MC:そして乙葉さんは、お母さんであり、お婆ちゃんであるジャニス役ですが、テンプルトン一家の魅力はなんだと思いますか?
乙葉:ティムの想像力を培っていたのが、両親の愛情だったりとかで、またそれが流れてティムにその想像力とか子供への無限の愛とかが引き継がれていくっていうのは、テンプルトン一家の素晴らしさかなと思うんですけれども、想像力の素晴らしさといえば、毎日色々なことが起きるけど色々と空想することで乗り越えられたりとか、助けられたりするので、そういったところが参考になったり素敵だなと思って、自分も再現したいなと思います。
MC:ご自身のご家族と通じる部分っていうのはあったりしますか?
乙葉:我が家も毎日想像の中で生きているような感じで、朝食とかも喫茶店にいるような感じで、いろんな役になりきりながら過ごしたりとか、それが生活している上で物語になったりして、とても楽しく過ごせる要素の一つかなと思います。
MC:ありがとうございます(笑)。石田さんも実生活でお父さんですけども、ご自身が演じられテッドシニアに共感する事ってありましたか?
石田:今回はパパには刺さりすぎる作品ですよね。お父さんのキスを避けるシーンなんかたまんなくて。昨日の夜なんですけど、1歳の三女がいて、寝る直前までは僕と一緒にいてくれてたんですけど、もう眠さ限界になったら「父ちゃんやだ、ママがいい」って僕から逃げて行ったんですよ。その時に僕はこの映画を思い出しました(笑)。明日、涙なしにできるかなと思って(笑)。共感できることが世のパパに多いと思うので、是非この作品を観て欲しいなと思いますね。
MC:ありがとうございます。今回、映画の中で新ボスとしてボス・レディが登場しますが、多部さんとムロさんと芳根さんに、理想のボス像を聞きたいのですが。
ムロ:それこそ多部さんとか、芳根さんの世代に、どんどん理想のボス像を語っていただきたい、そんな時代になってきました。どんどん若い世代の皆さんの理想を聞いていって、そこに僕たちが近づいていく。そんな時代になってきました。
石田:自分しか、しゃべってないから(笑)。
ムロ:そうですね(笑)。多部さんはどうですか?
多部:本当に多種多様な世の中になってきたので、何でも受け入れてみるっていうところじゃないですかね?
ムロ:芳根さんは?
芳根:うん~…。
ムロ:そんなにアクリル越しに僕を見て、何かを発見しようとしないください(笑)。何も見つかりませんよ!? あなた、ずっと私のパーマを見てたけど(笑)。ここに答えは詰まってないのよ!?
芳根:でも(笑)、ムロさんが一緒だと安心するんです(笑)。ムロさんがいるから大丈夫だって。ムロさんいれば、なんか大丈夫だって。ムロさんいたら、何話そうかなと思っても、ムロさんいるから大丈夫だって(笑)。
石田:3回目だから(笑)。
芳根:ムロさんって、いつも現場を明るくしてくださるじゃないですか。お話しを膨らませてくださるし、いつも本当に救われてます。
ムロ:あら、ありがとう。今んとこ、記者の方がどう書こうか迷ってるから、一応、要約すると、理想のボス像はムロさんってことでいいのかな?
芳根:(感情なく)理想のボス像はムロさんです。(笑)。
石田:棒読み!?
ムロ:トップクラスの女優なんですけど、棒読みでしたね(笑)。
MC:ムロさんは、逆にこういうボスは嫌だというのはありますか?
ムロ:固定観念みたいな考えはそろそろ捨てなきゃいけないなと思いますよね。新しい時代、新しい考え、新しい価値を受け入れる、こういうことを受け入れられないとなるとですよ、下が説得しても…
石田:定まってないなあ!?
ムロ:簡単に言うと、聞く耳を持たないっていうのは、良くないかなと思いますね(笑)。