【全文掲載】松本潤「めっちゃいい話だね。その話にグッとくるわ」共演者のエピソードに感動!

MC:道枝さんはいかがでしたか?

道枝:僕も、なにわ男子のメンバーの西畑(西畑大吾)くんから「Sexy Zoneの佐藤勝利くんと観に行った」と連絡がきまして、「最高!」と言ってくれたので、身近な人からいろんな人まで届いていると思うと、すごくありがたいですし、演じていてすごく楽しかったので、またご一緒できたらなと思っています。

MC:道枝さんの涙のシーンが、皆さんの涙を誘ったと思いますよ。

道枝:微力ながらですけど、皆さんの心にグッと来るものが伝わっていたら良いなと思います。

MC:松本さん、いかがですか?

松本:台本を読んだ時に、この役は大変だろうなって思ったんですよ。現場で、どういう感じで過ごすのかなと思ったら、本当に良い意味で飄々としている彼の個性が、役にもすごく合っていて、現場でリラックスしながら芝居をしてたのが印象的でしたね。

道枝:ありがとうございます。

MC:そして親子の関係がぐっときましたが、蒔田さん。

蒔田:私も映画の完成を観て、自分とお父さんのシーンを観て泣きました。私のお母さんも、そのシーンで泣いてましたね。

松本:めっちゃいい話だね。その話にグッとくるわ。

蒔田:(笑)。舞台上でピアノを弾くシーンが終わって、最後にお父さんと目が合うシーンのカットを撮ったんですけど、そこで私も「見てくれている」という安心がありましたね。

MC:ありがとうございます。さて皆さん、この映画を一言で言い表すならなんでしょう?

香川:台本が跡形もない映画。

松本:跡形もなくはないですよ(笑)。

香川:跡形ぐらいはあるか(笑)。でも、始まったらふざけてるのが長いじゃないですか。“いとこんち”なんて、ほぼほぼ跡形もないじゃないですか。

松本:そうですね、あれ台本に書いてないですからね(笑)。

香川:台本を好き勝手にイジっちゃうんですよね(笑)。大好きなんですよ、台本をイジるの(笑)。「99.9」だけですよ?

MC:他にはありますか?

杉咲:ひとつあります。隅々までものすごく細かい映画だと。撮影の合間に、皆さんが輪になって「次のシーンどうしよう?」と話し合ったり、本読みをする機会がたくさんあって、そんな現場は初めてでしたし、どんどんより面白くなっていく過程を体感できることが、すごく幸せでしたし、「ここ映ってるのかな?」っていう部分まで、美術がすごく細かくて、本当にディティールの細かい映画だなって思いました。