MC:ありがとうございます(笑)。続いて、赤楚さんはいかがですか?
赤楚:僕は妖怪“冷たいとこ探し”。夏場ってすごい暑いじゃないですか。だから布団の中でも、冷たい床を探すんですよね。ずーと探しているうちに、冷たいところがなくなって、ドライアイスを持って来たりするので、しいて言うなら“冷たいとこ探し”ですかね。
MC:ある意味、雪女みたいな役も良かったかもしれないですね。
赤楚:そうですね。でも寒すぎのもあんまり得意ではないので、夏は雪女がとなりにいたら涼しいんですけど、冬には居て欲しくないなと思います。
大島:何かフラれた気分になりますね…(笑)。
赤楚:いや、そういうことじゃなくて(笑)。
MC:赤楚さんは今回の天邪鬼、ご自分で似てるところってありますか?
赤楚:真逆と言ってもおかしくないんですけど、しいて言うなら、例えば自分が寝ている最中にマネージャーさんから電話がかかってきて、「寝てた?」と言われると、「いや寝てないです」って答えちゃうみたいなところがあるかもしれないです(笑)。
MC:三池監督はご自分で妖怪に例えると?
三池:だから林遣都だって(笑)。次に行ってください(笑)。
MC::かしこまりました(笑)。では、既に観ていただいたお客様ですけど、もう1回ここに注目すると楽しめるという部分を教えて下さい。寺田さん。
寺田:ケイとダイの兄弟愛というか絆みたいなのと、そして妖怪たちと出会うことによって、もともとひ弱な少年ケイが少しずつ成長していく姿に注目してほしいのと、妖怪たちからビビらされた時のリアクションを観ていただきたいと思います。
MC:杉咲さんはいかがですか?
杉咲:狐面の女が、ある姿に変化するシーンがあるんですけど、あそこは今まで以上にメイクとか衣装とかにも時間がかかったり、動きとかも意識する点が増えたりとか、CGもすごくかっこよくて迫力のあるシーンになっている感じがして、ぜひ注目していただけたら嬉しいです。
MC:アクションもね。
杉咲:難しかったです。衣装とかも裾が長かったり、頭も重かったりして動くのが難しくて、殺陣の先生にたくさん教えていただきました。
MC:ありがとうございます。大沢さんはいかがでしょうか?
大沢:映画を観たときに見所がいっぱいあってすごい楽しかったんですけど、自分としては自慢の腹筋を頑張らせていただいたので、トレーニングをしている皆さんは、本物ってどんなものなのかを観ていただきたいです(笑)。あとは、大島さん演じる雪女にすごく慕っていただいて、僕は冷たくする役なんですけど、結果としてこういうことになったんだなっていうので、正直何か思い上がってたかなという。今日はすごくテンションが低いんです(笑)。
MC:ありがとうございます(笑)。安藤さんはいかがでしょうか?
安藤:三池監督の作品はいつも映ってないところまですごく細かい演出をなさっているので、しかもいっぱい妖怪が出てきてるじゃないですか。もう何回観ても発見があるんじゃないかなって思っています。あと姑獲鳥に関しては、子供を授かりながらも子供との時間が叶わなかった妖怪なので、その妖怪が持っている愛情と切なさみたいなものが、ケイとダイと出会ってちょっとずつ変化していくっていうところかな。
MC:ちなみに安藤さん、好きな妖怪はいましたか?
安藤:いっぱいいるんです(笑)。現場で妖怪たちに囲まれると、妖怪の怖いけどチャーミングで心惹かれる感じ? 私はすねこすりちゃんと一緒にいたので、自分のペット感がありますね。
MC:寺田心さんも、すねこすりが好きですもんね?
寺田:すねこすり、すごくかわいいなぁと思います。
MC:ありがとうございます。では、大倉さんは?
大倉:ご覧いただいた通り、猩猩は真っ赤なので、大勢妖怪がいる中でも赤を見ていただければ猩猩だってわかるんです。ただ気をつけなきゃいけないのがキジムナーもいるんですね、真っ赤な。だから次見るときは、猩猩だと思ったらキジムナーだったみたいな、そういう楽しみもしていただけれたら(笑)。
MC:大倉さんは好きな妖怪はいますか?
大倉:大沢さんが引き連れてるタヌキたちが好きなんですね。すごくなんとかしてあげたいという気持ちになるんで(笑)。
MC:ありがとうございます(笑)。大島さんはどうでしょうか?
大島:ヤミットのシーンがすごく楽しいですよね。映画で見ると一時停止できないから、よく観られないと思うんですけど、是非ともDVDになった時に購入して頂いて、一時停止していただいて、どんなに妖怪がいるのかっていうところまでも楽しんでいただけるんじゃないかなって思います。海外の妖怪もいますし、妖怪なの?っていう妖怪もいるんですよ。紛れちゃっているので、そういうところも楽しいと思います。私の推し妖怪は、名前が分かんないですけど、ヤミットにいた顔がおじさんみたいで、Tシャツが短くてお腹が出ちちゃってて…。
大倉:分かった(笑)。あいつばっか見ちゃうよね?
大島:そうなんですよ(笑)。普通のおじさんなんですよ(笑)。
三池:一応、モチーフがトロールです(笑)。
大島:トロールなんだ(笑)。
MC:赤楚さんはいかがですか?
赤楚:天邪鬼としてはケイとの関係性で変わっていく姿を見てほしいんですけど、僕、携帯をいじってる時に髪の毛をいじる仕草を入れまして、そこは平成初期のギャルをイメージしてやってみたので、ぜひ見てください。勝手にやっちゃいました(笑)。
MC:ちなみに赤楚さんは、好きな妖怪はいますか?
赤楚:乗った龍がすごいかっこいいなって思いました。
寺田:水龍はすごかったですね(笑)。一応CGですけど、台に乗って男の方たちが担いで揺らしてて、本物のような体験が出来ました。まるでジェットコースターのようでしたね。
MC:ありがとうございました。最後に三池監督、そして寺田心さんから代表してメッセージをお願いできればと思います。
三池:今日は本当にありがとうございました。皆さんご覧になった後なので、家族の絆とか、我々人間が今後どうやって進むかっていう妖怪たちからのメッセージも込められている映画だと思います。受け取っていただいて、気に入っていただければ今日は始まったばかりなんで『妖怪大戦争 ガーディアンズ』今後も応援の方よろしくお願い致します。今日はありがとうございました。
寺田:老若男女楽しめるお祭りのような映画になったと思います。その中にも人種を越えた友情というか、ケイの“人と妖怪は同じだよ”という思いに深く共感しました。さあ皆さん、心という武器を持ち、冒険の準備はできていますか?『妖怪大戦争 ガーディアンズ』をぜひ宜しくお願い致します!
『妖怪大戦争 ガーディアンズ』
8月13日(金) 全国ロードショー
監督:三池崇史
製作総指揮:角川歴彦
製作総指揮・出演:荒俣宏
脚本:渡辺雄介
主題歌:いきものがかり「ええじゃないか」
出演:寺田心 杉咲花 猪股怜生 安藤サクラ 大倉孝二 三浦貴大 大島優子 赤楚衛二 SUMIRE 岡村隆史 遠藤憲一 石橋蓮司 柄本明 大森南朋 大沢たかお 北村一輝 松嶋菜々子
配給:東宝 KADOKAWA
【ストーリー】 太古の日本列島を分断していた大きな溝、フォッサマグナ。かつて海の底だったこの場所で、地中深く眠る古代の化石たちが一つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変えて東京へと向かうのだった。人間からは妖怪獣の姿は見えず天災にしか見えない。人々が怯える中、日本の妖怪たちは、このまま妖怪獣が東京に向かえば、太古の結界を破壊し、世界が滅亡の危機を迎えてしまうと危惧する。東京への到達を阻止するため、妖怪たちは平安時代に実在した伝説の妖怪ハンター・渡辺綱(北村一輝)の血を受け継ぐ、埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田心)の存在を突き止め、妖怪の世界へと招き入れる。自分の血筋も知らない普通の気弱な小学生の兄は、突然現れた妖怪たちに驚きを隠せない中、妖怪たちから世界を救ってくれと頼まれる。果たして、世界を救う勇者に選ばれ、伝説の刀・鬼切丸を授けられた少年の運命は?そして妖怪たちの本当の狙いとは?人間、妖怪、世界のモンスター、そして“出しちゃいけないでっかいヤツ”も巻き込んだ、新時代の“妖怪大戦争”が始まる!
©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ