MC:よろしくお願いいたします(笑)。ムロさん、公開して反響はありましたか?
ムロ:本当に楽しみにしてるって言う方もいましたけど、昨日公開して、昨日妹から電話があって、「DVDよこせ」って言われました(笑)。そういう妹なんで驚きはしませんでしたけど、「映画館に観に行ってね」と伝えましたよ。
MC:ムロさんが思うボス・ベイビーの魅力ってどういったところだと思いますか?
ムロ:使命感と内に秘めた愛だと思うんですよね。自分のために動いているようで、どこかで誰かに対しての愛がある。今回は家族に対してですよね、兄に対しての愛にも再確認していく、今回の「ファミリー・ミッション」は、そこが魅力かな、なんて思うムロツヨシでございます。
MC:多部さんは、今回洋画吹き替えが初めてということでしたけれども、いかがでしたか?
多部:前作にも皆さん出ていらっしゃるので、私は本当に今回新参者で登場したんですけど…。本当に緊張しましたね。でも、どうでした…?(会場拍手)(笑)。すごく、まくしたててしゃべる活発な女の子だったので大変だったんですけれども、楽しくやらせていただきました。
MC:特に大変だったシーンとかってありました?
多部:やっぱり登場のシーンですかね。あそこからもう本当にスピード感ある女の子なので、慣れるまで時間がかかりました。
MC:そして芳根さん。7歳の女の子、タビサを演じるにあたって、また今回は歌も披露されておりますけれども、どんなところに気をつけられて演じられましたか?
芳根:前回ティムをやらせてもらった時に、将来その娘役をやると思ってもいなかったので、逆算というものが何もできなかったので、自然にやるとどうしてもティムが出ちゃうんですよね(笑)。だから「今、ティム出てたよ」とか言われたりして、軌道修正しながらやるのが結構難しかったんですけど、どうでした…?
ムロ:大丈夫ですよねえ。歌が素晴らしかったですよ。
芳根:嬉しい~。ありがとうございます。歌を専門的に習ったこともないし、技術は無いので本当に心を込めて。「一生懸命歌ってください」って言われたのが本当に救いで、心を込めて歌わせて頂きました。
MC:素晴らしかったです。そして宮野さん、今作ではボス・ベイビーとの関係、またタビサとの関係も描かれていて物語をつなぐ人物としても描かれていると思うんですけれども、その辺りはどういった意識をされてましたか?
宮野:昨日、金曜ロードショーでも前作の『ボス・ベイビー』が放送されてましたね。前作は子供の思いがすごく詰まったティムの長男としてのやるせなさみたいな、嫉妬心みたいなもがメインだったんですけど、今回は大人になったティムとテッドなんで、大人目線のお話になっているなと。兄弟の関係性も大人になって疎遠になってしまった関係性。娘ともうまくコミュニケーションが取れていないような関係性みたいな、そういうことが中心に描かれているので、また前作とは見方が変わっていて、大人の愛情みたいなものを表現できればいいなと思っていましたね。