【全文掲載】山田裕貴、川村壱馬に思いを託す! 吉野北人、神尾楓珠は今も昔も「かわいい」

MC:ありがとうございます。本日、幼なじみチームの6名は、揃うのが撮影以来だと伺っておりますが。

川村:そうですね、撮影自体は一年前になるんですけど、この一年はすごく長かったようで短かったようで。正直、実感がなくて。すごく不思議な気持ちでいっぱいです。

MC:撮影中にあった裏話をお聞きしたいんですけど、どうでしょか?

矢野:どうしても言いたいことがあるんですけど、いいですか? オロチ兄弟とのシーンがあるんですけど、あの日は小沢仁志さんも撮影が一緒で、控室でこの3人(矢野、中務、小森)と、山田裕貴くんとでしゃべってたんですよ。そしたらまず、裕太が「マイクを付けに行く」って言って、その後に隼が「兄ちゃん帰ってこないな」って出ていって、裕貴くんは出番で呼ばれて、小沢さんと二人っきりになったんですよ。で、何を話いいかも分からないですし、二人が帰ってくるのを待ってたんですけど、一向に帰ってっこないんですよ(笑)。僕、ずっと二人っきりにさせられて…、「させられて」って言い方もアレなんですけど(笑)。何を話して良いか分からないから、助けを呼びに行ったんですけど、外にいないんですよ。そしたら勝手にロケバスで控えてて(笑)。

小森:そのー、何ていうんですかね。言い方次第ですけど空気から逃げたということになるんですかね。僕らも小沢仁志さんと初めてだったので。すごい緊張感があって、僕らも「どうしよう、どうしよう」ってなって。結構、4人での待機時間が長かったんですよね。そしたら、本当に裕太くんがマイクの調整で出ていったもんだから、僕としては心細くなりすぎちゃって(笑)。分かってるんですよ、裕太くんが何をしに行ってるか。「あれ、裕太くん戻ってこないなあ…」と独り言をかましながら外に出て逃げるという。あのときは本当に申し訳なかったです(笑)。

白洲:ちょっと待って(笑)。俺らの話をしようとしてるのに、小沢さんの話になっちゃったじゃん(笑)。まあ平和でしたよね。

山田:小沢さんはいい人だけどね。本当はね。

MC:はい、ありがとうございます。そして、山田さん、一ノ瀬さん。それから今はイギリスにいらっしゃるんですけど、鈴木(貴之)さんの三人が鬼邪高のとても重要な存在ですが、振り返っていかがですか?

山田:やっぱり四年前からやらせてもらっていて嬉しいですし、「クローズ」「WORST」とのコラボも嬉しかったですし。一ノ瀬ワタルくんと古谷役の鈴木貴之くんというのは、ここで出会って本当に仲良くなった人たちなので、出会いというものにも感謝だなと思いますね。大丈夫?

一ノ瀬:あ、本当にもちろん、新しい鬼邪高の新しい人達が来て、すごく素晴らしい鬼邪高校になると思うんですけど、俺の中でやってきたこの四年間の鬼邪高校というのは、山田裕貴くんと鈴木貴之くんで。その話を昨日、鈴木くんと電話で話していて。鈴木くんから手紙を受け取って来たんで、読ませていただきます。

「皆さん、こんにちは。鈴木貴之です。鬼邪高は定時のメンバーと全日のメンバーじゃなかったら、ここまで盛り上がっていなかったとおっしゃってくださる方がいますが、決してそんなことはありません。鬼邪高をシリーズの最初からずっと支えてくださっている皆さんの存在が、この「ハイロー」シリーズの中で鬼邪高の大きなうねりを作り上げたんだと思います。そしてHIROさんをはじめ、土台からしっかり支えてくださったスタッフの皆さんのおかげです。僕たちはこの作品を通じて、本当にいろいろな経験をさせていただきました。そしてなにより、かけがえのない仲間たちに出会うことができました。映画を観てファンのみなさんが思うことはそれぞれあると思いますが、僕の中では村山、関、古屋の3人はこれからずっと一緒です。鬼邪高生として、「ハイロー」メンバーの一員として、「HiGH&LOW」シリーズの礎になれたことをとてもうれしく思っています。皆様、これから「HiGH&LOW」シリーズ全体と、出演者それぞれの応援をよろしくお願いいたします。本当に、本当にありがとうございました。鬼邪高最強! 鈴木貴之」

山田:(一ノ瀬から渡された手紙を川村に手渡す)これをあげるよ。

川村:そんな、いいんですか?

前田:それは二人が持っとけば良いんじゃないの?

山田:(笑)。だって、託していかないといけないから。

川村:ありがとうございます。

MC:感動的なお手紙でした。ありがとうございました。