新田真剣佑「塩も入れます。汗かくんですよ。毛穴開いてね」、北村匠海「僕は○○○に入り始めました。そこからストレスが一切ない」

新田真剣佑と北村匠海のダブル主演で贈る、完全オリジナル映画となる青春音楽ラブストーリー『サヨナラまでの30分』が、2020年1月24日より公開される。このほど、1月15日に青山学院大学 アスタジオにて大学生限定試写会イベントが行われ、キャストの新田真剣佑、北村匠海、久保田紗友、葉山奨之、上杉柊平、清原翔、萩原健太郎監督が登壇した。

上映後のトークイベントのゲストは萩原監督のみだと知らされている学生たちの前に、サプライズでキャスト陣が登場すると、会場には悲鳴のような驚きの歓声が。会場がどよめく中、マイクを握った新田は「明日、全国(放送)で流れるので、いい歓声を期待しています(笑)」と、学生たちに笑いかけた。続いて北村は「僕は大学時代を過ごしたことがないので、大学ってだけでワクワクしてます」と目を輝かせていた。

女子学生からの質問で、それぞれの青春エピソードを聞かれたゲスト陣。「学生時代は青春を感じたことがない」という北村は、「この映画は青春を失った人たちが、それを取り戻す物語。僕もこの映画を撮りながら、青春を感じてましたね」と述べ、「去年、一番楽しかったのは、本当にこの撮影」と強調した。北村同様、「学生時代に青春を感じたことがない」という新田は、「お仕事をさせていただいて、作品で青春してるなと感じさせていただくことが多い」としみじみ語っていた。

男子学生からの「葛藤をどうやって乗り越える?」という質問に、「僕はやっぱりサウナです」と答えた北村。「きれい事で、“前向きに”とか思ったこともあって、乗り越えられらこともあった。でも、一時期ストレスで暴飲暴食していたときに、僕はサウナに入り始めました。そこから、ストレスが一切ない」と、スッキリした表情で学生にアドバイス。

これに対して新田は「お風呂」と答え、周囲から「サウナと答えが近い!」とツッコまれながらも、「入浴剤を入れてね。バブルバスとかもしちゃってね」と楽しそうにコメント。MCから「好きな香りは?」との質問には、「ラベンダー」と答えて、ゲスト陣から「無難!」「ど真ん中!」とイジられつつも、新田は「塩も入れます。汗かくんですよ。毛穴開いてね」と笑顔でコメントした。

イベントの最後には、学生側からの逆サプライズで、劇中歌を合唱される演出も。合唱を聴いて「危ない、危ない」と泣きそうになっている北村は「合唱が大好き」だと明かすと、新田は「サプライズで来てるのに、サプライズされるって、何が起こってるんだ?」と困惑しつつ、「お時間をとっていただいてありがとうございます」と学生たちに感謝していた。

『サヨナラまでの30分』
2020年1月24日(金) 全国ロードショー
監督:萩原健太郎
脚本:大島里美
音楽プロデューサー:内澤崇仁(androp)
出演:新田真剣佑 北村匠海 久保田紗友 葉山奨之 上杉柊平 清原翔 牧瀬里穂 筒井道隆 松重豊
配給:アスミック・エース

【ストーリー】 メジャーデビューを目前に解散したバンド「ECHOLL」。1年後のある日、突然見知らぬ大学生・颯太(北村匠海)が現れ、メンバーのヤマケン(葉山奨之)、重田(上杉柊平)、森(清原翔)そしてカナ(久保田紗友)に再結成を迫る。実は颯太の中身は、1年前に死んだボーカルのアキ(新田真剣佑)だった。偶然拾ったアキのカセットテープを颯太が再生する30分だけ、2人は入れ替わり、1つの体を共有していく。人づきあいが苦手な颯太と、「俺にこじ開けられない扉はない」が口癖のポジティブなアキ。一人で音楽を作っていた颯太も、次第にアキや仲間と音楽を奏でる楽しさを知り打ち解けていくが、「ECHOLL」を去ったアキの恋人・カナだけは戻ってこない。カナに再び音楽を始めてもらうため、最高の1曲を作り上げようとする二人。一方カセットテープに異変がおき、アキと颯太の入れ替われる時間は短くなっていく。

©2020『サヨナラまでの30分』製作委員会