【全文掲載】深田恭子、決めゼリフ“悔いあらためな”「言えるか心配だった」泥棒スーツで身も心も大変身!?

MC:そして観月さん、もう一人のLの一族、三雲玲役ということで、泥棒スーツを着ての初参加でしたけどもいかがでしたか?

観月:ずーっとテレビで観ていた泥棒スーツを、実際自分が着るとは思わず。着れた時はすごくうれしかったです。すごくピチピチなので、ロケとかに行くと、ちょっと恥ずかしいですよね(笑)。

深田:なるべく人に見つからないように(笑)。

観月:なるべくひっそりと(笑)。ロケ地の交通の多い所で走ったりしていたんで(笑)。決めカットをルパンスーツで撮っていたので、なかなか恥ずかしいなぁと思いながら(笑)。

MC:深田さんも恥ずかしかったんですか?

深田:パート1、パート2の頃はロケが多かったので、その時の方が人目に触れないように…。どこからどう見てもおかしいじゃないですか。街にいたら。その時は、まだ撮影も始まって間もない頃だったので。渡部さんなんて、スタジオ内で歩くのも恥ずかしいって言ってましたし。

渡部:いや。そんなことないですよ(笑)。いやいや、もう、喜んで着させていただきました。

MC:話が親子で食い違っておりますが(笑)。観月さん、どんな風にご覧いただけたらうれしいですか?

観月:私のやらせていただいた三雲玲という役は、いろんな場面を表現させていただいたので、そして回想シーンもあって若い頃から今っていう、今の姿と若い頃の姿の両極端な姿を見せることができているので、本当に作品の中でキーパーソンとして良いエッセンスになっていればいいなと思っています。

MC:そして渡部さん、ドラマ2クール、そして劇場版とLの一族の大黒柱を演じてこられました。渡部さんにとっても新しいタイプの役所、作品だったと思うんですけれども、このシリーズの魅力はどんなところだと思いますか?

渡部:魅力ですか? 私以外で見つけることは難しいんですけど(笑)。いやいや、でも本当に集大成だと思います。さすが武内監督だと思います。いろんなことが詰まってまして、僕はもう一度映画観たんですけれども、本当にすべてが魅力だと思います。

MC:武内監督、皆さんのお話しを伺ってどうですか?

武内:とてもチームワークが良いんで、仲の良い俳優陣でやってたんで、それが皆様の心に響いてくれればいいなと思います。

MC:何か苦労されたとはございますか?

武内:今回の劇場版に関しては、どんぐりさんがシリコンとか失言しちゃうところですかね。これYouTubeで流れてんだからね(笑)。みんなシリコンだと思っちゃうじゃん。まあ、言っちゃったものは…、シリコンなんで(笑)。

どんぐり:すいません…(笑)。

MC:さあ、本作では家族愛とか家族の絆というのがテーマになっていますが、そのテーマにちなんで深田さん、最近絆を感じた瞬間ってありますか?

深田:この現場ですね。こうしてまた再集結して、そして映画公開に向けて、みんなで進めていこうというこの時間が大きな絆の時間だと思っています。頼もしいです。

MC:瀬戸さんはいかがですか?

瀬戸:今ふと思ったのが、僕だけ警察だなと思って。監督を除いて、全員泥棒の中に僕だけ警察でいるっていうのが不思議なようで、でもこの馴染んでる感じがシーズン1、シーズン2とやってきたチームワークなのかなって、絆みたいなものを感じましたね。

MC:憎き泥棒の一族みたいな風には思わないということで?

瀬戸:まったく思わないですね。警察ですけど、助けてもらってる方ですから。

MC:観月さんはいかがですか?

観月:『ルパンの娘』に携わらせていただいて、キャストの皆さんもそうなんですが、スタッフの皆さんの心意気が素晴らしいなぁと思いました。三雲玲というキャラクターを演じるにあたり、いろいろと衣装であったり風貌であったり、ルパンスーツであったり、役作りもみんなで一緒に考えてくださって。それを表現すれば良いというくらいまで、スタッフの皆さんが全部お膳立てをしてくださるような、そんな現場だったので。このシリーズをずーと重ねてきた皆さんの心意気っていうのが、絆で結ばれているんだなあっていうことをすごく感じました。

MC:渡部さんはいかがですか?

渡部:私事ですけど、私の家族はこの作品が大好きで、みんな仲良くさせてもらっていて。予告見たさに映画を観に行ったり(笑)。拍手して観てたみたいで、すごく喜んでいたみたいです。

MC:この作品によって、渡部さんのご家族の絆も深まったと。

渡部:そういうことですね。

MC:さあ、お話を伺ってまいりましたけれども、最後になりますが皆様を代表して深田恭子さんよりメッセージをいただきたいと思います。

深田:「ルパンの娘」パート1、パート2、そして劇場版。こうして発表できるのも皆様のおかげです。ルパンの娘なんですが泥棒はするんですが、家族の絆だったり、涙がほろりと出るようなシーンがあったりとか、今回はさらにスケールアップした「ルパンの娘」となっていますので、ぜひたくさんの方にご覧頂ければと思います。

『劇場版 ルパンの娘』
10月15日(金) 全国ロードショー
監督:武内英樹
原作:横関大『ルパンの娘』『ホームズの娘』『ルパンの帰還』
脚本:徳永友一
音楽:Face 2 fAKE
出演:深田恭子 瀬戸康史 橋本環奈 小沢真珠 栗原類 どんぐり(竹原芳子) 観月ありさ 市村正親 藤岡弘、 大貫勇輔 小畑乃々 太田莉菜 マルシア 信太昌之 我修院達也 麿赤兒 渡部篤郎
配給:東映

©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会