【全文掲載】ムロツヨシ「友と一緒にいると無言」、多部未華子「鍵をゴミ箱に捨てる」芳根京子、宮野真守らが自分のギャップを告白!

MC:ありがとうございます。ムロさん、またボス・ベイビーですよ~。

ムロ:またボス・ベイビーをやらせていただいて(笑)。見た目は赤ちゃんなんですけど、続けてやらせていただきました。前作が4年前なんですよね、4年間ずっとボス・ベイビーのぬいぐるみが部屋に居てくれているので、飲み仲間だったりします。またその分身というか、その中に入れて良かったなと、非常に楽しくやらせていただきました。今回、特に宮野さんに感謝したいですね。最初のアフレコが宮野さんだったんですよ。私、ティムとの掛け合いが多いもので、先に宮野さんの声が入っていたので、これが本国の英語だけでやっていたら完成披露試写に間に合わなかったと思います。宮野さん、先に収録してもらってありがとうございました(笑)。

MC:ムロさんにとって『ボス・ベイビー』はどんな存在ですか?

ムロ:もう分身ですね。本当にずっと目を合わせてくれるんですよ。部屋の中で。僕の愚痴を聞いてくれる無言の友なので(笑)。アフレコは難しい部分はありましたけれども、すごくやりがいのある、そして皆さんの前に新しいボス・ベイビーが、大人から戻るボス・ベイビーを見られると思うので是非楽しんでいただきたいなと思います。

MC:多部さんは、洋画の吹き替えが初ということで、おめでとうございます。

多部:ありがとうございます。本当に緊張しました。前作も拝見させていただいて、とても素敵な声を当てられている方たちと参加させていただくのは楽しみだなと、すごい軽い気持ちで引き受けたんですけれども、実際声を入れてみるとめちゃくちゃ早口でまくし立てるように次から次へとテンポ良く進んで行くようなキャラクターだったので、耳で聴いているとそんなに感じる方はいらっしゃらないかと思うんですけど、口を動かすとついていくのに必死で、それが本当に大変でした。

ムロ:この物語の司令塔ですから。ボス・レディは。すごく素晴らしかったですよ。

多部:結構家でも練習しましたし、本当に声優さんって体を使うお仕事だなって。マイクに向かってしゃべるんですけど、ボス・レディのちっちゃい体がすごくパワフルに、声もちゃんと出るように全身を使って録りました。

宮野:そうだと思います。実感しながらじゃないとその状況の声って出ないので、いろいろ考えながら体も動いちゃうんですよね。でもこの作品は吹き替えの中でも難しい作品だと思います。このセリフ量で、このスピード感で、英語に日本語を合わせていくのって、初めてではできないのに素晴らしいなって思いました。めちゃめちゃかっこよかったし。

MC:芳根京子さんは、前作では男の子、今回は女の子ということで、同じ作品で違うキャラクターでしたが、どんなところが難しかったですか?

芳根:前回やらせてもらったときは、将来ティムの娘役をやる運命になるとは思ってなかったので、ティムは私も吹き替えが初めてだったんですよ。すごい自然体でやったので、どうしようかと思って。ティムとも変えないといけないし、とはいえ私はそんな技術を持ってないし、どうしようと思いながら監督と相談させてもらいながら作っていきました。