永瀬廉「台詞も長いので、一番気合入れて挑んだ」冒頭4分間の本編映像初披露!『真夜中乙女戦争』門脇麦ら著名人22名の絶賛コメントも!

10代、20代を中心に圧倒的支持を受け、Amazonでは日本文学カテゴリでベストセラー1位を獲得した作家Fの初の小説を、永瀬廉主演、池田エライザ、柄本佑共演で映画化する『真夜中乙女戦争』が、1月21日より公開される。このほど、冒頭東京タワーのカット以降の、始まりのシーン4分間を収めた本編映像がお披露目となり、併せて、各界著名人より、本作を絶賛するコメントが寄せられた。

本作は、これといった夢や趣味や特技も、大学生活に迎合する器用さもなく、SNSもなにもかもが眩しく、虚しく、どうでもいいと無気力な日々を送る平凡な大学生“私”が、謎の男“黒服”と運命的に出会ってしまったことから、“真夜中乙女戦争”に巻き込まれていくまでの成長と恋愛、そして内なる戦争をスリリングでサスペンスフルに描く青春物語。

本編映像は、“私(永瀬廉)”が大学で講義を受けるシーンから始まる。生気のない虚無感を抱えた眼差しで授業を受ける“私”が教授(渡辺真起子)に抗議する姿や、“私”の身に起こる災難、そして“黒服(柄本佑)”との出会いまでが収められた、“真夜中乙女戦争”が巻き起こる序章となる映像だ。

“私”が大学で教授に抗議する長台詞のシーンについて、永瀬は「たくさん練習して、イメトレも何度もしてきたのに、いざ実際に教授の前に立つと全然違いました」と振り返る。「“私”がどんな人物か観客が知る大事なシーン。台詞も長いので、一番気合入れて挑みました」と明かす渾身のシーンが本映像では垣間見ることができる。また、柄本は「“私”と“黒服”の出会いのシーンは、青天の霹靂じゃないですけど、あっこいつって感じるそういう存在。この二人はどこかで繋がっている、二人で一人という人物造形なんじゃないかなと思います」と語っており、“茎わかめ”をきっかけに話しかける場面からは想像のつかない展開がこの後待ち受ける。

▼著名人 絶賛コメント

■宇垣美里(フリーアナウンサー)
若さゆえの焦燥感、全能感、破壊への距離の近さ。脆いほどに繊細で危うげなあのひと時の激情があまりに美しく陳腐を超えてスタイリッシュに描かれていて、もう死んでしまったかつての自分を見てちくりと胸が痛くなった。

■門脇麦(女優)
こんな青春映画をずっと欲していた!この高揚のために映画を観続けているのだと思う瞬間に満ち溢れた幸福な113分でした。

■栗原類(俳優・モデル)
2020年、世界に対しての不安が生まれてしまいました。今作を見た時に己の不安や戸惑いを受け止めてくれたような気がして心境が少し変わったような気がしました。ビリー・アイリッシュの主題歌も濃い味を出しているので最後までお見逃しなく!

■武田静加(モデル)
少しわかってしまうような人間の悪い心や行動、自分自身や世間と闘うような若い頃の繊細な気持ちなど、共感できることが多く、また現代のSNSが出てきたり、終始その世界に入り込んでしまいました。なにより素敵な役者さんばかりで目が楽しかったです。

■テラシマユウカ(GANG PARADE)
東京破壊計画とひとつの恋…。詩的な言葉によって真夜中の妖しさに魅せられ、退屈に絶望し屈折した感情が日常、社会、人間へと反逆しぶっ壊していく。

■新田さちか(タレント・俳優)
「自分の居場所に馴染めない感」から、退屈に絶望し日常を壊したくなる…。最初は誰にでも当てはまるこの感情は徐々にエスカレートし、常に物語は奇想天外に!一時も目が離せない作品でした!個人的には物語だけでなく、東京タワーを映し出す美しい映像が世界観にぴったりで、夜景が好きな方にも是非観ていただきたい作品です…!

■松本穂香(女優)
壊れていく世界の中で、徐々に人間味を帯びていく「私」の目が好きでした。あなたがいて、私がいる。そのことだけがどうしようもなくリアルで、美しかった。二宮さんの唯一無二の世界観。やっぱり好きです!

『真夜中乙女戦争』
2022年1月21日(金) 全国公開
監督・脚本・撮影:二宮健
原作:F「真夜中乙女戦争」
音楽・撮影:堤裕介
主題歌:ビリー・アイリッシュ「Happier Than Ever」
出演:永瀬廉(King & Prince) 池田エライザ 柄本佑 篠原悠伸 安藤彰則 山口まゆ 佐野晶哉(Aぇ! Group/関西ジャニーズJr.) 成河 渡辺真起子 小島健(Aぇ! Group/関西ジャニーズJr.)
配給:KADOKAWA

【ストーリー】 4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”(永瀬廉)。友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、深夜のバイトの帰り道にいつも東京タワーを眺めていた。そんな無気力なある日、「かくれんぼ同好会」で出会った不思議な魅力を放つ凛々しく聡明な“先輩”(池田エライザ)と、突如として現れた謎の男“黒服”(柄本佑)の存在によって、“私”の日常は一変。人の心を一瞬にして掌握し、カリスマ的魅力を持つ“黒服”に導かれささやかな悪戯を仕掛ける“私”。さらに“先輩”とも距離が近づき、思いがけず静かに煌めきだす“私”の日常。しかし、次第に“黒服”と孤独な同志たちの言動は激しさを増していき、“私”と“先輩”を巻き込んだ壮大な“東京破壊計画=真夜中乙女戦争”が秘密裏に始動する。一方、一連の事件の首謀者を追う“先輩”は、“私”にも疑いの目を向けていた。“私”と“先輩”、“私”と“黒服”、分かり合えたはずだった二人の道は少しずつ乖離していき、3人の運命は思いもよらぬ方向へと走りだす…。

©2022「真夜中乙女戦争」製作委員会