【全文掲載】HiHi Jets髙橋優斗「もっと尊敬しろ」「私服がダサい」と共演者からイジられまくり! V6長野博「弟みたい」

MC:そんな女性たちのご家族役、まずは流美の夫であり、百々子の元夫である葉介を演じられれた長野さん。中山さんと、大島さんとは初共演ということですが、現場はいかがでしたか?

長野:中山さんは、漫画家役ということもあって、個性のある衣装で、色使いだったり柄とかも、雰囲気がある衣装が多かったと思うのですが、何を着てもやっぱり似合うなと。素敵でしたね。全員のシーンでも、二人のシーンでも常に凛としていらっしゃっていて、本当に素敵だなと思いました。

MC:その言葉を聞いて、中山さん、いかがですか?

中山:え…(笑)、困ります…(笑)。

MC:ありがとうございます(笑)。

長野:そう思いながら、ご一緒させていただいてました(笑)。

MC:大島さんとの共演はいかがでしたか?

長野:優子ちゃんは、誰にでも話しかけて場を和ませてくれるような。あれは気を使ってるんですか? それとも自然に?

大島:…自然ですかね?(笑)。

長野:なんかそれがすごくやりやすくて、初めて共演するんですけど、すぐに仲良くなれましたし、楽しくやらせてもらえる現場にしてくれましたね。

MC:大島さんは、長野さんとの共演はいかがでしたか?

大島:撮影の合間とかは、夫婦役ということもありますし、新婚さんということもあったりもして、まずは長野さんを知らないと、と思って(笑)。それで、長野さんに結構プライベートな質問を聞いてしまったりとかしてたんですけど。いろいろ美味しい情報をたくさん教えていただきました(笑)。

MC:行きたいお店は見つかりました(笑)?

大島:見つかりましたね(笑)。

MC:続いて、澤瑞の夫、一太役を演じました上地さん。一太は家事全般を完ぺきにこなす主夫ですが、愛し続ける妻には少し距離を置かれてしまうという役どころでしたが、演じられていかがでしたか?

上地:悲しかったです。でも、もともと多江さんには20年前ぐらいからお世話になっている方で、初めて共演させていただき、すごく楽しかったんですけど、本番中はすごく悲しかったです(笑)。

MC:ポスターに結婚記念日が恐怖と書かれていましたが、結構グサッと刺さったんじゃないですか?

上地:ずっとグサグサきてました。それ以外にも。僕はいろんな家族の人たちに振り回されるんですよ。でも、一太があんまり可愛そうな感じにならないように、監督がいろいろとアドバイスをくれて。監督のアドバイスが、詩人みたいな例えをしてきて(笑)。変わってるんですよ(笑)。例えば、料理をしながら悲しい気持ちでセリフを言うときも、本番前にそーっときて「ここで、ブラジル人がタンゴを踊る感じでお願いします」って(笑)。例えばですけどね。耳元で「風鈴を感じてください」。詩人みたいなことをボソボソっと言って戻るんで(笑)。あれはなんですか?

深川:そうですね(笑)。役者から見ている世界と、やろうとしていることと、あと僕がやれることは、割と違う目でその瞬間をこうしたらいいのかなということを、ぼそっと。ただ「こうしてください」と言ったら、言葉が気になっちゃってそれをやろうとするお芝居になっちゃうんじゃないかなと思うのと、ちょっと難しく変なことを言ったほうが「え?」って言いながらもなんとか…。役者さんて本当に不思議なもんで、なんとか芝居をしようとするんですよ。何をやっても(笑)。

上地:それを聞きに行くのが楽しんですよ(笑)。急に全くわけがわからないことを。世界観が違うことをボソボソっと言って、スッといなくなるんで(笑)。

深川:なんか悲しいシーンでも「笑って」と言って、じゃあ本番となると「なんで笑わなければいけなんだ」と。でも笑ったほうが、その瞬間悲しく見えたりするということもあるかなと思って、言っていくんですけどね。

上地:「笑って」だけじゃないんですよ。泣くシーンでも泣く準備万端のときに、耳元で「バラの香りをかぎながら、お花畑を走っている少女を見て笑ってください。失礼します」(笑)。どういうこと?って(笑)。

深川:いやいや、デフォルメしすぎだと思います(笑)。

上地:ただ「笑って」だけじゃなかった。「ボソボソボソ…、失礼します」みたいな(笑)。優しいダンディ坂野さんみたいな(笑)。だから、一太としては振り回されるんですけど、物語を聞いて演じるのが楽しかったですね。

MC:木村さんはご一緒されていかがでしたか?

木村:シーン的には彼を悲しませてしまうことが多かったので、それ以外はなるべく楽しく過ごそうと思って、家族がなんだかすごく仲が良くて。家族でご飯を食べるシーンも、カットがかかってもね?

上地:スタッフが誰もいなくなっても、みんな残ってご飯を食べて。ずっとしゃべってたりとか。爆笑してましたね。

木村:面白い家族だったよね。息もあっていて。ずっと一緒に住んでいる人たちみたいな。それが出ているといいですね。

MC:ありがとうございます。続きまして、髙橋さんは百々子の一人息子の柊司役を演じられましたが、少しずつ明かされる百々子の秘密に翻弄され葛藤するという難しい役どころではありましたけど、演じていかがでしたか?

髙橋:僕はお芝居の経験があまり無くてですね、でもまずは自分のできることをしっかりやろうと思って。まずは内田柊司を誰よりも知ろうと考えて、思い当たることを自分の中で作っていったんですね。柊司は19歳から20歳で、反抗期もあるんですけど、どちらかというとお母さんもお父さんも大好きなんですが、大好きだからこそ出てくる感情というのを自分なりに表現できればなと思ったりしました。でも、自分で「これだ!」と思って持ってきても、監督に「逆にここで笑ってみようか?」とか。そういう不思議な世界観というのが、芝居経験のない僕なりに楽しかったと思いながらも、いろいろな方に「もっとこういう口調で言ってみてれば良いんじゃないか」とか、アドバイスをいただいて、すごく自分の中で楽しい役だったなと思います。