【全文掲載】松本潤「すごいなと思いながら見てました」、香川照之「あれをやれって言われたら、僕だったら怒ります」新ヒロイン・杉咲花を絶賛!

TBSテレビで2016年、2018年に日曜劇場で放送され、熱烈な支持を集めた松本潤主演の「99.9-刑事専門弁護士-」を映画化する『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』が12月30日より公開、そしてスペシャルドラマ「99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP新たな出会い篇〜映画公開前夜祭〜」が12月29日にTBSにて放送される。このほど、11月24日にパークハイアット東京にて完成報告イベントが開催され、キャストの松本潤、香川照之、杉咲花、そして木村ひさし監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:まずは、超型破りな弁護士・深山役の松本潤さんです。お願いします。

松本:深山を演じました松本潤です。今日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。ようやく「99.9」の映画が完成したことを皆さんにご報告できる機会をいただきました。今日は短い時間ですがよろしくお願いします。

MC:敏腕弁護士・佐田役の香川照之さん、お願いします。

香川:香川照之でございます。本日はお忙しい中お越しいただきありがとうございます。シーズン1、2と非常に思い入れ深く、ついに映画になるということで、チャレンジも含めて非常におもしろいものになっていると思います。何より、公開前日にスペシャルドラマがございますので、映画に劣らぬご支持をいただき、2作品をどうぞお楽しみにしていてください。

MC:新ヒロインの新米弁護士・穂乃果役の杉咲花さん、お願いします。

杉咲:杉咲花です。今日はありがとうございます。大好きな作品に参加させていただき、今日こうして皆さんと一緒にこの場に立たせていただけてることをすごく嬉しく思っています。よろしくお願いします。

MC:そしてドラマに続いて本作でもメガホンを取られた木村ひさし監督です。

木村:かんばんは! 木村ひさしです(笑)。映画は完成しましたが、テレビ版はまだ完成してないので、会見が終わりましたら戻って編集したいと思ってます。今日はよろしくお願いします(笑)。

MC:久しぶりに「99.9」に戻って来られて松本さんはいかがでしたか?

松本:楽しかったですね。今まで連続ドラマで数シーズンやらせていただいて、今回はスペシャルドラマと映画という2本立てでストーリーを作っていくという中で、今までは連続ドラマで長いスパンで作品をやっていたので、2本になるとどうなるんだろうと。その上で、新しいヒロインである杉咲さんだったり、南雲役の西島秀俊さんが、どう絡んでくるのか、どういうストーリー展開になるのか僕自身も楽しみにしていました。

MC:久しぶりですけど、すぐに深山は戻ってくるんですか?

松本:戻ってきますね。2016年、18年と連続でやらせていただいて、撮影まで約3年空きましたけど、あんまりブランクを自分的には感じず、現場に行ったりスタッフの人と会うと深山の雰囲気がすぐに戻る感じがあるので、むしろキャラクターを作っていくと言うよりかは、皆さんに会うと自然とそうなるという感じですね。

MC:香川さんはいかがでしょうか?

香川:何かを思い出す必要はなく、我々の中では出来上がっている感じがしているので、松本さんの一挙手一投足に反応するのが、そのまま映像になっています。僕としてはそのまま自然な反応でできたという、ひたすら楽しい現場でした。木村ひさし監督が、5年前、最初の顔合わせの時に、「主役に“オヤジギャグ”を言ってもらうことだけは決まっていて、後は何も決まってない」という衝撃の発言から始まったドラマです。その“オヤジギャグ”をどう言うかということに、我々は5年間、非常に体力能力精神力を使ってきましたから。そういう意味では、昨日今日生まれた笑いではないわけでございます。

松本:熟成してますよね(笑)。

香川:5年間、熟成してきた“オヤジギャグ”。非常に陳腐なものをどう生かすか。それをお見せするのが、「99.9」だと思ってます。

MC:今回の映画でも“オヤジギャグ”は…?

松本:ふんだんにありますよね(笑)。

木村:ありますね(笑)。

MC:木村監督は皆さんと久しぶりお会いしていかがでしょうか?

木村:まず、またやりたいと思っていた作品だったので、やれることが嬉しかったのと、応援してくださっている皆さんに楽しんでくれる作品を作らなければと思いましたね。あと、また“オヤジギャグ”を考えなきゃいけないんだと…(苦笑)。

松本:そんなに後ろ向きだったんですか!?

木村:連ドラだと毎週考えなきゃいけないので、今回はこだんけだったので、頑張りました(笑)。

松本:ちょうどいいスベリ具合を探すのが大変ですよね。

木村:面白いとダメなので…(笑)。

松本:見事にスベるっていういい塩梅を狙うのが難しいですよね。

香川:ギャグが決まってから、松本さんが自分のスマートフォンにギャグを録音して、ずっと練習するっていう時間が必要なので(笑)。「半間違うな…」とか(笑)。追求されてます。

松本:やってますね(笑)。