北村：楽しくていいじゃない（笑）。お仕事楽しくやっていいじゃない。いいじゃない。

MC：すごい響きましたけどね（笑）。カナとしてはお料理のシーンもありましたよね？

久保田：はい、実際に作品に入る前に作るレピシを見て、自分で家で作りました。

一同：おおお〜。

久保田：観ていただいたら分かると思うんですけど（笑）。はい（笑）。

MC：ありがとうございます。葉山さん、本作ではギターに挑戦されていましたけど、アキの代わりに歌唱するシーンもありましたよね。そのあたりはいかがでしたか？

葉山：どうですかね、この二人（新田＆北村）が上手すぎるので、ほんの気持ちだけ歌わせてもらったぐらいなんですけど、かなり緊張しましたね。

一同：上手かったよ、上手かった。

葉山：ヘタではなかった？ ヘタではなかったけど、上手かった？（笑）。

北村：スタッフさんの中ではめちゃくちゃ好評だったって。

葉山：だけど、完成したものを観たら分かると思うんですけど、現場ではそこそこの人がいたんですけど、できあがりを観ると誰一人聴いてないんですよね（笑）。ちょっとこう…（笑）。

MC：そういうシーンでしたからね（笑）。でも楽曲が素晴らしいですよね。

葉山：そうなんですよ。今回提供していただいた曲が、ものすごいいい曲ばっかりなので。そこに負けないで、どう僕らが表現して歌うか、弾くかっていうのがあったので、そこはみんなのネックでしたよね。

北村：やっぱり楽曲の力だけに任せてられないし、楽曲にものすごく力があったので、僕らも役者というかバンドマンの気持ちになってみんなやってましたね。

MC：そして、ドラムに挑戦されました上杉さんですけれども。ドラムは難しいですよねえ。

上杉：ねえ。本当に大変だったっすもん。右手と左手と右足と左足と頭が、こんなに自由が効かないんだって、すごい思いました。でも、楽しかったですよ。みんなのことを一番うしろから背中を見て、アキがいて颯太がいて、モリケンがいて…。

葉山：モリケンじゃないす。名前が…

上杉：ごめん（笑）。ヤマケンだ（笑）。良かったです、ドラマーの景色って。かっこいいし、みんな。

MC：練習は結構されたんですか？

上杉：練習しましたね。半年間くらい。先生がめっちゃ厳しかったんですよ。本当に、俺だけすげえ怒られているんですよ。結構怒られながらも。でも優しく、一緒に、二人三脚で教えてくれました。

MC：皆さんも怒られました？

清原：僕は怒られましたね。

葉山：清さんが一番怒られてましたよね。

北村：リズムが難しいからね。

清原：違う違う違う。でも、怒られてはないじゃん。そこはちゃんと言っておいてよ。

一同：めっちゃくちゃ怒られてた。大人たちにめちゃくちゃ怒られてた。気まずかったもん。

清原：俺が怒られるところ気まずかった？ごめんね、なんか（笑）。でも、怒られてないですよ。

MC：教えてくれていたというね（笑）。リズム体は難しいと思うんですが、ベースはいかがでしたか？

清原：リズム体を初心者の二人が担ってしまったので、最初は大変でしたね。ベースとドラムを合わせるために、「目線を合わせるのを意識して」と言われて、すごい意識してやったので。演奏はすごい大変でしたね。

MC：監督、今回は完全にオリジナル作品じゃないですか？ 大変だったところ、だからこそ楽しんでやったところはどんなところがありましたか？

萩原：大変だったところはあんまりないんですけど、楽しかったところは、キャストが決まってから、キャストに合わせて役のイメージを変えていった。どうしたらより魅力的になるかとか、森ちゃんなんかはもともとは、ただ優しいキャラクターだったんですけど、そこにダメな感じを加えたほうが清原くんの良さが出るんじゃないかと思って。

北村：やっぱりダメなところを足していかないとね。

清原：え、なんか、今回、ダメでした！？

一同：（爆笑）

清原：なんか不安ですわ…（笑）。

萩原：わりとそうやってね、それぞれのキャラクターを役者と比較しながら広げていったというのはすごく楽しかったですね。

MC：新田さんが演じられたアキは、新田さんに寄せていった感じなんですか？

萩原：幅ですね、幅として広げていったというか、立っている良い部分とか、実はすごく弱い部分とかを場面的に描けたというのがすごい良かったなと思います。