ訳ですけど、見ていていかがでしたか?

篠原:格闘シーンの時は、すごく素敵ですよね。男らしいっていうか、さくらが助けられるっていうシーンだったんですが、現場ではすごく楽しみながら、笑いながらやらせていただきました。

MC:原作は刺激的なシーンが多いことでも話題の作品ですが、センシティブなシーンの撮影に、“インティマシーコーディネーター”の方も入っていたと伺っていますが、いかがでしたか?

篠原:やはり、センシティブなシーンでコーディネーターの方が入ってくださったおかげで、安心して出来ましたね。何かあったら途中でも入って来てくださったり、アドバイスしてくださったりとか、自分が目に見えないところでも見ていてくださるので、初めての経験だったんですけど、すごくいいやり方だなあって思いましたね。

MC:岩田さんはいかがでしたか?

岩田:事前にいろんな確認事項とかを、コーディネーターの方が僕らに指導してくださって、かつ現場にもずっといてくださったので、信頼関係が築けた中でそういったデリケートなシーンなんかも撮影していけたので、演者としてはありがたかったですね。

MC:安藤さんはいかがでしたか?

安藤:センシティブなシーンというのは、僕も初めてじゃないんですけど、いつも考えているのは、すごく女性に負担のかかるシーンだと思うから、できるだけ男の俳優の方がフォローをしようっていうことを考えています。ただ、監督が女性の方なんですけど、こだわりがすごく強くて、センシティブシーンの角度だったりタイミングっていうのもものすごいこだわっていたので、僕と長谷川さんは6時間くらい、ほぼ下着状態っていうか、裸のままずっとシャワー室に立たされてたっていうのはありましたね。モニターで確認する限り、ものすごい綺麗だったから。ちょうど自然光も入ってきて、照明もきちっとライティングして、水の反射と湯気とか全てをきちっときれいに作っていたから、すごくいいシーンになってるんじゃないかなと思います。

MC:長谷川さんはいかがですか?

長谷川:私もここまでのセンシティブシーンは初めてだったので、性格上そんなにナイーブにはなってないんですけど、やはり事前にきちんと絵コンテで説明してくれて、そこでコーディネーターの方が入って説明してくださって、それも自分の意見を言える環境を作ってくださって、「きちんと嫌なことは嫌って言ってください」と、ストレスを作らずにどうやって撮影に挑めるかっていうことをここまで綿密に作ってくださるんだなっていうのは、すごく私もびっくりしたし興味深かったです。本当に、安藤さんとずっとね(笑)。でもその後に、自分の回で深水元基さんともセンシティブシーンがあったんですけども、それも6時間くらい、監督がこだわって(笑)。

安藤俺もその日、3シーンあって(笑)。

長谷川:でも、本当に安藤さんにすごくケアしていただいて、やっぱり男性がすごく気を使ってくださるので、もう本当に大変でしたけど仕上がりを観たときに、流れるように美しいシーンで。安藤さんとは割と暴力的な、もうひとつのシーンでは愛のある行為で、こんなに動きとか撮り方とか照明とか、いろんな効果で全く違うものになるんだなっていうのはすごく面白かったです。

MC:さあ、最初に皆さんに気になる登場人物についてお話をさせていただきました。ここでは、その気になる登場人物の中でどのタイプに自分が当てはまるのか、さくら、ゆり葉以外だと誰に当てはまるのか。もう一つの自分を心理ゲームで見ていきたいとおもいます。皆さんのところにABCDの札が置かれたと思いますので。それでは、問題です。「お店に入ると大きな水槽が目に留まりました。中に様々な金魚が泳いでいる中、1匹の金魚に目がとまりました。他の金魚とは違う特徴にすっかり魅せられて持ち帰ることにしたあなた。それはどんな金魚でしょうか? 4つの中から答えてください。

A:長い尾びれの一枚だけが短い、赤と白の金魚。
B:真っ黒い鱗が時折、虹色に光る金魚。
C:小さいけれど一生懸命みんなについていく普通の金魚。
D:口紅をつけているような模様の華やかな金魚。

さあ皆さんはどれかを選んでください。よろしいですね。それでは、この心理テストで何がわかるのか説明いたします。金魚は心理分析で幸運を招く象徴と言われています。また水槽は深層心理の感情を示します。このテストでは、あなたが人に見せている良い面と秘めたる面が分かる、題して「あなたの裏と表診断」です。岩田さんと長谷川さんがDですね。お二人が選んだDは「頭痛タイプ」です。「自分の魅力にははっきりと気づいていないあなた。頭のてっぺんから足の先まで色気を放つあなたは、周囲の誰もが振り向いてしまう魔性タイプ。それはどんな服装でも隠しきれないフェロモンで性別関係なく相手を虜にしてしまいます。そのせいで勘違いされたり思わせぶりな態度を取った相手にキレられることもしばしば。ミステリアスな魅力のせいで、異性を惑わせ相手に執着させてしまう魔法を持っています」、ということでございます。岩田さん長谷川さんそうなんですね?

岩田:いや、本当にノリで選んだら(笑)。なるほど、深いですね(笑)。

MC:篠原さんにも聞いてみましょう。2人のタイプについてどうですか?

篠原:執着はわからないけども、惹きつける魅力というのはありますよね。

長谷川:自分ではなんとも言えないですよね(笑)。

岩田:本当に(笑)。でもきれいに分かれたの、良かったですけど(笑)。他のも気になりますね。