MC:続いて柳葉敏郎さん、お願いいたします。
柳葉:こんにちは、柳葉敏郎です。本当に厳しい環境の中、会場に足を運んでいただいて、ご覧になってくださった皆さん、ありがとうございます。そしてマスコミの皆さんもありがとうございます。この環境だからこそ、この作品なんじゃないかなと思います。ぜひ宣伝いただいて、多くの方に、沢山の人としての気持ちを感じてもらえたらと思います。宜しくお願いします。
MC:続いて、みなみらんぼうさん、お願いいたします。
みなみ:どうも、みなみらんぼうです。僕の演ずる柳瀬という男は、世界中を旅して、そして金沢の街に落ち着いて店を出すことになりました。バーで。その店の作りが、遊牧民の家を模していまして、それがとてもいい出来で、皆さんに見ていただきたいなと思うぐらいなんですけど、終わると同時にサッとあっという間に壊されてしまいました。とても残念です。そこでゆっくり一杯飲みたかったなぁと思ってました。僕の演ずる…失礼。ちょっと声が…。
MC:お水をお持ちします。
みなみ:ありがとうございます…ちょっと体調がおかしいみたいなんですよ…。
※体調不良を訴えたみなみ。吉永小百合、スタッフらが駆け寄り、みなみの身体を支える。
みなみ:めまいがする…
吉永:大丈夫? めまいがする? そっち(舞台袖)に行った方がいいですね。
※ここで、みなみが一旦降壇することに。劇場が騒然とする中…
西田:らんぼうさんがお歌いになっている「station」という歌が今度発売されるサントラ盤に入っているんですけれども、本当に素晴らしい味わいある歌を歌ってらっしゃいます。ぜひ今度発売になったらそっちのほうもよろしくお願いします。頭からずっと聴いていくと、α波がとっても出て、32曲あるんですけども、だいたい3曲目で寝落ちしています。そんな感じの素晴らしいサントラなので、ぜひ不眠にお悩みの方もお買い求めいただけたらと思います。よろしくどうぞ。(西田のフォローで会場から笑いと拍手)
MC:西田さん、ご紹介ありがとうございました(笑)。続いて、泉谷しげるさん、お願いいたします。
泉谷:どうも泉谷です。みなさん大変の時に来て頂いてありがとうございます。私はで大して出てないのでね、ほんとは登壇する価値はないんですけど、本当に長い付き合いだった岡田さん(東映代表取締役グループ会長、岡田裕介)さんがお亡くなりになって、俺と久しぶりにベラベラベラベラしゃべってたんですよ。本当に久しぶりで楽しくてね、撮影現場も楽しくて。大して出てませんよ。出てませんけどね、すごい充実した時間を過ごせて、まあお亡くなりになってしまったんですけどね。彼は言ってましたよ。「配信でするような映画は、映画じゃねー」って(笑)。今日は複雑な思いです(笑)。「劇場で観てこそ映画だろ」と(笑)。岡田、申し訳ない(笑)。こういう状況だから、そういうことだ。どういう形でも俺は映画は公開が全てだと思ってますので、必ずや取り戻せますので頑張って応援していきたいと思ってます。らんぼうが時間とったので、この辺で。よろしく(笑)。
MC:ありがとうございます。続きまして本作の原作者、南杏子先生お願いいたします。
南:皆様こんにちは。原作で参加させていただきました南杏子と申します。このような大変な中、スタッフの方、そして取材の皆様、そして全国で映画館に来てくださっている方、そしてそれを我慢してくださっている方。皆さんディスタンスをとって大変な中で生活をされていることと思います。本当にありがとうございます。私は“生ききる”ということを、この作品の中で伝えたいと思って小説に書きました。おそらく皆さん、このような環境の中なので心に迫るものがあったと思います。今日は本当にありがとうございました。
MC:最後に成島出監督です。お願いいたします。
成島:全国でご覧のみなさん、今日は劇場に来ていただいて本当にありがとうございました。この映画はコロナの中での撮影から始まって、本当に無事撮りきれるんだろうかということも含めて、今度は公開に向けて本当に無事公開できるのかという、本当にいろんなことがありましたが、無事にこうやって公開して皆さんにご覧いただくことができる日が迎えることができました。本当に感謝しております。どうもありがとうございました。