MC:ありがとうございます。改めまして橋本さん。チームワーク抜群ということですが、共演者の皆さんと撮影されていかがでしたか?
橋本:舞台挨拶の前も、みんなでしゃべっていたんですけど、すごくいい雰囲気でというか。個人個人で仲が良くて、たぶんプライベートで会っているメンバーもたくさんいると思うんですけど。だから、撮影中もすごくいい雰囲気でできたと思います。
MC:SNSを拝見しましても、いっぱい…。
橋本:そうですね、写真がいっぱい(笑)。
小関:ゆるい動画シリーズ、すごい面白かった(笑)。
橋本:ありがとうございます(笑)。瀬戸くんの登場回数が少なかったりするんですけど(笑)。
瀬戸:あんまりいなかったんですよ、僕が。そう言ったら、みんなが上げてくれたんで、嬉しかったですね。
MC:撮影の合間には、女性キャストで集まったりもされたんですか?
橋本:ありましたね。みんなで集まったりして。動画撮ったりもしたよね?
恒松:動画? あ、TikTokで、全力○○をやってましたね(笑)。でも、あまりにもすっぴんで撮りすぎて、ちょっと載せられないかもと(笑)。でも、楽しかったです(笑)。
橋本:瀬戸くんに撮ってもらいました(笑)。
瀬戸:撮ってあげたというか、誰かに持たされた?(笑)。
中尾:利樹が撮ってる動画を俺、持ってますよ(笑)。
小関:カメラの内側で、こうやって(踊って)るんだよね(笑)。可愛かった(笑)。同性ながら可愛く思えちゃった(笑)。
MC:緊張感のある撮影現場ではありますけど、間の時間では皆さんでワイワイと過ごされていたということで、小関さんはどんなふうに過ごされていたんでしょうか?
小関:学生時代のような雰囲気でしたね。世代は違いながらも、他愛もないことで、やまびこで遊んだり。携帯もつながらない場所だったので、現代的というより、昔ながらの遊びで時間を過ごしていましたね。
MC:サッカー部キャプテン役の甲斐さんも、やまびこのときは叫んでいらっしゃったんですか?
甲斐:叫びました(笑)。「シグナル100ー! シグナル100…シグナル100…」って(笑)。
中田:本当に帰ってきたよね? やまびこって本当なんだと思って。生まれて初めて帰ってきた(笑)。
小関:シリアスな撮影ばっかりだったので、終わった後に発散するひとつとして(笑)。気持ちよかったです。
MC:若月さんは撮影を振り返られて、なにか記憶に残っていることはございますか?
若月:ご飯をケータリングで用意していただいていたんですけど、学校で撮影していたので、調理室みたいなところで、配膳をしてくださって、みんなで並んでお盆を持って、ご飯を配っていただいて。ひとつのテーブルに6人、7人ぐらい集まって、みんなでワイワイ食べていたので、それも学生時代に戻った感じで楽しかったです。
橋本:しかも特殊メイクをした上で食べていたんで、めっちゃ怖いんですよ。祐里が目の前で血まみれでご飯食べていて(笑)。
恒松:私の特殊メイク、すごいんですよ(笑)。
小関:ネタバレになっちゃうから詳細は言えないけど、刃物が刺さったまま食べている人もいたよね(笑)。
一同:「いたいた」「ハロウィンみたいだった!」
小関:肉の日は食べにくかったです(笑)。誰かが血だらけだと、食べられなかったですね(笑)。
MC:中尾さん、福山さんも大きくうなずいていましたが、食事でなにか美味しかったなというものはありますか?
中尾:毎日、美味しかったので。なんでそんなに汗だくなんですか?(笑)。
福山:ちょっとすいません。僕、今、捻挫してまして(笑)。ずっと我慢してたんですけど、足がプラプラしてたらすいません(笑)。ちょっと“やまびこ”に戻って良いですか? やまびこのとき、サッカー部で僕一人だけ知らなくてですね、いつやってたの?
中尾:あのー、ギラギラしてたシーンのとき?
一同:そうだそうだ(笑)。オンのとき!芝居モードがすごかったときね(笑)。やまびこなんか目に入ってなかった(笑)。
福山:ついつい(周りが見えなくなる)癖がありまして、それを年下の皆さんが察してくれて、「ちょっと年上のやつ、モード入ったから避けよう」みたいな(笑)。
中尾:っていう日に、やまびこやってました(笑)。
MC:皆さんのお話を聞いているだけで、すごく良い現場だったんだなと感じられるんですが、ここでいいニュースを皆さんにお届けしたいと思います。本作がブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭から招待を受けました。昨年からすでにスペインのファンタスティック映画祭で上映されておりまして、スペインの観客の皆さんは本作を観まして非常に楽しんでいたということなんですが、橋本さん、この作品が世界で上映されることについては、どんなふうに思いますか?
橋本:すごく嬉しいですね。日本の映画の良さというのが、この映画には詰まっていると思うので、グロいような描写もあるんですけど、それでもドキドキワクワクするような感覚は、海外の方にも楽しんでもらえるんじゃないかと思いますね。
MC:監督はいかがでしょうか?
竹葉:海外ではJホラーだったり、東映のバイオレンス作品ってコアなファンがいるので、そのお客さんに楽しんでいただけて嬉しいです。
MC:ありがとうございます。また、橋本さんは、先日、1年を通して最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られます、エランドール賞を受賞されました。おめでとうございます!
橋本:ありがとうございます(笑)。
MC:去年は本作の撮影からスタートしたわけですが、橋本さんにとってはどんな1年だったでしょうか?
橋本:二十歳になって初めての作品だったので、不安というよりは割と楽しく撮影して、『シグナル100』という題材で、すごく自分の中でも挑戦的な作品から始まったので、あっという間の充実した1年間だったなと思いますね。