MC:青木さんは、ありますか?
青木:がっつりこの映画に関わっていて、唯一できなかった“完全に観客側で観る”ことが『The Beginning』でできたので、本当にのめり込みましたね。剣心ってこんだけのものを背負って来たんだと思って、一観客として見られたことは本当にありがたいですね。新キャストというより、佐藤さん、江口さん、監督に聞きたいんですけど、『The Final』と『The Beginning』は、ほぼ同時期に撮ってたんですけど、どこにその体力、気力が残ってたんですか?あの分厚さ。『The Beginning』よく撮れましたね?
佐藤:俗に言う別腹的な(笑)。『The Final』でお腹いっぱいだったんですけど『The Beginning』は『The Beginning』でイケるんですよ(笑)。
青木:信じられないですよ(笑)。同時期に撮れるかね!?っていう。
MC:土屋さんはいかがですか?
土屋:私は『The Final』の初号試写のときに、巴さんのエピソードで号泣しすぎて、架純ちゃんに心配をかけちゃったこともあって、『The Beginning』はあえてまだ観てないんです。ですので監督にお伺いしたいのですが、大友監督は役の心をすごく感じ取ってくださる、台本ではセリフが終わっていても役として呼吸しているなって思った時にはカットをかけない印象があるんですよ。ということは『The Beginning』で、「カットをかけたくない」って思った瞬間はどこだったのかっていうのをお聞きしたいなと。
大友:ずっと観ていたいってことなんですよ(笑)。
佐藤:大友組はありますよ(笑)。でも、そこで負けちゃいけないというのありますよ。自分からは止めたくないですね。
MC:こちらはのちほど『The Beginning』の舞台挨拶で質問したいと思います。『The Final』と『The Beginning』ですが、改めて最終章を続けて観る意義を伺いたいですが。
佐藤:結果として『The Final』が先で『The Beginning』は後に公開されましたけど、正直撮っている段階では確定していなくて、僕は『The Beginning』を観てもらったていで、『The Final』のラストシーンを演じていたぐらい、議論があって。たぶん正解はないんですよ。ただ、『The Final』を見た後に『The Beginning』を観れば、『The Beginning』がより面白くなるし、その逆もしかり。ぜひ、みなさんもそういった楽しみ方をしていただければうれしいです。
MC:江口さんはいかがでしょうか?
江口:『The Beginning』を観たら、この映画はどうなっていくんだというところで終わるので、全部つながっているので、こういった時期ですから、喜劇が流行ったりする時代だと思うんですけど、逆にこういったエネルギーがすごい強いものを観て、一緒に画面に向かって応援するような感じで盛り上がってこの時期を乗り越えてもらえたら嬉しいなと思います。