MC:ありがとうございます。そんな犬部に実際入部したいという方がいらっしゃいます。主題歌「ライフスコール」を歌われております、Novelbrightの竹中雄大さんにお越しいただいています! ご登場ください。
竹中:よろしくお願いします。
MC:今回の主題歌は『犬部!』を鑑賞されてから描き下ろされたということで、そこに込めた思いをぜひ。
竹中:そうですね。この映画を観させていただいた時に、僕自身そのまま生きている中で動物愛護のことや、殺処分のことを考える機会は正直なくて、この映画を観たとき、現実にいざ向き合った時に、僕自身も考えさせられました。こういう現状をもっともっとたくさんの人に知ってほしいと思ったのと、たくさんワンちゃんが出てくるので、すごいかわいくて心癒されて温かい気持ちになりました。主題歌をやらせていただくということで、現実で難しい世界の中でも、一つの奇跡を信じてずっと立ち向かっていこうみたいな、命について書くことも初めてだったので、思いをしっかりこの曲に込めて作らせてもらいました。
MC:雄大さんは、ワンちゃんはお好きなんですか?
竹中:最近すごく好きなんですけど、昔は動物全般が苦手なときがあって(笑)。最近メンバーが犬を飼ってることもあって、すごい可愛いなと思って、さっきも一緒に写真撮ってもらいました(笑)。犬部に入部させてもらいたいですね(笑)。
林:犬部は動物が好きであれば、もう犬部だと思っていますし、今日ここに来てくださっている皆さんも犬部です。ただ、ちょっと僕個人的なお願いというか、雄大さんの歌声を生で聴いてみたいなと思って(笑)。
竹中:アカペラで(笑)。分かりました、初めてですけどアカペラで(笑)。
※竹中が「ライフスコール」のサビをアカペラで熱唱!
MC:すごい!林さん、いかがですか?
林:やばい、歌声で鳥肌が(笑)。最後まで歌ってほしいです、僕の挨拶はいいんで(笑)。
中川:音源流れてるのかなみたいな(笑)。まさかこうして聴けると思わなかったので僕もグッときました。
MC:ありがとうございました。ここでお時間です。最後に一言、林さんからご挨拶をいただきたいと思います。
林:監督のシャツにまた触れるのを忘れてしまっていました。今日は犬ですかね。前回も前々回もかわいいシャツを着ていらっしゃるんですけど、触れずに終わっちゃってすいませんでした(笑)。えーと、今日から公開になりました。沢山の動物たちと、みんな賢い子たちだったんですけど、撮影現場だったり特殊な環境で心や身体に負担があった中で、全部に応えてくれて。本当に彼らが、この映画を作りたいと思った方々や獣医や、皆さんの思いをスクリーンの中で彼らが体現してくれたと思っていて、その思いが今日から一人でも多くの人に届いて、動物の未来が少しでも明るくなっていくことを心から願っております。今日から皆さんの手に作品が渡って、それを受けとってくださったら幸せです。今日は本当にありがとうございました!
最後のフォトセッションには、劇中に登場した動物たちも登場。林がバディ犬のちえちゃんに金メダルを贈呈すると、ちえちゃんは林の顔をなめまくって喜びを表現していた。
林:ちえちゃん、あなたは本当にこの映画の主役です!ありがとう!
『犬部!』
2021年7月22日 全国ロードショー
監督:篠原哲雄
原案:片野ゆか「北里大学獣医学部 犬部!」
脚本:山田あかね
主題歌:「ライフスコール」Novelbright
出演:林遣都 中川大志 大原櫻子 浅香航大 田辺桃子 安藤玉恵 しゅはまはるみ 坂東龍汰 田中麗奈 酒向芳 螢雪次朗 岩松了
配給:KADOKAWA
【ストーリー】 青森県十和田市に、一人の変わり者がいた。花井颯太(林遣都)22歳、獣医学部の大学生。子どもの頃から動物愛護がライフワークで、一人暮らしのアパートには保護動物がぎっしり。周りからは変人扱いされても、目の前の命を救いたいという思いで保護活動を続けていた。ある日颯太は、心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、ひとつでも多くの命を救うため、愛護活動をサークルにすることを思いつき「犬部」を設立。颯太と同じく「犬バカ」の同級生・柴崎涼介(中川大志)らが仲間となり保護活動を行い、それぞれの夢へと羽ばたいていった。そして動物を守りたいという一心で活動していた「犬部」から16年後。相変わらずの犬バカぶりで保護活動を続けてきた颯太が逮捕されたという報道をうけて、それぞれの想いと立場で動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこに柴崎だけがいなかった…。
©2021「犬部!」製作委員会