【全文掲載】HiHi Jets髙橋優斗「もっと尊敬しろ」「私服がダサい」と共演者からイジられまくり! V6長野博「弟みたい」

MC:よろしくお願いいたします。そして最後に本作の監督を務められました、深川栄洋監督、よろしくお願いいたします。

深川:監督の深川です。新年、お忙しいところ、来ていただいてありがとうございます。この作品は、1月11日から放送になります。まだ作り途中です。今、6話の編集作業中で全8話あります。1話目は無料放送だということで、皆さん面白かったらお友達を誘って観てください。9月に台風被害にあった二子玉川で撮影して、スケジュール通りに進まなかったところがあるんですけど。撮影ができるかできないかもギリギリのジャッジで撮影させていただきました。撮影を始めたら皆さんの協力もあって円滑に進めることができました。特別な年の二子玉川の街を舞台にした三組の家族の話を楽しんで観ていただければと思っております。どうぞ今日はよろしくお願いいたします。

MC:よろしくお願いいたします。まずは深川監督、今作は一見、幸せそうに見える三組の夫婦とその家族が抱える様々な事情が描かれた、オリジナル脚本ということなんですけど、本作を監督されるにあたって描きたかったことや挑戦したかったテーマは、どのようなことだったんでしょうか?

深川:この脚本を書かれた沢木まひろさんという方が、小説家なんですけど、初めてテレビドラマにデビューする作品に立ち会うことができたのが、まず僕は嬉しかったですね。その新しい作家のデビュー作が、どんなものを世の中に提示していくのかなというのを期待しながら、脚本を読ませてもらって、脚本の個性としてずっと女の人がしゃべっているふうなものが、僕の感想だったんですね。この人はこんなことをしゃべって、こんな女子トークをしてるんだと。このドラマが女性目線が多くて、男性はこんなふうに見られているんだなと考えさせられながら読んだ台本でした。この個性をどうやって生かそうかなと思ったときに、カメラで登場人物たちを盗み見ていくような、のぞき穴から見ているようなことを提示できたら、三組の関係を邪魔することなく観続けていくことができるのかなと、スタッフの方と話をして、できました。その覗き見ていく感じというものが、皆さんに伝わっていくと、ちょっと病みつきになるような感覚があると思います。2話、3話とどんどん広がっていきますので、そこを作品の個性だと思って楽しんで観ていただければと思っております。

MC:ありがとうございます。それでは中山さん、百々子は良き妻であり、良き母であり、レディースコミックの漫画家としても活躍される女性ということですが、撮影を終えられた今、百々子はどんな女性だと感じていますか?

中山:そうですね、たぶん他のキャストの中でも一番変わっている女性なんじゃないかなと思うんですけど、ずっとお家で仕事をしているので、外に出ることをしてこなかった女性なので、一風変わったところはあると思い、楽しんで演じていきたいなと思いました。ただ、主演とさせていただいておりますけど、このドラマは一人一人が主役なんですよ。そこがすごく魅力的だなと思います。

MC:百々子を演じるにあたって、大切にしたことはありますか?

中山:大切ですか…。きちんと演じるというよりかは、一風変わったように見えたらいいなと思いましたね。家族のあり方とかも結構偽善的だったりするので、観ていてそれが滑稽に面白く見えたらいいなという感じですね。私自身というよりかは、全体が滑稽に見えたらいいなというところを意識しました。

MC:そして瑞希役の木村さん。瑞希は百々子の友人であり、夫に家事全般を任せてバリバリ働くキャリアウーマンということですが、演じられて瑞希の魅力はどんなところに感じられましたか?

木村:瑞希は、富澤家の中ではお父さんの役割をしていて、でも女性の部分も持ってるんですけど、とにかく正直な人で自分の感情に正直で、単純明快にいろいろな感情が見えちゃうからいろいろなことがバレちゃうみたいな。でもそこが人間臭くて、一生懸命やってるんだけど、滑稽に見えてくるようなところが魅力だと思ってました。

MC:続いて流美役の大島さん。長野さん演じる葉介との新婚生活がスタートした矢先に旦那様の元奥様と同じマンションに住んでしまうという、まさかのシチュエーションに見合われるわけですけど、演じられていかがでしたか?

大島:ドキドキするシーンがたくさんありましたね。その中でも流美というのは、看護師の仕事をしていて、すごく我慢強いんですよ。忍耐力も持っていて、彼女の忍耐力というのは彼女のチャームポイントというか、その力を身に着けているから看護師をやっているというところもあるし、だからこそ葉介さんとも一緒にいるというのもあるんだと思います。でも随所になんとなく悩むところもあって、それをどうやって解消しようかというのも、結構自分で打ち出していく強さを持っている役柄だなと思いました。