ブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルド原作 イザベル・コイシェ監督作『マイ・ブックショップ』2019年3月公開!

ブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドの小説を、『死ぬまでにしたい10のこと』のイザベル・コイシェ監督が映画化し、第32回ゴヤ賞で主要3冠に輝いた『THE BOOKSHOP』(原題)が、邦題『マイ・ブックショップ』として、2019年3月より公開されることが決定した。併せて、海外版ビジュアルがお披露目となった。

原作は、世界で最も権威ある文学賞の一つである英国ブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドが執筆した、ブッカー賞最終候補作「The Bookshop」。『死ぬまでにしたい10のこと』や『しあわせへのまわり道』を手掛けたイザベル・コイシェ監督が映画化した。

舞台は、1959年のイギリスの海岸地方の町。戦争で夫を亡くした女性フローレンスは、書店が1軒もなかった保守的な町で、夫との夢だった書店を開業しようとする。ある日、フローレンスは、40年以上も邸宅に引きこもり、ただ本を読むだけの毎日を過ごしていた老紳士と出会う。

主演は、『メリー・ポピンズ リターンズ』(2019年2月1日公開)に出演し、今後の活躍が大きく期待されるエミリー・モーティマー。フローレンスの味方になる変わり者の英国紳士には、『ラブ・アクチュアリー』の年老いたロックスター役で人気を博し、『マリーゴールド・ホテル』シリーズ、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のほか、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のデイヴィ・ジョーンズ役で知られ、世界中にファンを持つビル・ナイ。さらに、コイシェ監督作『しあわせへのまわり道』で素晴らしい演技を見せた名女優パトリシア・クラークソンが出演する。

物語のキーとなるのは、レイ・ブラッドベリの「華氏451度」やウラジミール・ナボコフの「ロリータ」といった文学史上の名作の数々。本作は、映画好きにも読書好きにも見逃せない一作となっている。

『マイ・ブックショップ』
2019年3月 シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
監督・脚本:イザベル・コイシェ
原作:ペネロピ・フィッツジェラルド「The Bookshop」(ハーパーコリンズ・ジャパン2月刊行予定)
出演:エミリー・モーティマー ビル・ナイ パトリシア・クラークソン
配給:ココロヲ・動かす・映画社 ◯

【ストーリー】 1959年、イギリスの海岸地方の町。戦争で夫を亡くした女性フローレンス(エミリー・モーティマー)は、書店が1軒もなかった町で、夫との夢だった書店を開業しようとする。だが女性の開業がまだ一般的ではなかった保守的な地方の町で、フローレンスの行動は住民たちに冷淡に迎えられる。ある日、彼女は、40年以上も邸宅に引きこもり、ただ本を読むだけの毎日を過ごしていた老紳士(ビル・ナイ)と出会う。フローレンスは、読書の情熱を共有するその老紳士に支えられ、書店を軌道に乗せるのだが、彼女をよく思わない地元の有力者夫人は書店をつぶそうと画策する。

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